絵のタイトルは、「僕らは仲良し」です。
いがみあっても始まらない。
毎日至らないと、次の世代のことを想うこの頃です。
今日のタイトルは、「うまいこと言いのええことしい」です。
人を揶揄する広島弁です。
議員や公僕の皆さんを悪く言うつもりはありません。
上手に表現するなと、タイトルにしました。
広島弁をもっと勉強しなさいと妻に言われる。
昔から、妻は父親から聞かされてきたらしい。
「うまいこと言い」とは、「くちがうまい」ことを差すのかと感じる。
「ええことしい」とは、「ええかっこしい」とは少し違うような気もする。
関西で言う、「ええかっこしい」とは、
要領がよくて、全方位外交、偽善家で二枚舌を使う人のことをいう。
「ええこと」とは、人におおっぴらに言えないことのような気がする。
不正とはいかないまでも、自分だけが得をするようなことでしょうか。
つまり、議員さん。
選挙公約など、議員になった後はどこかにおいて来られる。
口だけで、何もしない教師のことを言うのでしょうか。
もっと言えば、頭でっかちで働かない人のことなのでしょうか。
周りから祭り上げられ、いつしか勘違いする人のことなのでしょうか。
この流れるような言い回しが、気にかかって、すっと落ちた後に気に入りました。
地方創生を思うとき、市役所がやることと言ったら、
成功例の代表者(第三者)の好モデルとして、プレゼンテーションのアレンジです。
地域の人の「こうだったらええんじゃが」は、けっして採用されません。
いつも、市役所はアレンジャーです。
講演後、聞いた人がアンケート形式で感想を残します。
良い話を聞いた。ここまでです。
この後のフォロー(どのように活かすか)がどうなったかは、聞いたことがありません。
つまり、市役所の人も地域の一員(当事者)であることが抜けています。
「片づけなさい」と母親が子供をしかる。
しかし、母親が仕切る台所はけっして片付いているとは言えない。
油を使った鍋の上に、使った食器が重ねられている。
よく見ると、洗い桶の底のほうに包丁があったりする。
毎日掃除をするのは、新たなごみを発見するためかなと思います。
かみさんは、箒で履いて、ところどころにごみのかたまりを作っていました。
箒が動くのを面白がって、飼い犬が突進します。
飼い犬がかたまりの上を滑って、集めたごみはまき散らされます。
そして、かみさんはまた集めていました。
傍で見ていた私は、いつまでもやってろと思い、言いませんでした。
こう思うと、
「うまいこといいのええことしい」は自分の中にあるのじゃないかと反省する。
他人を悪くいうのに、一ひねり加えただけです。
どの人も、いつでも、そんなもの。
2024年10月24日
「上手いこと言い」とは
直前の発言や物事に対して、ひねりが利いていて納得感のあるような意見・発言をすること。
(実用日本語表現辞典より)
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