故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

根を張る

2018-04-10 07:59:17 | よもやま話

柏の葉です。
タイトルは、何を包もうか。
お餅ですか。おにぎりですか。
柏の葉を見て、何かを包もうという気持ちになりました。


しばらく書けませんでした。
原因は、マスターズです。
一日8時間のLIVE放送は嬉しいことでしたが、とにかく眠かった。

今日のタイトルは、「根を張る」です。
やらなければならないことがありました。
畑をうねる(耕す)。
畑を日陰にする大木を伐る。
枝が伸び放題の梅の木を切る。
義兄のこと。
横浜の家のこと。
カフェのこと。

友人が、トラクターで半日耕してくれました。
草がなくなり、土がふかふかになりました。
お礼は、めったに売れない酒屋で買う芋焼酎です。
売れない酒屋の埃をかぶった焼酎は、間違いなく古酒になっています。

桑の大木は、自分でチェーンソーを使って伐りました。
金物屋でチェーンソーの刃研ぎの仕方を教わりました。
梅の木はというと、
ゴルフ場のグリーンキーパーをされてた方が、
「俺に切らせろ」と木に昇り枝打ちをしてくれました。
私は下で、落とした枝を片付けるだけでした。

この辺りでは、部落総出で農道の整備をします。
春とは言っても、4月の5時は-1℃でした。
耕作放棄地の畑を縫っていく、農道に砂利を撒くのが仕事です。

妻がやるパン教室に、地域のお母さんたちが来られます。
さすがに手際が良い。次から次に美味しそうなパンが焼きあがりました。
家族が待つ自宅に、ほかほかのパンを持って帰られました。
カフェでやっている編物教室にも、お母さんたちが通って来られます。
妻も加わり、いつ仕上がるのかしらと楽しそうです。
子供達の勧めでガスを止めた、92歳のおばあちゃんが来られました。
何か食わしてもらえるんだろうか。
いつでもいいですよ。あるもので何か作ります。
背筋をしゃんと伸ばして、嬉しそうに帰られました。

ゴルフシーズン到来で、打ち上げはカフェと、一か月も前から予約してくれます。
商工会の女性部が使ってくれます。こちらは舌が肥えていて手ごわいのです。

気づいたら、根を張っていました。
自分にしかできないことをやり続けています。
今年が3年目(最終年)の地域おこしの仕事です。
カフェはこのあとどうするのか、私達はいなくなってしまうのか。
地域の方々が心配されています。

地域に根を張りながら、自宅のある横浜のことが気にかかります。
息子が家を継いでくれる。修繕の仕方を教えなければなりません。
一家を張る心構えも伝えなければなりません。
義兄の家も片付けなければなりません。
息子が手伝ってくれると言っています。

根を張る。
浮き草人生の私にできること。
いっぱい経験させてもらいました。
経験の全てが生きる、残りの人生です。
きっと幸せなことです。
人との関わり合いの中から生まれる様々な人間模様が薬です。
時には苦いこともありました。
好きなように生きてよいのです。
今までにない解放感です。
それだけきつい。

種植えて 芽が出て次も 待ったなし 

2018年4月10日
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満足

2018-04-05 07:08:24 | よもやま話

無言で語るおんな。
たぶん、不満です。
何かに怒っているようです。


今日のタイトルは、「満足」です。
世に不満は、数限りなくある。
不満とは。
心に満たないこと。満足しないこと。
(広辞苑より)
では、満足とは、
十分なこと。完全なこと。
望みが満ち足りて不平のないこと。
(数)方程式の未知数に適当なある値を代入した時、等式が成立すれば、
この値は、方程式を満足する。
(広辞苑より)

不満から入るのか、満足から考察するのか迷います。
お腹が空いて、何か食べると満足する。
美味しいとさらに良い。
満足とは、こんな単純なものです。

しかし、満足は一瞬にして過ぎ去ってしまう。
食べたものの支払いは誰がする。
汚した鍋や食器を洗わなければなりません。

こうして、瞬間の満足を追っていくと、
どうしても次にくる不満に向き合わなければならない。

病気をしないで生きている。
話す相手がいる。帰る場所がある。
明日も生きる予定ができている。
やろうとすれば、ほとんどのことが出来る。
これは、きっと満足な状態でしょう。

できないことはあきらめる。
次から次にあきらめる。
良いことだけを拾い集める。
手に余るほどです。
できることが、こんなにもある。
気づくかな。と問いかける。
100%なんて初めから追っかけない。
1%ずつでも積み上げる。
いつしか、思わぬ結果が出て、100%を越していたことに気づく。
望んでいた100%の小さいことに気づく。

こうして、上手に生きてきました。
満足も考えない。
不満も言わない。
こうだったら良いかなと、小さな夢を持つ。
出来たことを喜び、また積み重ねる。

小さな不満を大きくしない。
大きな満足を追い求めない。
出来ることをひたすら続ける。
毎日続ける。
昨日できたことは忘れる。
今日できるかなと挑戦する。

笑わすか それより先に 笑おかな

2018年4月5日
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ぐっすり眠る

2018-04-04 04:46:56 | よもやま話

屋根付きベランダで作るトマトが美味しい。
これは新発見でした。水をやらなければ、どこまでも甘いトマトができます。
ちゃんと、できたがなというタイトルです。
心配したけど、なんとなくできました。


