この方の似顔絵をやっと描くことができました。
描かせてくださいと頼んでも、いつも顔を隠されていました。
昔のようではありませんが、それなりの美しさです。
それでよいのでは。
嫌がっておられましたが、喜んでいただけました。
今日のタイトルは、「続けること(Part5)」です。
過去に、「続けること」のタイトルで、4回書いていました。
2015年4月6日投稿記事「続けること」が最初です。
重くても続けることの代表選手が仕事です。と書いています。
2016年5月29日投稿記事「続けること(Part2)」では、
毎日の足音がこやし。と書いています。
2016年8月22日投稿記事「続けること(Part3」では。
一人の満足のために続ける。と書いています。
2017年8月6日投稿記事「続けること(Part4)」では、
やりたいことがあったら、全てのことを同時にとりかかる。と書いています。
(ハイライトをクリックすると記事が読めます)
こうしてみると、実に続けることに苦しみ大切に考えているかが分かります。
中村雅俊さんは、デビュー曲「ふれあい」以降、
歌手生活を今(65歳)でも続けておられます。
松下幸之助の《失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで
続ければ、それは成功になる》という名言どおり、
どんなことでも乗り越えさえすれば失敗じゃない。そう思えば気が楽ですよね」と、
座右の銘にして頑張っておられます。
松下幸之助もいい時ばかりではなかった。
最近では、あのパナソニック(ナショナル)だって危うかった。
中村雅俊だって、今の若者の中には知らぬものも多くいることでしょう。
私は、辛くなると「続けること」を考えてしまいます。
苦しいと思うレンジが短くなっているのです。
書くことが無くても、空雑巾を絞り出すように、何とか書いています。
続けることとは、何なのか。
考えてみれば、失敗は日々あっても成功と思う瞬間は無いのじゃないだろうか。
続けることこそ、生きている証(あかし)じゃないだろうか。
ちゃんと生きたいと思い続けている。
心の張りであり、心の羅針盤なのではないだろうか。
続けることは、そんなに大変ではない。
少しずつしかやれないから、日々やるだけです。
まとめてやろうなんて、ますますできなくなりました。
続けることで健康になり、健康であるから続けられる。
健康とは、身体の具合だけじゃなく心の持ちようです。
這ってでも前に進む。坂本竜馬のように死ぬ時も前向き。
そんなに思い続けても、怠けます。
昨日上手くいったことが、今日はできない。
頭の中は、いつも成功のオンパレードでありながら、
実際の行動や思索は、お粗末です。
自分を甘やかさないために、続けているとも言えます。
自分がいかにダメな人間か知るために続けています。
これからも何度となく「続けること」で悩み続けるでしょう。
逃げないで正面から自分を問い直す機会にしたいと、覚悟しています。
宿命と 重い荷物を 蟻運ぶ
2017年9月12日