<発達障害(ADHD)>
<注意制御>
- 選択的注意とは、妨害刺激を無視し(抑制し)、標的刺激に注意を向ける(探す)こと
- 環境内の目立つ刺激、面白そうな刺激など横道にそれずに、頭の中の(表象された)目標(目的)に向けた行動を行うこと
- トップダウンとボトムアップの相互作用として実現している
- トップダウン…目標(目的)に基づく制御(目標志向)
- ボトムアップ…環境内の顕著な刺激に引きつけられる(刺激駆動)
- トップダウン…意図、意志、心的努力
- ボトムアップ…努力不要
※ ADHD児の注意転導性とは、トップダウンの不足をボトムアップで補っている(円環的関係)現象