では、いじめが無かったと言えば・・・あった(笑)。但し、被害者は回り持ちであった。例えば被害者が指名されるとみんなで手足を持ち、真冬に体育館横の池に放り込むというイタズラが流行ったことがある。確か被害者が次の犠牲者を指名していたような覚えがある。
ついにその日は自分の番と観念し、着替え一式を持参。すると朝礼で生活指導の先生より『最近、上級生の間でバカな遊びが流行っているようだが、講堂横の池はまさかの時の防火用水なんだよ。今後一切、ものを放り込むこと禁止する』との注意があった。聞けば前日にハマった奴?が排水パイプを壊し、池は干上がったままだという(笑)。
この訓話で一応命拾いはしたのだが、後日担任の野田先生(通称ノダカン)に呼び出しを喰らい今までの乱行についての説教をされた。『真冬にしょうもないことして、放り込まれた奴が風邪から肺炎でもおこしたらどうする!!』一応素直に謝るが「先生、確かに誉められる事ではありませんが、着替えとタオルを準備、池の横では焚火を熾しておりました。」とワタシ。
先生天を仰ぐと『あのなぁ・・・その気遣いと行動力をなぜ良いことに使えん??』と更に説教。半分嘆きも入っていたかも(笑)。長じて就職してからも、レク活動、クラブ、飲み会と業務以外に主力を注いできたことは間違いない。将にスズメ百迄で、さすがに担任の洞察力は鋭かった(笑)
そのノダカン、野田寛(ひろし)先生が亡くなった。93歳という高齢にもかかわらず、お一人で生活されていたそうだ。通夜には同級生たちが集まったようだが、都合がつかず翌日の葬儀ミサに出席した。最近、六甲教会って葬式ばっかりだなぁ・・・『お前が毎週通わんからだ!!』と上の方から声が聞こえる。
バスケのチームメイトが一人来ていたが、仕事の途中に寄ったとかで早々に引き揚げてしまった。この後、三宮に出て“一人精進落とし”・・・とカトリックでは言わんので単なる独り飲みだな。『センセ、行ってらっしゃい。その内みんなで、そっちへ押し掛けますし』
昼間に行くと中ジョッキ250円。串ものはオール100円。最近ここにハマっている。
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