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*2021年3月28日撮影
3月ももう終わりです。
なんだか曇りの日が多いのですが、ときに日がさすと思いの外暖かくて、春を実感します。
東京は桜が満開のようですが、こちらは梅がほんの咲き始め。
地面に張り付いている草花も少しづつ花を咲かせています。
よく見ていないと気がつかない程度に、虫たちも姿を見せ始めました。
今日の写真はナミホシヒラタアブです。オオイヌノフグリの花の周りを飛び回っていました。
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*2021年3月28日撮影
ナミホシヒラタアブは成虫で越冬するので、春の早くから姿をみせます。
成虫は花の蜜を吸って生きることから、ハナアブと呼ばれる昆虫の中の一種です。
アブという名がついていますが、いわゆるアブとは別種の昆虫で、人を刺したりはしません。
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2021年3月28日撮影
ナミホシヒラタアブの幼虫はアブラムシを食べて育つのだそうです。
成虫は花の蜜を吸うことで、花粉を運び受粉させることに役立っています。
というわけで、ナミホシヒラタアブは、益虫の部類に入るようです。
ヒラタアブ類は、みなそうなのではないかとも思いますが。
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