楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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江戸手描友禅

2024年11月27日 11時55分44秒 | 日記
「江戸手描き友禅ー時代を彩る染と技ー」
と題して、
絹地に模様を描き、
染料で染め指しをしていく技法の友禅染、
その展覧会が、板橋区立郷土資料館で、
12月8日まで開催されている。

(江戸手描き友禅のチラシ)


そこにはさまざまな技法を用いて描かれた、
江戸手描友禅の訪問着や、屏風などが展示されていた。

(王朝の色どりーの振袖の)

(振袖ー源氏物語を表現した)

(屏風ー雪化粧の)

(風神雷神図そのⅠ)

(風神雷神図その2)


(積雪図の屏風)

枯れ木に積もる雪の図を丹念に描き上げた屏風。

見事な作品に胸打たれて、
古き昔を思い出した。

ボクの父と母は養子であった。
養子先が京染屋さんである。

名古屋市西区にその工場はあった。
正月になると、養子になった家に戻り、
親子と孫たちのボクたち兄弟姉妹が、
年に一度一緒に雑煮を頂く。

工場には染料の入った甕(かめ)が、
色とりどり7~8個ほど埋め込まれていた。
4歳ほどの子供であったボクが、
その甕の間を行き来して、
甕に落ちると危険なため叱られた思い出がある。

染めあがった反物を洗い張りするための、
下働きのお姉さんたちが10人ほど、
せっせと広い庭で働いているのを、
縁側の日向で眺めた記憶がある。



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (doradorapon)
2024-11-27 20:39:05
なんて美しいのでしょう
それぞれの絵描かれたアイテムも溜息ものですが これが手書きだと思うと日本の染め物凄いなって思います。
ずっと残していきたい日本の文化ですね?
返信する
Unknown (オオカワ)
2024-11-28 02:59:43
私も子供の頃見た光景を思い出しました。
長い反物を路地に出して、竹を張って干している場面です。友禅のどの工程なのかはわかりません。さらに鴨川での友禅流しは有名でした。現在は川が汚れるというので、無くなってしまいました。
返信する
ごらさん コメントありがとうございます。 (hidebach)
2024-11-28 17:13:03
お久しぶりですね。

元気を出して、お孫さんに慕われるお祖母ちゃんでいてください。
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おおかわさん コメントありがとうございます。 (hidebach)
2024-11-28 17:14:49
今はどんな処理をしているのでしょうね。
返信する
Unknown (オオカワ)
2024-11-28 19:21:21
京都には、友禅文化会館があり製作工程を見学することができます。昔見学した際、鴨川での友禅流しができなくなったので、大きなタンクに入れて糊を洗浄しているという説明があったと記憶しています。
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有難うございました。 (hidebach)
2024-11-29 11:24:57
>オオカワ さんへ
>京都には、友禅文化会館があり製作工程を見学することができます。昔見学した際、鴨川... への返信

有難うございました、納得です。
返信する
時代絵巻 (ウォーク更家)
2024-11-29 22:49:21
友禅染は京都、という固定観念があったので、繊細な江戸の手描友禅には驚きました。

積雪図の屏風、丹念に描き上げた風景には感動します。

振袖ー源氏物語、細かく繊細な時代絵巻は素敵です。
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