故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

オンリーワン

2018-04-15 04:48:02 | プロジェクトエンジニアー

僕はこうなのというタイトルの絵です。
数年後にまたお会いしましょう。


今日のタイトルは、「オンリーワン」です。
俺でなくっても良かったんかい。
数合わせの仕事をさせられた時に思ったものです。

私は、横浜に住んでいました。
マッサージを受けるために上野まで行きました。
その店のある人だけに施術していただきました。
初めは痛い。終わる頃には痛気持ちよい。
店を出たあとは、羽が生えたような気分になりました。
長くは続かないことは解っていましたが、通いました。

この人しかいないと、一生懸命口説いて結婚します。
あれは何だったのと結婚後思うこともあるでしょう。
熱に浮かされたようなものですか。
そうではありません。
一瞬だけどもそう感じた真実が、その後も生きてきます。
やっぱりこの人で良かったと長い時を経て分かります。

十羽ひとからげの教育を受けたとしても、私は私です。
ずっと同じ先生とは限らない。
あなたは、あなた。
この世に一人しかいないあなたです。
だから気にすることはありません。
きっと、わかってくれる人がいます。

友達の父ちゃんとは違うけど、
個性と思えば我が父ちゃんが愛せるようになります。
どうして、こうゆっくりなん。でも笑えるな。

似顔絵を描くときは、常に「オンリーワン」を探します。
この人のオンリーワンはここじゃないかと探します。
描き上げたあと、少しだけ想いを綴ります。
私は、この人をこう見たと。
この人も周囲の人も気づかぬオンリーワンを知らせたい。
ないようでもあるものです。それが魅力です。

カフェに来られる多くの方々のオンリーワンに接します。
マニュアルトークとはいきません。
都度、その人に合わせたトークをします。
その人も体調や気分によって変化します。
その時もそれなりに察して話ぶりを変えていきます。
その人が発している何かを感じ、注目点の変化を見抜きます。
そうして生きてきました。
観察力が、自らを助け、それぞれの人の柔らかな笑顔を引き出してきました。

辛いことは、同じだよ。
嬉しいことは、オンリーワンです。

街さ出た お前はいつも うそばかり 

2018年4月15日
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