翁の生きがい探し、鹿児島発

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

パニック障害(適応障害)

2021年06月19日 13時46分50秒 | 健康
     パニック障害(適応障害)

5月26日に、女優の深田京子さんが適応障害によるパニック障害のために芸能活動を一時休止するとの発表がありました。
適応障害は、ストレスを感じて心身にさまざまな症状が現れて、日常生活が困難になることです。
パニック障害は、動悸、発熱、吐き気、めまいなどの発作が突然起きたり、気分が落ち込んだり、発作が起きた場所に行けなくなるなどの症状が発生します。
深田さんは、仕事のストレスが重なりパニック障害になったのでしょう?

美容タレントのIKKOさんも、30代の頃にパニック障害を患ったことがあり、不安や緊張のためにさまざまな症状を引き起こす「過喚気症群」だったと告白しています。

仕事が忙しく、ストレスが多い人にはパニック障害が突然起きることがあります。

私もパニック障害経験しました
50歳の頃、沖縄に単身赴任中にパニック障害になりました。
当時、那覇地方裁判所刑事部で書記官(管理職)として稼働していました。
丁度、1~3月の異動前時期に、沖縄の離島の町議会議員の選挙違反があり、町議会議員のほとんど20名位が逮捕されて裁判になりました。
選挙のときに、お酒やお金を配って選挙人に投票を依頼したものです。
その離島の選挙では、何年も前から公然と行われていたということで珍しいことではありませんでした。

裁判は、選挙違反なので「百日裁判」となり、連日法廷が開かれて私は、普段の倍以上の法廷の立合をしていました。
 ※ 公職選挙法で「裁判所は他の訴訟の順序にかかわらず速やかにその裁判
   をしなければいけない。」と規定してあります。
   100日以内に裁判をしないといけません。

連日夜9時頃まで、書類の作成で仕事をせざるを得ない状況でした。

その中で、ある日法廷に立会中に急に気分が悪くなり動悸が激しくなりました。立会は外の書記官に代わってもらいました。

パニック障害でした。
 仕事が限界に来ていました

症状としては
  • 急に不安になり、このまま倒れるのかという感じがした
  • 道路を歩いているときに、不安感が襲い倒れそうになり薬局に駆け込んで強心の薬を飲んだりした
  • バスや交通機関は密室のために、不安と恐怖で乗れない
  • 人とソファーに座って話していると、自分の体が重くなりソファーにどんどん体が沈んでいく感じになり、不安感がつのった
  • 毎日がうつ状態に陥った
幸いに、4月に職場を刑事部から民事部に配置換えになり、パニック障害の症状が改善されました。
休職まではしませんでした。
症状が改善されるまでは、4か月位はかかった気がします。
私の場合は、パニック障害も軽度だったと思います。

改善策(反省)
病気は何でもそうですが、早期発見と早期治療が原則です。
私は、病院にかからずに薬も飲みませんでした。
今思えば、直ぐに診療内科や精神科を受診して治療を受けるべきでした。すると、パニック障害もが早く改善されたと思っています。
幸いに、その後は70歳で定年退職するまでパニック障害の症状は起きませんでした。

パニック障害になりやすい人
パニック障害になりやすい人は、真面目で一生懸命な人です。
無責任な人はなりません。
無責任な人は利口ですから、仕事が多くなると適当にさぼることができるからです。
真面目な人は、仕事の量が限界まで達しても、何とか自分で努力して仕事をやり遂げようとするのです。
しかし、限界以上には出来ませんので、最後は自分の体が悲鳴を上げます。
体が、限界だから休みなさいと休息命令を出しているのです。

私のモットー
ストレスと溜めないで楽しく暮らすために、「てげてげ(鹿児島弁で良い意味の適当に)」をモットーにしています。
定年後の老後を楽しく悠々自適で暮らしています。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日の言葉+music | トップ | 弾劾裁判(岡田判事ほか) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康」カテゴリの最新記事