今日のタイトルは、「ぐっすり眠る」です。
疲れたあと、飲んだ後は、至福の時です。
何にも考えないで、眠る。
飲んだら眠る。
と決めています。

だからこそ、飲むのが嬉しい。
ちょっと飲み過ぎたら、蛇口の水で少しだけ冷まし眠る。

疲れないから眠れない。
眠れないから疲れる。
病気になると、こんなことが続きます。
何時になったら動けるのと、ひたすら待つことになります。
待って、よいことがあるのなら、待ちます。
あとは考えない方がよい。
ちょろちょろでもよい。
眠れるのだから。

銀座のタクトで現れるはずの女性(ひと)を待ちました。
靴音が近づいてきました。
当然笑顔です。
通り過ぎました。
こんな感じです。

できるかな 一筆すすみ できるとも

2018年4月4日
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ケアマネージャー

2018-04-02 08:12:13 | よもやま話

「おはよ」というタイトルの絵です。
今日から、新年度が始まります。
何も変わりはしないけど、おはよです。


今日のタイトルは、「ケアマネージャー」です。
義兄のお世話に加わるようになった8年前のこと。
食制限がうまくいかない義兄は、食べたいものを食べてパンパンの身体になり、
体重を下げるために一時的な入退院を繰り返していました。
施設に入ってもらうか、自宅からの通院で治療を続けるか話し合いが持たれました。
出席者は、病院の婦長、ケアマネージャー、ヘルパー会社の副社長、市役所の福祉課の担当、
本人と私の6人でした。
前者の婦長、ケアマネ、ヘルパーは面倒見切れないと施設に入ることを勧めました。
何とか通院でが、本人の強い希望でした。
3対3の平行線の打ち合わせに終止符を打ったのが、病院長の一言でした。
「4Kgや5Kgは、抜いてやる」でした。
義兄の病気は、真正の糖尿病でした。1週間に3回血液から水分を抜いてくれる。
条件は、金の管理を私がやることでした。
お腹空かしの義兄は、お金があると食べてしまうどうしようもない人でした。
皆で話してヘルパーの回数を10回/週にしてくれました。
食事が作れない義兄のための食事制限ができるようになりました。
1週間分の食材を毎週届け、支払の金を封筒におつりが出ないようにぴったり入れる。
支払うべきお金で、義兄は何度も食べてしまいました。
そして、入退院を繰り返しました。

義兄の借金を返すのに3年かかり、ほとんどの支払いを銀行手続きにし、
現金支払は、直接私から送金する。これができるようになったのがやっと3年前。
上物の家の相続をしないと、地主と新たな契約ができない。
司法書士を地主に紹介してもらい、相続の手続きをしてもらい、
新たな契約ができた。そのお金も払うのは私でした。
生活費が不足するのも私がカバーする。

2人めのケアマネは、婦長と結託して何度も施設に送りこもうとしました。
ケアマネを元の方に戻していただきました。
元の方は、それからとてもよくしてくれました。
義兄のことで困ったことがあると、何度も相談しました。
8年の間に、救急車で搬送されたのが3度。
今度だけは、自宅に帰ることができなくなりました。
とうとう、透析のある施設に入ることになりました。

彼の兄弟は、数人いますが、8年間近づいてきませんでした。
まったなしの命に向き合った8年間です。これからも続きます。
常にケアマネが励ましてくれ助けてくれました。
この人がいなければ、とうに終わっている命でした。
そんなことがあるのです。
菩提寺の墓のことが気になりますが、私にはどうすることもできません。
帰られなくなった家のこともあります。
司法書士に「法定後見人」になることを勧められました。
そうすることにしました。
手続きはめんどうです。8年間の金の出入りも証明しなければなりません。
私は、金銭出納簿をつけていました。何かの時のために領収書も残していました。

まだまだこれからです。

死ぬまでの 長い道のり 皆助く

2018年4月2日
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イメージ

2018-04-01 09:30:49 | よもやま話

本当はこうなのよ、おわかりというタイトルの絵です。
私からの応援メッセージです。


きょうのタイトルは、「イメージ」です。
イメージとは、
心の中に思い浮かべる像。全体的な印象。
姿。形象。映像。
(広辞苑より)

見た目で、損をする得をする。
そんな風なことを言われます。
見た目が良ければ、苦労しなくてもいけます。
見た目が悪ければ、そうではないと払しょくするために努力をする。
見た目以外で頑張る。
顔だけでなく、身長、体重、髪など数え上げたらきりがないほど気になります。

見た目を気にしなければ、本人にとって何でもないことです。
本人は気にしなくても、他人が見た目でその人のイメージを作ってしまう。
真剣に事に当たる時、どうしても素が出てしまう。
これは許してほしいが、そうはいかない。
やはりということになる。
でも次がある。
問題は、次の行動です。
貫くことです。
こう思われているなと気づいても変えない。
俺はこうなんだと。

絵手紙を描いていて、色を落とした瞬間違うなと思います。
でも、色を変えない。濃淡をつけてその色を仕上げます。
そして次の色にかかります。

俺はこうなんだが、その人らしさとしてイメージになります。
そうなんだけど、次の行動で意外と優しいじゃんとなります。
イメージは定着しない。
知れば知るほどイメージの幅が出てくると良い。
逆に萎んでしまうと、もういいかなとなります。
見た目は、親から譲り受けたものです。
笑顔を大事にして、表情を作るのは自分の責任です。
そのイメージが心に刺さります。
記憶となります。

幼子の 泣くも笑うも すべてよし

2018年4月1日
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