ひで爺の囲炉裏ブログ

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鵠沼インラインミニフェスタに向けての特集・その4

2012年08月19日 12時10分17秒 | インラインスケートコラム
鵠沼インラインスケートミニフェスティバル2012に向けての特集のその4。

鵠沼インラインミニフェスタに向けての特集・その1
鵠沼インラインミニフェスタに向けての特集・その2
鵠沼インラインミニフェスタに向けての特集・その3

いつの間にかタイトル変わってますが気にしない(笑)

さて、引き続きスラローム部門のお話です。
パイロンの個数は15個ですが制限時間は30秒です。
パイロン15個通過に30秒もかかることはまずありません。
では、制限時間30秒って何の為?

答えは”戻り”です。
人によっては『時間あるからもう一本』的な使い方をすることもあります。(再進入)
スタート地点から反対側まで行って、反対側からもう1回パイロンに進入しなおせば制限時間内に2回入ったことになり通過可能なパイロン数は一気に30個となります。
戻り技を使用し1回のパイロン進入で戻るルーチン(技の構成)を往復ルーチンと呼びます。

これにはメリットとデメリットがあります。


・メリット
トリック数を増やせるので構成点を増やしやすくなる
長い演技が出来る
魅せ場が増える

・デメリット
パイロンキックなどのミスの危険性が増す
魅せ場がどこかわかり難くなる


特に後半になればなるほど体力的に辛くなり、ミスを起こしやすくなるのでミスからくる減点が怖いですね。
ミスは構成に無理があったりすれば構成からの減点、それ以外は「その動作を行うのに」技術が足りないということで技術から減点されます。
とにかく高得点を目指すのであれば、戻った後にパイロンを絶対蹴らないぐらいの考えでないと結果的にせっかく戻っても戻らなくても同じ点数、もしくは戻った方が悪いこともありえます。

逆に技術はあるのに15個だけで終了、となると構成点があまり高くできないことがあります。
実力を出し切れないルーチンということですね。(各クラス毎に基準は異なります)
構成点には難易度も設定されているのでルーチンの総合的な難易度という意味では戻るメリットは高くなります。


審査していて、「戻らないでくれー」なんて思うことも多々あります。
これは、そのスケーターの安定感(技術力)では戻ってもミス率高くリスクが大きいから結果的に無駄になるかもしかしたら減点になる、からなんです。
逆に「そこで戻って!もう1回入って!」なんて思う場合もあります。
そのスケーターの技術なら戻るリスクよりも加点されるメリットの方が高いからなんですが。

このように高い点数をとる目的であれば、自分の力量を判断することは非常に重要になります。
とは言っても、点数とる為にスケートをやっているわけではないでしょうから今回の記事はこういうこともありますよー程度で(笑)


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