にうすと日常について考えてみた

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不況後の日本産業界の在り方

2008-12-14 14:51:44 | Weblog

円高ショック「世界経済は全身が複雑骨折、どう治療…」(朝日新聞) - goo ニュース

1990年代の日本がバブル崩壊で、金融が機能不全に陥った時には世界にこれだけの影響も迷惑もなかったのですが、さすがアメリカと言うべきか?
世界中の実経済の至る所まで影響を及ぼしました。

この先どうなるか?
専門化があれこれ言っておりますが、殆どが現在の苦境を予想出来なかった人達ばかりです。
あまり当てにはならないでしょう。
何れにせよ効果的な対策法はおそらく無いと思った方がよいではないかな?
なぜなら、今回の金融危機がアメリカの住宅バブルの崩壊に端を発しており、これを収集するのには別のバブルを用意しなければならないって事になります。
・・・・と言っても、無策のまま放っておく訳にいかないから、減税による消費の拡大とか公共事業の拡大といった期限付きのプチバブルを発生させてクッション材とする方法を取らざるを得ませんけどね。

でも、この苦境が未来永劫続くことはないはずです。
中国、インド、ブラジルなどのこれまで発展途上国の地位に甘んじてきた国々が大マーケットとなって世界の消費を引っ張る日は必ずやってきます。
きっと車の生産台数も持ち直すでしょう。
その時に「選択と集中」の名の元、リストラ&リストラで基礎体力を殺ぎ落とした日本企業が世界とどうやって戦っていくのか?

「企業は人なり」

使い古された言葉ですが、日本産業界が21世紀の世界を相手に戦っていくためには、原点に立ち返らなければならないのではないかと思います。