英訳すればGuest Workerなんで悪い意味ではない。そう、文字通り最初は招かれた労働者だった。ドイツの若者は結婚より同棲を選ぶことが多く、出産を望まない人が多かった。少子化に苦しんだドイツ政府はトルコなどから労働者を招き、単純労働に当てていたのだ。
但し、当時のホンネは『何年かドイツで稼いだら、後は帰国して楽に暮らしてね』だった。ただ、ここで生まれた子供達は当然ドイツの教育を受けるのだから、彼らが大きくなっても、おいそれと帰る訳にはいかなかった。また子供達は両親の国を素直に母国とは呼べず、ドイツ人でもない。今の移民問題の萌芽はこの頃から存在していたと思う。
ヌーちゃんも将にこれだよなぁ。最初は旧日本軍用の毛皮目的で飼われていたものが逃げ出し、繁殖して日本のあちこちで問題を起こしていると言う。ただ個人的には70年以上経って問題が起き出したとは思えない。近年に何者かが輸入もしくは繁殖させたのではないかと大いに疑っているのだが・・・・どうだろう?。
春にこのヌートリアを近所の池で見た話をここに書いた。その後、罠が仕掛けられヌーちゃんを見なくなった。罠も片されたのでてっきり捕獲の上、処分されたと思っていた。が、暫くして『ヌートリアに餌をやるな』という注意書きが掛けられた。・・・まだ捕まってないんだ(笑)。
先日アサコの散歩中に池の間を通った。水面から出た草をかき分けカルガモ親子が通った。5羽いた子ガモは2羽になったがすっかりと大人に成り・・・で、隣の池を見るとこちらにそのカモ親子が3羽・・ン!??両方に居てたまるか!!慌てて最初の池を見ると・・・カモではなく何やら黒い影が(笑)・・・やった。久しぶりにヌーちゃんを見た。生きてたんだ。
黒い影はゆったりと池を横切り、以前に良く見かけた岸へと向かうが、上陸することなく、更に南の岸へと泳ぎながら消えて行った。
これで納得した。罠作戦が失敗したから南の端に注意書きを貼ったんだ。その後で気付いたのだが、罠のケージがその前に置かれていた。ここまで来たんだから何とか生き残れよ(笑)。つがいじゃ無いんだから増える心配はないし、フェンスで囲まれた池はある意味聖域だ。達者で暮らせ。
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