絵のタイトルは、「もうすぐおねえちゃん」です。
使いまわしではありません、新作です。
未来輝くであろう、とびきり若い人です。
かつて勤めたエンジニアリング会社で、
上司が査定基準を話された。
能力x時間=査定 であった。
私は、猛然と嚙みついた。
まずは、査定基準を飲んでいるときであれ、公表しないでほしい。
時間ファクターは不要と話した。
長く働けば、能力に関係なく査定が上がることになる。
査定能力(基準の見直し)を棚上げしているとしか思えなかった。
今日のタイトルは、「給料と能力」です。
スイス人の90%が海外に出ることを前提に、企業に就職する。
国内向けの仕事は、観光、銀行とインフラ維持の仕事が主要産業です。
国内で働くことは、よい給料を得られないが、観光に反映するなどの補助金(緑税など)は厚い。
日本にいたスイス人の給料は高かった。
しかし、日本の一般企業のエリートたちより高いとは言えなかった。
それでも、彼らは若くして良く働いた。
プライベートも大事にするように見えたが、頭の中はいつも仕事でいっぱいだったように見えた。
地方創生の仕事が時々出ているが、一般的に給料が低いのが気になります。
年収1000万円超で募集しているものもある。
かなり強気のオファー(雇用側)が出ていた。
何を言っているのだろう。
仕事内容から言って、とても妥当な給料です。
一部上場の一般企業では、普通の給料です。
地方創生の仕事は、難度の点で、母体が大きい一般企業よりはるかに難しい。
広範囲に観察・考察・試行をしなければならない大きなプロジェクトと同じレベルと言ってもよい。
エンジニアリング会社では、勝ち組だけが残ります。
かつて、沖縄のある社長に、事業の効率化、遊休地の再利用、商品開発、省エネ対策や技術伝承など
無理難題の解決策を求められたことがある。
私との付き合いを断ちたいがための無理難題であったと3年後に気づいた。
無理難題に、夢中で取り組みました。
おかげで、良い勉強になりました。
ほとんどの企業が、同じような問題を抱えていました。
一方、どんなに難しい仕事(事業継承、特産物の製造販売、新規開拓、リモートワークなど)でも、
給料より優先するモチベーションを持って働いている人がいる。
地方創生の会合や仕事に出てくるのは、移住者や都会からのU(I)ターン組が多い。
地方経済を一生懸命支えている若者は、あまり出てこない。
この人たちにスポットを当てて欲しい。
安い給料で、若くしていろんな役をこなし、次世代の子供たちをしっかり見守っている人たちのことである。
若いことは、希望があり未来がある。
地方にも、そんな光を見る若者が多くいます。
頑張れ。
2024年2月21日