絵のタイトルは、「倉橋島より能美島を望む」です。
恩師に教えられた通り、空に斜めの光を描きました。
少しずつ工夫を重ねることが、新鮮で楽しくなる道です。
島で山火事があった。
この時期、畑の草や剪定した枝を焼くことが多い。
私は穴を掘って、つききりで焼き、土をかぶせて消火する。
風のない日を選び、煙が出なくなったことを確認して帰宅する。
今日のタイトルは、「剪定」です。
遠くから剪定対象の果樹を見る。
互いに触れ合うほど接近し、陽が当たらない葉と枝は取り除く。
できるだけ低くする。
今日の剪定は、柚子の老木である。
棘が7cmにもなる。
切った木は、必ず片づけることにしている。
棘が長靴を貫通するので、伸びた草に隠れて危険です。
切った枝を集めるときも軍手の指に刺さらぬよう、
火ばさみを使い籠に入れて運びます。
耕作放棄地(果樹も含む)の管理を任された。
どの果樹も一年目で大枝を落とし、二年目で整える。
すべての枝を落とすと、枯れてしまうことがある。
剪定された果樹は、切られた個所に糖分を送り再生しようとする。
涙を流す様にみえて、少々可哀そうである。
切った雑木を乾燥し、ガス、電気や灯油に代わる燃料にしたい。
枝を焼いたのち、とうしでふるい集めた炭を七輪で使います。
刈った草や落ち葉を集めれば、有機肥料ができる。
台所で出る生ごみもコンポストになる。
今年から、少しずつ堆肥を作ることにした。
有機物で出来たたい肥は、地力をあげ保水力を高める。
分かっていても、なかなかできません。
倒産する企業のうち、農業が一位であった。
次は服の卸業、三番目が建設の職種別事業(請負ではない)であった。
どれも、中間業者が複数ある職種です。
売価を自分で決められない職業ともいえる。
農業をやって、生活が豊かになったと実感するまで時間がかかります。
一生続けられるし、経験と工夫を重ねればだんだん面白くなります。
簡単ではないが、楽しい。
2024年1月13日
(あとがき)
毎日アップする記事は、インスタ映えしません。
面白いことが一つあればよいと書いています。
書くことは、自分にとってはストレスではありません。
日記ではない、人様に読んでいただく記事です。
今後とも、責任ある記事を書き続けたいと思います。
(筆者)