体に語りかける⑧
年をとったら病気の1つや2つは出て当たり前。
そう思ってはいませんか?
残念ながら、そう思ってる人は病気になりやすいと思います。
私たちは、どうしても老化が病気の原因だと思いがちですが、
そのような事実はないのです。
年をとることへの不安や心配が、生命エネルギーを滞らさ、
肉体に病気を生んでしまうことはあっても、
老化自体が生命エネルギーを滞らせることはないからです。
たとえば、閉経の10年間ほどにわたりあらわれる、女性特有の「」更年期症状」が、アフリカの一部の部族にはほとんど見られないと聞いたことがあります。
そこでは、閉経後の女性は知恵者として、次の世代に知恵を伝えていく役割があるというふうに、重宝がられる存在だそうです。
社会の中で承認されている度合いと更年期症状は関係しているのでしょう。
年をとると邪魔者扱いをされる、
若い人たちのお荷物になるなど、
自分を不要な存在に感じてしまいがちですが、
自分自身を尊重することで、更年期症状も薄らいでいくということなのかもしれません。
情報がたくさんある社会の中で、自分自身を信じるこたは難しく感じるかもしれません。
しかし、
「私は今を生きている」
「今、こんな風に感じている」
と、地に足をつけて生きていくことができれば、
社会の常識を鵜呑みにすることなく、
自分にとって必要な情報をきちんと取捨選択して取り入れることができるようになるでしょう。
医者のなかには、
「今まで常識としていわれてきたことのなかには、
実はおかしいものもあるのではないか?」
ということに気づいてきている人もいます。
しかし、白衣を着てしまうとどういうわけか
「データに基づいて理論的に説明しなければならない」
「患者さんに出ている症状を治さなければならない」
「わからないといったら医者として失格だと思われる」
というふうに、医者も使命感や社会的立場から、
常に「恐れ」と向き合っていて、
その「恐れ」を内側に秘めた状態で言葉や情報を投げかけたり、行動をとったりしてしまうのです。
医者の意識が変化するのを待っているだけではなく、
患者である受け取る側の意識が変わることで、
医療も新しいステップに進むと思うのです。
健康への関心が高い今の時代、テレビをつければ健康番組、雑誌をひらけば健康特集などあらゆるところで見かけます。
では、健康番組を見たり、健康特集を読んだりすると健康になれるかというとそうではありません。
なぜなら、メディアでよく目にする
「その足のしびれは、重大な病気が隠れているサイン」
「〇〇を食べると病気になりやすい」
「○歳を過ぎたら、腰痛に注意!」
といった情報は、「健康」よりも「病気」に意識を向けさせるものだからです。
それをまともに受け取って、
「そういえば、ときどき足にしびれがあるから病院に行ってみよう」
「〇〇を好んで食べていたから、病気になってしまうかも」
腰痛対策をしなければと」
と、
「健康になるには情報にしたがわなければならない」
という信念がつくられてしまうのです。
これはある意味、自分は「無力である」といっていることでもあります。
病院の先生の教えを守らないと病気になってしまう、
メディアのいうことを信じないと病気になってしまう…
その思考は、自分のパワーやエネルギーを信頼していないところから始まっている行動でもあるのです。
自然治癒力とは、私たちは誰もが本来もっている、
自分で自分を癒したり治したりする力のことです。
誰一人例外なく、
生きる力である自然治癒力を与えられている人間は、
本来パワフルな存在です。
しかし、メディアや医者の情報がすべてだと思っている人は、自然治癒力に気づきません。
治すには、医者にいわれたとおりするしかないという思い込みは、エネルギーの滞りを招き、治りもよくありません。
私たちは、無力な存在ではありません。
自分自身がもつパワーを取り戻すことができれば、
自然治癒力が働き、健康になれるのです。
そのためにも、もっと自分を信じて、自分を尊重する視点をもってください。
それが、健康になるために、
どんな情報や薬やサプリメントよりも大切なことだと思います。
(「体に語りかけると病気は治る」 長田夏哉さんより)
年をとったら病気の1つや2つは出て当たり前。
そう思ってはいませんか?
