こんにちは、へちま細太郎です。
赤松の自宅で、3人で昼まで爆睡。
1歩もマンソンを出ていない。
いいのか、これで。。。
つ~か、赤松が俺たちが出て行こうとすると、
「帰るなあ」
と、絡んでくる。
未成年の俺たちの前で、飲むわ飲むわ、アルコール飲料。
勝手に飲んで、勝手に寝そうになるところを見計らって、たかのりの手がそっとに伸びそうになると、
「駄目だ」
と、ぺちりと叩いてくる。
それこそ、漢字で「駄目」だ、と。
「何でだよ、ケチ」
文句を言えば、きっちりと、
「おまえたちは、まだ未成年だ」
あ~そ~。
ほんと、真面目な教師だよなあ、こいつ。
まじめ過ぎて、生首つきのねくらい人間にしてしまったのは、俺たちの責任だよなあ。
俺のつぶやきに、
「“たち”じゃねえって、おめえひとりだ」
たかのりがツッコミを入れる。
そうだっけか?そうだっけか?
ああ、そうだよなあ。
思えば、赤松は、高校から異動で中学にきたんだ。
で、俺の担任になったんだっけ。
おとうさんの赤いママチャリが嫌で、学校に来る気が失せたんだ。
「あんとき、おめえたちが園芸学部にこもらなきゃ…」
赤松って、泣き上戸だったんだなあ。
思い出すのも嫌だろうなあ、孟宗学院大学の園芸学部のマッドサイエンティストDr.中島。。。。
&カウンセリング研究所のDr.片山。。。
あの人たちは、今でも現役で、元気いっぱいだ。。。