不思議なことに暑くなると鰻が食いたくなる。平賀源内はマーケティングにかけても天才だったんじゃないか。但し、夏の最中に満員の鰻屋には行きたくない。増してや、品薄で値上がりの時期だ。丑の日を避けるのは習性になってしまった。迷惑なことに今年08年、7月から8月にかけて土用丑の日は3回もあった。
間をぬって行ったのは、南千住の尾花。看板商品だった天然ものは昨年から完全に姿を消したが、養殖でも旨いものは旨い。あの長蛇の列さえ無ければいいのだが。評判の宜しくない、『全員揃わないと入れてくれない』『鰻の追加オーダーは出来ない』というローカルルールはさほどぼーずには気にならない。
入り口付近。大したこと無いと思われるだろうが、この前には中庭を取り囲むように列が出来ており、写真の後ろも駐車場先まで続いていた。店内は大広間に箱膳が並べられ50人は楽に入れる感じだ。壁際が落ち着くが、客に選択の自由はない。
やっと声が掛かり、中に入る。座ってからまたしばらく待つことになるので、まずは枝豆にビール。一鉢9百円はちょっと枝豆にしては・・。茹で加減は文句なし。そのうちに厚焼き玉子と焼き鳥が到着。卵焼きはメニュー外の隠れメニュー。関東にしては甘すぎないので、う巻き迄はちょっと・・と言う人にお勧め。焼き鳥は1本のボリュームはあるが、これも900円で2本(笑)。場末の焼鳥屋なら3皿出てくる。携帯で撮ったのでブレがひどい。みんなよく片手で撮るなぁ。
やっと待つこと小一時間、ビール2本が空いた頃、うな丼と肝吸いが到着。尾花は鰻重の松竹梅があり、竹だけが丼(塗りの大椀)で供される。ぼーずは丼が好きなので梅?(失礼、松でした)を丼でもらう。大人気店でありながらも、こーゆーわがままは聞いてくれるのが嬉しい。店の人に聞いたのだが、盆が過ぎると客足はがたっと落ちるとか。暑いうちにもう一回行っておきたい。
しかし、写真がボケている。撮ったぼーずがボケということでご容赦を。
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