言い訳は続くよどこまでも～

本業のお仕事の話です。

先日の記事の続きです。
簡易炉を導入することになり、専門の業者に依頼を発注。
やってきたのがぽんこつ番長改めいいわけ番長だったお話。

第１話　ぽんこつ番長出現
第２話　いいわけ番長へ

元々は書くつもりなんて無かったのですが、なんか凄いキャラだなって思って書くことにしたのですが、、、
すでに３話目。
そろそろ完結して欲しいところです。。。

ようやくまともに動くような気がしてきた簡易溶鉱炉。

制御盤がオプション仕様でした。
付けなくっても動くらしいけど、絶対付けたほうが良いと番長が言ったので付けてもらったのです。
そもそもその頃はまさかこんなキャラだと思ってなかったのです。。。

そんな制御盤の設定がちゃんとしてなかったようなので番長に聞いてみた。

ひで爺　「先日温度加熱異常ブザーがなったのでブザー停止ボタンを押したのですが10秒ぐらいで何度も鳴りました。設定をいじって鳴らないようにしましたが、いじって大丈夫だったのですか？そもそも他の設定はちゃんとされていますか？」
番長　「ブザーですが止めたら再度鳴らないはずです」
ひで爺　「鳴りましたよ？」
番長　「鳴らないようになってます」
ひで爺　「でも鳴ったんですが、、、」
番長　　「ここがこうだからこうなっていて鳴らないようになってます」
ひで爺　「そんな回路まで知りませんが鳴ったんですよ、夢でも見たんですねぇ。」
番長　「止めたら鳴らないです、そもそも自動停止したら温度は下がるんです。だから鳴らないんです。」
ひで爺　「止まっても温度は上がりますよ？普通に考えても上がるはずですが？」
番長　「上がりません」
ブザー　「ブー！」

4時間後

番長　「これが悪かったんです」
リレースイッチが壊れていたようです。
ひで爺　「だから言ったじゃないですか、鳴ったって。。。何かあるんじゃないかって」
番長　「だからこれが悪かったんですよ」
ひで爺　「それ、あなたが持ってきて設置して、確認してＯＫだって言ったものですよ？」
番長　「まさかこれが壊れてたとはね。言われてないし。」
ひで爺　「その回路は検査しなかったのですか？」
番長　「これは回路じゃない。リレースイッチで（以降言い訳）」


それが回路だろうとスイッチだろうとどっちでもいいんですが、とにかく言い訳が多い。
間違っても謝らず調べようとせず、適当な言い訳ばっかり・・・

あまりにもヒドイので、
「ちゃんと動くのならばいいです」
「何回も来てもらって大変だとは思うけど、設置時に適当なことを言わないでちゃんと調べて確認していればこんなことにはならなかった。」
「こちらもそのために時間や手間をかけて、さらには試運転の燃料代だって馬鹿にならないぐらい使っていることを知ってほしい」
そんな感じのことを伝えました。

とりあえず”その部分”は正常になったようです。
設定値についても通常は鳴らない数字にセットしておいて良いそうなので気にしないことにします。

煙突から出る物体に関しては煙突のエンド部分を下に向けることで異物は下に落ちるし、”この人達では”どうにもならないようなので気にしないようにします。

とにかく使えるようにはなったので、これ以上は求めない方向で。


いやー、凄いキャラでした。
絵に描いたようなポンコツぶりなのですが上手く書けないのが悔しいところ。
もっと凄いやりとりがありましたよ（笑）

番長　「煙の件はあやまったじゃないですか！何で何回も蒸し返すんですか！」
何回も変な言い訳するからです。

番長　「水平は測ってません。気になるなら測りますが水平器を貸してください」
目でみて斜めですが、、、

番長　「斜めでもこぼれるまで入れなければ大丈夫です」
釜に入る容量が減りますし、傾斜があるから気をつけてって最初に言ってます。

番長　「鉄板敷いたから水平取れないや。鉄板どけてください」
その分厚い鉄板ただじゃないんですよ。。。

番長　「溶解するのにほぼ１日かかります。１回で半分以上燃料を使います」
実際には2時間ぐらい。4分の１ぐらいの燃料を使いました。

番長　「タンクの口金が合わないのでホームセンターで買ってきます」
いってらっしゃ～い



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