楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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ホトケノザ その後 (散歩に出て思うこと 20)

2004年02月25日 09時11分00秒 | つれづれなるままに考えること
(ホトケノザ その後)
先日(2月12日付)ホトケノザで一文を載せた。
思わぬ沢山の方から反響があって、驚いた。
暖かい春を待ちわびる気持ちの現れであろうか?
あるいは、春の七草の一つ、ということで
故郷を思う気持ちが強かったのであろうか?
あるいはまた、子供の頃を想い描いて、
七草粥を思い出したからであろうか?

そんな反響の中に、二つ相反するご意見があった。
次の通りである。

1. ホトケノザは食べられないのですよね!
2. ホトケノザをお粥で食べました!!

この二つの対立した意見に「おや?」っと、疑問が湧いた。

二つのご意見は、
・どちらかが間違っているか、あるいは
・ 双方の言い分が正しいか、

どちらかである。

ひょっとしてボクの書いた内容に誤りがあったのか?
心配になってきた。
「ホトケノザ」については、植物図鑑で確かめたから、
間違っていないはず。

すると図鑑が間違っているのか? 

まさか?とは思ったものの、娘が中学時代に使用した、
学研発行の「野山の草花」という小冊子である。
図書館へ行って、別の植物図鑑を開く。
原因がすぐわかった。

春の七草のホトケノザは二通りあって、
お粥にして食用にする「ホトケノザ」は、
本名「タビラコ」(田平子)といい、
これが七草粥に使う「ホトケノザ」いう。

寒いせいか、地面に張り付いて葉を広げ、
葉はタンポポのようで、上にある葉が仏様の円座に
似ているところから「仏の座」になったという。
中央から茎が出て黄色い花が咲く、まもなく花と一緒に
よく見られる植物である。

なんでも確認しないで済ますことが出来ないボクは、
早速散歩中に「タビラコ」の「ホトケノザ」を探すことにした。

昨日、荒川河川敷を散歩して探した。
多分これと思われるが、花が咲いてみないと、確実とはいえない。
ずいぶん手間を取らせた「ホトケノザ」ではあった。

二つの相対立する、ご意見をお寄せいただいた方には、
問題を提起していただき有難うございました。

また一つ、勉強になりました。





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