絵のタイトルは、「素(クールビューティー)」です。
ブギの女王・笠置シヅ子(佐古口早苗著)を読んでいる。
戦後間もないころ、帰還兵は闇市で、戦争孤児は靴磨き、戦争未亡人はパンパンを
やってしのいできた。
笠置シヅ子は、まっすぐな性格だった。
らくちょう(有楽町にGHQの本部があった)のお姉さんたちから支持された。
何故と思い、図書館に行きこの本を取り寄せていただいた。
今日のタイトルは、「素の自分」です。
寒くて、疲れて、どうしても楽なほうに足が向いてしまいます。
それでよいのですが、一方格好をつけたがる自分がいます。
以上でも以下でもなく、ありのままで生きたいと思います。
どうしてできないか。
自分は弱い。
でも認めたくない。
このジレンマです。
歳を重ねるごとに、ギャップが大きくなります。
朝起きられない、いつまでも妄想(後悔含む)に明け暮れます。
シミュレーションだけでは進まないと、すぐに起きだします。
できないゆえに、5分間で済む仕事(炊事、掃除、洗濯)を考えなしに続けます。
畑に行こうにも、道具を選んでトラックに積むことが億劫です。
なぜなら、畑しごとがきついからです。
夕ご飯で酔っぱらった後は、片づけが嫌です。
洗い水が冷たいからです。
ストレッチは、気持ちよいからできます。
筋トレは、腹筋がつらいから躊躇します。
5分だけ我慢と続けています。
ちょっとした努力でよいのです。
正しい方を向いてるだけで十分です。
何をためらっているのでしょう。
「素」でよいのです。
2024年1月19日
素とは、
ありのまま
なにも伴わないこと
(他の語の上に付けて)
軽蔑の意をこめて、ただの、みすぼらしい、などの意を表す語(素寒貧、素町人)
程度のはなはだしいことを示す語(素早い、素ばしこい)
(広辞苑より)