「歌気持ちいい」とういうタイトルでした。
自由な感じです。
ブログを書き始めて、4年目になります。
元々文章を書くのが好きでした。
日々感じることを綴ってきました。
昨年の元旦の記事と一昨年の記事を読み比べてみました。
一昨年の頃は、フルタイムで働いており一生懸命でした。
昨年は、失業中でした。そして今年は、またフルタイムで働き始めています。
この頃、「頑張ります」と書くのが、少々億劫になっていました。
今日のタイトルは、「現役ばりばりの頃」です。
働いているときと言うのは、どういう訳か、至近距離でものごとを見ているようです。
若いとか、歳をとっているとかではないように思います。
昨年は、失業中をせっかくの機会ととらえていました。
働いているときは出来なかったことが、いっぱい溜まっていました。
一つずつ気になっていることを、今こそ片付けておこうとしました。
今年は、働いていますが自由度は格段に違うように思います。
自由に発想し、やりたいことをやることが、こんなに忙しいとは思いませんでした。
働いているときは、なんとなくゴールがあったように思います。
今は、ゴールが見えません。
現役の頃は、プロジェクトに関わる仕事をしていたせいでしょうか。区切りがあった。
「何々しなきゃ」と、「現役ばりばりの頃」は、思っていました。
毎日がそうでした。今でも、「何々しなきゃ」とは思います。
プラス「できなくても仕方がないよね」とも考えるようになりました。
「現役ばりばりの頃」にこんな風に考えられていたら、
もう少し視野も広がり、仕事を楽しめたかもしれません。
そんな単純でないことは解っています。
要は、自分のことしか考えていなかった。
故に視野が狭かったと考える方が妥当でしょう。
今もフルタイムです。日々の気持ちや考えることは、大きく違います。
気候一つをとっても、「寒い」、「雨が降る」に対する感覚が変わってきています。
自然に近い生活をしていることもあるでしょう。
考えることが、自分中心ではなくなってきました。
ご飯を食べるとは、自分のお腹が空いているか満ちているかのことでした。
今は、切実に自分以外の「食」についても考えています。
一緒に生活している人が、生きるか死ぬかまで。
大げさな言い方になってしまいました。
きざな言い方ですが、「やってやる」から「させていただきます」にシフトしたような
感覚です。
「させていただきます」と考えるほうが、思考の広がりに自由度が増すようです。
「やってやる」は、ゴールがある。
「させていただきます」には、ゴールがないのです。
漠然とこんなことかなというゴールに近いものはあります。
しかし、ゴールが都度遠のいていくような感覚です。
つまり、きりがない。
きりがないから、「これでもか」と納得できないまま続けることになります。
一方、では仕方がない。と方向転換するのも早くなりました。
「させていただく」には、義理が付きまとわない。できなくても誰も怒りません。
「やってやる」には、義務感がある。
今日のタイトルは、「現役ばりばりの頃」でした。
向こう見ずで、エネルギッシュでした。猪突猛進。
今は、ゆらゆら、ひらひらです。
どちらが良いとも言えないでしょう。どちらも一緒とはいかなかった。
「現役ばりばりの頃」は、懐かしいけど戻れない。
あんな自由度のない頃に、戻りたくもありません。
判ったような、解らぬような。
それでもよいのじゃない。だけが残りました。
じゃんけんで 行く道決める わけがない
2017年1月4日
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