故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

「こうでなかったら」を検証

2025-02-26 06:26:29 | よもやま話

絵のタイトルは、「夢は夜開く」です。
へたくそな絵です。
きっと、ナスが花を開く風情を描きたかったのでしょう。
赤子がすやすやと寝ている。
私たちも寝ている。
どちらも、懸命に生きようと息をしている。


夢の多くは、組み合わせの妙です。
年代を超えた、会うはずもない人々が夢に現れる。
あってはならない事故のようなハプニングの夢です。
今日のタイトルは、「「こうでなかったら」を検証」します。

多くの人々と会い交流する。
出会いと別れの連続です。
時期が熟し、ある人と人生を共に歩き始める。
決断ができなかった。
会うのが早すぎた、そして遅すぎた。
別れであり、道ならぬ恋です。
結婚もゴールではなかった。

大学に受からなかったら働いていたと、一発勝負の国立大受験に成功した。
この人に会わなかったら、人生が変わっていたかもしれない。
これは、今の人生を肯定する人々の想いかもしれません。

これしかなかった。
詐欺に遭い借金をする。
借金を返すために、しゃにむに働いた。
普通プラスオンのため努力をするうちに、20年が過ぎていた。
早く楽になりたいと、ギャンブルに手を出した。
人をだます側にいつしか舵を切っていた。
そして、さらに20年が過ぎた。
これが、普通の暮らしとなった。
なんのために生きて来た。
後悔ばかりの人生です。

「こうでなかったら」のもう一つの人生を生きることはできません。
もう一つの人生は、夢が多い幸せがいっぱいの妄想で作るでっち上げでしょう。
多かれ少なかれ、騙しだまされ生きている。
ある時は、自分にさえ嘘をつく。
押さえられない想いの自分と向き合ってきた結果が今です。
仮定の話(もう一つの人生)はバラ色だが透明と思うしかない。

色がある熱がある今を大切に生きたい。
だって、生かされている。
仮想の世界(もう一つの人生)に憧れることはやめて、
自分ができることを、楚々とやるしかありません。
(大谷語録みたいです)
ちいさな幸せを感じることから始めましょう。
今からでも遅くない。
未来は、自分で作れるはずです。

2025年2月26日
(あとがき)
爺っちゃんの世迷言です。
やらかしたことは、今はもう笑い話です。
30代までは、金を追うな。
自分のやりたいことをやってみろ。
40代になったら、これしかないと頑張った。
肯定も否定もしない。
これしかなかった。
(筆者)
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