地に低く 礼文の小花 しづまれり
礼文島 北のカナリアパーク
この小さな気品のある花は「北のカナリアパーク」の校舎の周りに何気なく咲いていました。名前はまだ分からないのですが、この花の写真を見ていますと心が洗われる気がします。
一方、ロシアによる侵略戦争勃発以来、人の世の儚さ、人の性(さが)、業(ごう)の危うさ、虚しさを思ってしまいます。
プーチンは、人類が悲惨な世界大戦を2度も経験したにもかかわらず、ウクライナに侵略戦争を仕掛け、砲撃や爆撃でウクライナの人々を殺し、傷つけ、生きておられる人々の衣食住を奪い、街を廃墟にして、何を得ようとしているのか。仮にロシアが侵略に成功したとして、彼とロシアが現実的に得るものは何なのか。
人類社会で国家が形成されて以来、歴史上で語られる独裁者の末路の心の在り様は、この花の在り様からはほど遠いのだろうな、とも想像してしまいます・・・