故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

面白がって

2015-05-08 04:21:43 | よもやま話
  こりゃ、どうじゃろかいな


面白がって、絵を描きました。
雪舟のねずみとはいかないようです。

濃淡だけの生活も楽しい気がします。
より、さらにと過激になっていくのでしょうか、
うすく、感じられない位うすくとなるのでしょうか。

色がない生活とは。
潤いがないのでしょうか。
滴をすするような感じでしょうか。

山に分け入り、緑の苔の一片から落つる一滴は、
陽に輝いて美しいものです。
魚眼レンズのように辺りの景色を、
一滴に凝縮させてしまいます。

さて何を書こうかから始まって、面白そうな写真を見つけ、
自分の中の印象が強いエッセンスを抜き取る作業を始めました。
何となく落ち着いてきました。そして、夢中になっていました。

岩を砕いた絵の具は、水で薄めると印象が変化します。
何色にも変化し、無限です。
コンピューターで再現する絵は、版画を刷った時の気分に近いのです。
原画とは、違う濃淡や色合いになるのです。
見た目には、やや黄色が強く出ます。

夜中に絵を描いて時を過ごす。
落ち着いたり、大変だったりします。

感性は、その人そのものです。
いろんなことが次から次に顕われてきて、字や絵にします。
ネパールでの震災後、
外国人のボランティアは子どもの心をケアするために、
子供達に絵を描くよう勧めていました。
とても良い試みだと思いました。
上手である必要はないのです。
夢中になって、浮かんでくるイメージを絵にします。
聞かれたら自分の心境を答えます。それがケアです。
外に出すことで、きっと平静になれるのでしょう。

11トン車が荷物を運んできました。
もう、一日が始まっているのです。

一滴 あくびと眠気 霧になる

2015年5月8日
コメント
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