元々は自宅を起点としていた為、東が甲子園、西は芦屋川。南は海で北は甲山辺りと固定化していたのだが、この2輪移動をやり出してからは行動範囲がずいぶんと広がった。今の所一番多いのが六甲山麓、甲山周辺。子供の頃から散々行き倒してるからなぁ。
ただ子供の頃とは環境が随分変わっているというのが個人的な感想。植生で言うと豊かになった。元々六甲山は下の写真中央のように、風化した花崗岩の禿山が多く、緑はクズのツタ程度だったのだが、樹木の生い茂ったところが増えたと思う。これには文句ないのだが、管理の仕方がもう一つなんだな。
最低なのは『自然と親しむ』という考えが乏しいことだ。いわゆる里山に完璧な自然を求める気はないが、ハコものの建造物が多過ぎる。下の写真は甲山森林公園のものだ。公園に噴水があって悪いことは無いが、ここは山の中、作りたけば街中に作ればいい。日比谷公園は都会にあるからあの姿でいいのだ。
公園内には一般道の他に、軽登山道と名付けられた道が存在する。が、いいトコ緑の小路だ。登山道と名付けてコンクリートの階段にする必要はない。
また、このようにいくら年輪を付けても作りもんと判るし、段差が大きく歩きにくいので登山者はその横を歩く。結果として周囲は踏み荒らされ道幅は1.5倍になる。
↓ これなら回りにフィットするのでは。何れ木材は朽ち果てるが、その時は近くの木を切って補修すればいい。天然林と違い、里山の木は循環させて問題ない。
公園のコンセプトを読んで納得する。『公園設立の目的は市民の体力増強』だそうな。そんなもん街中に作れよ。山とは自然に親しむ場所だろう。大昔、森は信仰の対象であり、その考えが残っている神呪寺の参道はこうなる。役人が絡まない方が良くないかな? 歩きやすい上、足にも優しい。
そのくせ、役人が作った公園横の舗装路脇にある歩道は突然途切れる。(右の階段は地蔵まで。その先は行き止まり)
その後は、車道の端を歩けと言う事らしい(ガードレールも開けてある)。これだけ安全地帯を取るなら、なぜガードレールをもう80cm内側に作って歩道を延長しないのか?道路と公園を作る部門は違うからだね・・・・はいはい(笑)。
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