小説も好きだが,漫画も嫌いではない。
週刊や月刊の連載誌を買うことはないが,単行本は2,3集めている。
単行本を揃えていた二ノ宮知子さんの「のだめカンタービレ」,尾瀬あきらさんの「蔵人」がそれぞれ昨年に最終刊となり,楽しみが無くなってしまったので,新しくよむものを物色。
とりあえず1つ。
別にマイナーなものではなく,すでにそれなりに有名な漫画ですが,「もやしもん」を新・古取り混ぜ集めてみました。
「某農業大学で菌が肉眼で見えるという主人公があまり活躍しない」という,これだけ聞くとあまりよむ気をそそらない内容なのですが,ハマってしまいました。
作者が人ではなく菌が主役というだけあって,内容は極めてマニアックですが,酒類をはじめ,様々な発酵食品にまつわる蘊蓄と個性的なキャラクターが織りなす世界は,実に私好み。
まったりとした大学(研究室)での出来事を描いているのですが,ちゃんと盛り上がりどころはあって,フランスでのワインにまつわるエピソードを描いた6巻とビール(地ビール)に焦点を当てた8巻は秀逸です。
発酵食品の本丸「日本酒」をフィーチャーした話は,これからだと思うので楽しみです。
→ 石川雅之『もやしもん』講談社
週刊や月刊の連載誌を買うことはないが,単行本は2,3集めている。
単行本を揃えていた二ノ宮知子さんの「のだめカンタービレ」,尾瀬あきらさんの「蔵人」がそれぞれ昨年に最終刊となり,楽しみが無くなってしまったので,新しくよむものを物色。
とりあえず1つ。
別にマイナーなものではなく,すでにそれなりに有名な漫画ですが,「もやしもん」を新・古取り混ぜ集めてみました。
「某農業大学で菌が肉眼で見えるという主人公があまり活躍しない」という,これだけ聞くとあまりよむ気をそそらない内容なのですが,ハマってしまいました。
作者が人ではなく菌が主役というだけあって,内容は極めてマニアックですが,酒類をはじめ,様々な発酵食品にまつわる蘊蓄と個性的なキャラクターが織りなす世界は,実に私好み。
まったりとした大学(研究室)での出来事を描いているのですが,ちゃんと盛り上がりどころはあって,フランスでのワインにまつわるエピソードを描いた6巻とビール(地ビール)に焦点を当てた8巻は秀逸です。
発酵食品の本丸「日本酒」をフィーチャーした話は,これからだと思うので楽しみです。
→ 石川雅之『もやしもん』講談社
石灰質の土壌も結構多いからうまいWineができる要素はあるんだよな、日本も。
西海岸は一大地域ですもんね・・。
日本酒だけではなく,ワインにもハマリかけたのですが,日本でかつ手軽にはまることは難しいと結論付けました。
とりあえず,日本にあるプライベートワイナリーとワインではなく葡萄酒(一升瓶ワイン)には,ちょっと注目しています。
まだ、この地域だけで160箇所ぐらいあるけど、Openしているところは、あと半分ぐらいかなー。
記事の通り,6巻を読むとワイナリー(ドメーヌやシャトー)を訪ね,ワインを飲みたくなり,8巻を読むと地ビールで乾杯がしたくなります。
土壌,地形,気候,風土,歴史などの葡萄畑の個性のことを指す,Terroir(テロワール)というフランス語を初めて知ったのですが,私が専門としているlandscapeに非常に近い概念で,かつフランスの農村が何もより一番大事にしているものだと聞いた時,ちょっと感動しました。
その地域の人々の営み・思いなどを含めたテロワールの結晶がその地域で出来るワインだという訳です。