残念ながら、そう思ってる人は病気になりやすいと思います。
私たちは、どうしても老化が病気の原因だと思いがちですが、
そのような事実はないのです。
年をとることへの不安や心配が、生命エネルギーを滞らさ、
肉体に病気を生んでしまうことはあっても、
老化自体が生命エネルギーを滞らせることはないからです。
たとえば、閉経の10年間ほどにわたりあらわれる、女性特有の「」更年期症状」が、アフリカの一部の部族にはほとんど見られないと聞いたことがあります。
そこでは、閉経後の女性は知恵者として、次の世代に知恵を伝えていく役割があるというふうに、重宝がられる存在だそうです。
社会の中で承認されている度合いと更年期症状は関係しているのでしょう。
年をとると邪魔者扱いをされる、
若い人たちのお荷物になるなど、
自分を不要な存在に感じてしまいがちですが、
自分自身を尊重することで、更年期症状も薄らいでいくということなのかもしれません。
情報がたくさんある社会の中で、自分自身を信じるこたは難しく感じるかもしれません。
しかし、
「私は今を生きている」
「今、こんな風に感じている」
と、地に足をつけて生きていくことができれば、
社会の常識を鵜呑みにすることなく、
自分にとって必要な情報をきちんと取捨選択して取り入れることができるようになるでしょう。
医者のなかには、
「今まで常識としていわれてきたことのなかには、
実はおかしいものもあるのではないか?」
ということに気づいてきている人もいます。
しかし、白衣を着てしまうとどういうわけか
「データに基づいて理論的に説明しなければならない」
「患者さんに出ている症状を治さなければならない」
「わからないといったら医者として失格だと思われる」
というふうに、医者も使命感や社会的立場から、
常に「恐れ」と向き合っていて、
その「恐れ」を内側に秘めた状態で言葉や情報を投げかけたり、行動をとったりしてしまうのです。
医者の意識が変化するのを待っているだけではなく、
患者である受け取る側の意識が変わることで、
医療も新しいステップに進むと思うのです。
健康への関心が高い今の時代、テレビをつければ健康番組、雑誌をひらけば健康特集などあらゆるところで見かけます。
では、健康番組を見たり、健康特集を読んだりすると健康になれるかというとそうではありません。
なぜなら、メディアでよく目にする
「その足のしびれは、重大な病気が隠れているサイン」
「〇〇を食べると病気になりやすい」
「○歳を過ぎたら、腰痛に注意!」
といった情報は、「健康」よりも「病気」に意識を向けさせるものだからです。
それをまともに受け取って、
「そういえば、ときどき足にしびれがあるから病院に行ってみよう」
「〇〇を好んで食べていたから、病気になってしまうかも」
腰痛対策をしなければと」
と、
「健康になるには情報にしたがわなければならない」
という信念がつくられてしまうのです。
これはある意味、自分は「無力である」といっていることでもあります。
病院の先生の教えを守らないと病気になってしまう、
メディアのいうことを信じないと病気になってしまう…
その思考は、自分のパワーやエネルギーを信頼していないところから始まっている行動でもあるのです。
自然治癒力とは、私たちは誰もが本来もっている、
自分で自分を癒したり治したりする力のことです。
誰一人例外なく、
生きる力である自然治癒力を与えられている人間は、
本来パワフルな存在です。
しかし、メディアや医者の情報がすべてだと思っている人は、自然治癒力に気づきません。
治すには、医者にいわれたとおりするしかないという思い込みは、エネルギーの滞りを招き、治りもよくありません。
私たちは、無力な存在ではありません。
自分自身がもつパワーを取り戻すことができれば、
自然治癒力が働き、健康になれるのです。
そのためにも、もっと自分を信じて、自分を尊重する視点をもってください。
それが、健康になるために、
どんな情報や薬やサプリメントよりも大切なことだと思います。
(「体に語りかけると病気は治る」 長田夏哉さんより)
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