忘れててごめんね。
この絵のタイトルです。
皆に似顔絵を配った時、僕のがない。
とっても悲しかったでしょう。
ごめんね。
すぐに描きました。そして間に合った。
慌てただけに描き直しが数度となくありました。
満足してもらえたでしょうか。
今日のタイトルは、「偏り」です。
こうだと決めたら、人の意見に耳は貸さなくなります。
馬でも、猫でもないけど念仏は届きません。
ちょっとだけ息を吸い込んだら、
耳の穴や脳の一部が解放されたかもしれません。
残念です。
でもきっと耳の奥にこだまして、ポチョンととどまっているかもしれません。
そう、真っ黒黒助のように。埃と一緒に現れるかもしれません。
私は、多くの金言に気づかないできました。
あの一言の意味が解っていれば、今頃はと思います。
でも届かなかった。心の扉は開かなかった。
Know-howは伝えない。
部分だけをかじっても上手くは行かないから。
あなたが、私たちのことを案じて提案してくれなくて結構です。
あなたが、あなた方の会社がこの業界で成し遂げて、
上手くいったことを話してください。
私たちが判断して決めます。
あるスーパーマーケットのPC(プロセスセンター)のプレゼンテーションを
する前に言われたことです。
だから、Know-howを話すことは意味をなさない。
困っていることに答えるだけでは、会社は救えない。
見えない何かに答える。
見えないことを、顕在化させる。
未来予測です。架空の話です。
真実は、予測の検証なのか。
現実の積み重ねなのか。
私は、地域おこしをする時にいつも思うことがあります。
ぶれずに、長い未来を予測できているか。
血みどろになって動けるか。
若い人につなげることができるのか。
リスクを他人任せ(人のせい)にしていないか。
今日のタイトルは、「偏り」です。
お前になにがわかる。
話を聞いた後に出る言葉です。
種明かしをしたとたん、なんだそうだったのか。
それで、終わりです。またすぐに忘れてしまう。
なんのために話すのか。
皆で知恵を絞るのか。
議事録が最初からできている「しゃんしゃん」の会議に出るようなものです。
偏りは、自分の中にもあります。
ああ、判ってもらえないな。失望感です。
それなら話さなければ良かったのに。
そうではありません。
真っ黒黒助が、飛んで行ったのです。
ポチョンがピチャンになるかもしれません。
ピチャンの次は、さざ波です。
心をゆさぶる怒涛ではありません。
後戻りはありません。
話してしまったから。
ゆらゆらと 水辺の小屋に 我忘れ
2017年2月15日