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やっぱり洋画派

今は日本映画がブームだそうな。洋楽と呼ばれた音楽も不振とか。みんなマスコミが言うことなので素直には信じられないのだが本当か?第一ちょっと前までは韓国が大ブームだったんじゃ?それもマスコミの独り言かな??小島の扱い一つでオバハン達までの評価が変わるとは思えない。ホントのブームだったのかね?

映画で言うならば興行売り上げの過半数を邦画が上げたからだそうだが、ブームとは席巻して初めて言えるのでは?今回図らずも洋画、邦画の2本立てを見る羽目になってしまった。羽目と言うのは・・・アホをやったからだ。最近はシネコンならぬ、同じ映画館でも異なった映画を上映するところがある。アホというのは・・それを知らんかったことだ(笑)。

遠出をするつもりだったのに行きそびれ、この日、行ったのが銀座。前を通りがかった映画館でジャンゴをやっていた。予告編を見ていて面白そうだったので、時間ぎりぎりに飛び込んだ。座ると同時に予告編が何篇か始まり、またこれを観に行きたくなるんだろうななどと思う・・・が、少しおかしい。長過ぎるんじゃ・・・。

007のスカイフォールを観に行った時も長かったが、舞台にいきなり支配人が出てきて『スンマヘン。本編流してしもた』と謝ったことがあったが、それよりも長い。おまけに出てきたのは稲垣吾郎に末広涼子・・・やられた。観る映画が違うようだ。すぐ始まるということで題を確認しなかったこっちのミスだ。

アイドル主演の『おくりびと』が秀作であったのでまあいいかとそのまま居座る事にする。そもそも席はワシのもんじゃ(笑)『桜、ふたたびの加奈子』というのが、後で知ったタイトルだったのだが、中途半端なファンタジー?とでも言うべきか。つまんねぇ~。帰ってからレビューに泣いたというコメントを発見し驚く。涙腺失禁症か!?お前。

『おくりびと』では本木、末広という元アイドルを、山崎努、余貴美子や大谷亮介らベテランの劇役者達が助け、物語を締めていたのだが、江波杏子一人にその役を押し付けてもなぁ。所詮、ナベプロ作のアイドルはこんなもんだろう。

気を取り直し、ジャンゴを観るため再度入口へ。間違えたぁ~と頭を掻く僕に『お申し出下されば、大丈夫でしたのに』と優しくとどめを刺してくれたもぎりのおねーさん、ありがとうね。そう、表のジャンゴポスターがデカ過ぎ(笑)。で映画だが、タランティーノ節が炸裂。この人の映画はこれでなくては。

観たかった映画と偶然に見た映画を比べるのはフェアでないとは思う。まぁジャンゴもポスター見て思いついた程度なんだけど・・・この勝負、僕的にはタランティーノの圧勝。『デカプリオのガキ面は髭を生やしても悪役は無理』という言葉も付けて賞賛を贈りたいと思う。
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