寒い朝、「これからぞ」(タイトル)と春を待つ。
春になり、「おはよ」(タイトル)と顔を出す。
今日のタイトルは、「インプット&アウトプット」です。
フキノトウを地域の方からいただきました。
フキノトウは独特の香りがあり、苦みもあります。
てんぷらが美味しい定番料理です。
パンに練りこんで試食しました。香りを発見するかのように楽しんでいただけました。
青唐辛子味噌を作った要領で、フキノトウ味噌に挑戦しました。
青唐辛子:味噌:砂糖:シソの葉=4:2:1:1で作っています。
フキノトウ:味噌:砂糖:豚バラ肉(しゃぶ用スライス)=12:2:1:1が美味しかった。
こんがりするまで豚肉を炒め、フキノトウを合わせて酒で蒸す。
味噌と砂糖を加え、フキノトウの緑が残っている程度で火を止める。完成です。
フキノトウをいただいた方に届けました。美味しいと夕方には連絡をいただきました。
みずみずしいフキノトウをいただくのがインプット、
美味しいものにして届けるのがアウトプットです。
売れ残りのパンを近所に配る。
近所から野菜をいただく。
カフェでいただいた野菜をお任せ料理として、地域の方に食べていただく。
有り余る野菜の量の時は、捌ける都会の友人に送る。
友人から珍味と高級菓子が届く。
カフェで、お茶うけにまた酒のつまみとして出す。
パンがインプットで野菜と料理と珍味がアウトプットです。
もらったなんて、正直に言わなくてよいと、お客さんに叱られます。
数々の刺激を受ける。良いことも悪いこともある。
悪いことは、憎しみとなり戦うことになる。
良いことは、そのまま感動として残り応援をする。
損得勘定のない生き方となる。
その生き方に共鳴感謝し、人々が集まる。
人々が集まるから、文化が生まれる。
数々の刺激がインプットです。
文化がアウトプットです。
こんな世の中が好きです。
インプットもアウトプットも惜しまず提供する。
アウトプット期待のインプットは存在しない世界となる。
インプットから必要以上のアウトプットを取らないし、
またインプットとして循環させる。
インプットが素材であり、アウトプットが加工品であるとしたら、
インプットの苺農家はさらに美味しいものを作ろうと努力をする。
美味しい苺をケーキにし、多くの人に届けるものが、苺ブランドを広めることになる。
菜畑で 花と蜂とが 蜜の縁
2020年3月9日