ただ、ひとつ気になったのは、麻生氏が『関西以西の人は、詳しい・プロ。そういったものを「やかましい」と言う』と大臣を弁護した事だ。関西生まれとしては、これを黙って聞いてはいられない。というのも、あの人はワインに『うるさい』と言った場合は確かにその通りだが、同じ意味でワインに『やかましい』とは言わないからだ。
「あの人は遅刻には『やかましい』から」と言うことはあるが、あの人が遅刻の概念に詳しいわけでも、また遅刻のプロでもない。ここは文字通り、口やかましい人だ。更に言うならば、時間厳守をモットーとするだけでは『やかましい』とは言われない。守る事を当然と考え、その上で遅れる者に対しては遠慮なく文句を言う人を指すのだ。
そもそも新聞で公表された「日本は安全なんだけど消費者、国民がやかましいから徹底していく」という大臣の発言が言った通りだとすれば、文脈上『詳しい、もしくはその道のプロ』という意味には絶対に取れないと思う。
聞いたところでは、二人とも福岡市の出身であるそうだ。但し、麻生氏は小学校3年の時に学習院に編入、すなわち東京に転校して来たという。小学校低学年に方言の微妙なニュアンスが理解出来たのだろうか?極めて疑わしい。
我々の最も不幸な点は、こんな詭弁を弄すしか能の無い男を、国のトップに据えることになるかもしれないという事だ。こいつを担ぎ出すくらいなら、お蔵入りになったイーモバイルCMの主役、『CHANGE』猿の方がまだまし・・・そこまで言えば怒られるだろうか?
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