2003年 ＳＡＬＯＭＯＮカタログ その1

インラインスケートの過去の資料を読み解くインラインスケート温故知新のコーナー。
今回は2003年のＳＡＬＯＭＯＮのカタログを紹介します。
こちらは知人よりいただいた資料ではなくひで爺所有のカタログになります。
この年からＳＡＬＯＭＯＮと契約しまして私にとっては記念すべき年になりました。

紹介するのは3つ折のカタログで両面印刷ものでした。
Ａ４サイズのものも存在したはずですが手元にはコレしか残っていませんでした。


今回はブーツのページの詳細。
ココから先はカタログの文書になります。誤字脱字もなるべくそのまま掲載します。
カタログの右側の表部分も各モデルの説明として掲載します。（あまりにも内容が濃いのと手間な為Ｄｅｅｍａｘ2で挫折。すみません。。。）
赤文字はひで爺のコメントです。


Ｄｅｅｍａｘ2
The first custom freeskating tool
細かいターン性に優れ、尚且つ早いスピードが出せる。
街で滑走する為に開発されたが、最高水準のトリックスラロームにも使用する事が可能である。
UFS-Frameにより４種類の滑りを楽しむ事が可能である。
size:23.0/24.0/24.5/25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/29.0/30.0
price:OPEN PRICE

＜表より掲載＞
Advanced fit technology
Dynamic fit
Ventilation:FSK airvent
Liner:Customfit
Lacing system:Quick lace
Heel holding:45°reinforced strap
Link:FSK link
Energyzer:Reactive energyzer
Absorber system:Dual shock absorber

Advanced chassis technology
Reactive
Frame:UFS FSK237/247 EA
DR:
Wheels:Front:SalomonFSK76mm/83A rounded profile
Rear SalomonFSK80mm/83A eliptic profile
Bearings:Abec5
Axles:8mm speed axles(steel)
Riding system:
Brake:in the box

※ハイローフレームは前の２輪が小さく後ろの２輪が大きい仕様。
後ろ２輪が大きい為、スピード重視で前２輪が小さい為旋回性能も優れている。
前向き滑走に秀でているので後ろ向き滑走ではやや使い心地が異なる。
最高水準のトリックスラロームと書かれているが最高を目指す人の多くはフレーム交換していたりする。
ＵＦＳフレームを採用している為、対応フレームに交換が容易に可能。
それまでのインラインスケートはフレームを止めるネジの間隔がモデルによっても違う上に、さらにサイズによっても異なるのでフレーム交換は容易ではなかった。
また、ＦＳＫシリーズのフレームはアルミフレームなのに比較的安価であった。
320ｍｍフレームというのもあり、一部ではかなりの人気があったようだ。

インナーに特徴があり、アキレス腱部分に出っ張りがあって、足型が合う人にはしっかりとしたサポートがあり好評だった。
2002年のCrossmaxとはインナーの形状が違っていたようだ。
詳しくはココでレポート書いてます。

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Deflector2
フラットＷｈｅｅｌｓを使用している為、低重心の安定感を重視したモデルである。
つまり初心者向きのモデルである。
また、自己のレベルアップを楽しみたい方はUFS-Frame交換して楽しむ事が可能。
M size:25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/29.0/30.0
price:OPEN PRICE

※ＳＡＬＯＭＯＮから発売されたＦＳＫシリーズの入門機。
Ｄｅｅｍａｘ2のインナーが特徴的であった為に足が合わない人にとってはこっちを好んで使っていた。
フレームはＵＦＳ共通なので対応フレームに交換が容易。
入門機でもある為、そのままのフレームで滑る人も多かった。
個人的にはコストパフォーマンスに優れた名機だった。
ＳＡＬＯＭＯＮ独自のシューレース機構がある為、足首部分のベルトがあまり意味をなさず、足首部分の稼動に邪だったので個人的に外して使っていたが同じ使い方の人も少なくなかった。
また、カカトの部分のリベットを外すと足首の稼動がし易くなると外す人もいた。


W size:23.0/24.0/24.5

※今まではＦＳＫシリーズにレディースモデルは無かったがこのモデルからレディースモデルが登場。
とは言ってもサイズで分けてあるので24.5ｃｍ以下は強制的にレディースモデルである。
白いＦＳＫフレームはこのモデル専用で別売りはされておらず、レアなフレームだった。
詳しくはココでレポートしています。

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ST Vinny Minton
The Vinny Minton pro model
Salomon Pro teamのVinny Mintonのシグネチャ・モデルである。
リアルストリートに対応できるセミソフトブーツであるが、大会にも十分に使用できるモデルである。
服に合わせやすいカラーリング。
UFS-Frameを装備しＣｕｆｆも交換できるようになりました。
size:23.0/24.0/24.5/25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/29.0/30.0
price:OPEN PRICE

※当時かなりの人気があったアグレッシブモデル。
ＳＴ80とは異なりセミハードブーツを好む人に受けたようだ。
特にバートには最適！などと良く話しを聞いた。
もちろん賛否両論あり、この頃はかなり熱かった。
フレームはウィールを前後にずらすことも可能。

アグレッシブだけではなくスラロームでも愛用する人がいた。
ＵＦＳフレームなのでＦＳＫシリーズのフレームが装着できたのでフレーム交換をして街乗り仕様やスラローム仕様にする人もいた。
ＦＳＫシリーズよりもインナーが分厚くしっかりしていて、剛性も高く頑丈、というのがアグレッシブ以外にこのブーツを愛用する人の意見だったようだ。
外観で選んだ人も多かったと聞く。

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ST80
The orijinal
スタイルから入るスケーターは実際にトリックが期待できない。
基本をいつも感じているスケーターであれば必ず購入すべきモデルである。
ハードブーツなので、スピード性はPro-modelより高い。
低価格帯商品であるがSalomon社STREETの原点の意思を受け継いでリメイクした。
UFS-FrameとCuffは交換可能である。
size:23.0/24.0/24.5/25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/29.0/30.0
price:OPEN PRICE

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Zoom Elite
Kid's first high performance skate
レバー式サイズ調節機能が登場。
時間が掛かったサイズ調節も短時間で可能となる。
親は子供に本物のSkateを与えましょう。
良い商品はレベルアップを促します。
size:19-21、21-24
price:OPEN PRICE


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