楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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山吹が咲く

2018年04月21日 04時26分24秒 | 日記
山吹が咲く時期が来た。

いつも思い出すのが、太田道灌の鷹狩の途中雨に打たれて山家に蓑を借りに寄った話。

(七重にも八重にも咲く山吹)



山家にて生憎お貸しするような蓑がない。

案じた女が、山吹の花を一輪と、短冊一枚お盆にに乗せて太田道灌に差し出す。


(蓑を借りに来たのに山吹の花を一輪差し出すとは・・・・。)

道灌 腹を立てて、館に帰えって、部下に一部始終を話すと、

部下が言うには、「蓑がないから、実の成らない山吹を差し出したのです。

きっと短冊にあった歌は、


・七重八重 花は咲けども 山吹の
       実の(蓑)一つだに 無きぞ悲しき


であったことでしょう」と家来は言う。


このご婦人の素養に感じ入った道灌は、その後勉強にいそしんだと言う故事。

太田道灌の山吹の里(1)」

(七重にも八重にも咲く山吹2)




コメント (8)
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