阪急の富田駅からだと僕の足では20分以上かかり、結構な距離なのだが・・・ママのキャッチコピーは『慣れたら近いHideaway』(爆)。ここでライブをしたこともあるピン芸人のナオユキさんなら『慣れても距離は変わらんやろ』と突っ込む気がするなぁ(笑)。今日の演奏者は神戸の天野SHO(b.Vo)さんと東京から来てくれた八木ノブオ(Harp,Vo)さん。この珍しいDuoを聴き逃す手は無いと出かけた。
19時過ぎ、一人ステージでサウンドチェック?をしていたSHOさんが突然『今晩は、OAの天野SHOです』と挨拶(笑)。カウンター奥に居たOAのDuoが大笑いする中、“I’m Calling You”でライブはスタート。2曲目は八木さんが加わり、宮沢賢治作詞作曲の“星めぐりの歌” 3.“I Love You More Than I Can Say”4.“The Tennessee Waltz” 5.“Route 66”と続く 。八木さんのHarpが曲に絡みすごく良い感じ。
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SHOさんは4弦とも半音下げたホワイティーを使用。本社勤務の頃、ピアノを弾けない子供にブルースを弾かせる先生と会ったことがある。子供には一本指でいいから黒鍵を好きなように叩けと教え、自分は低音部でバックを弾く。要は黒鍵がペンタトニックスケールになるよう伴奏を入れていたのだ。僕もやらせてもらったが黒鍵のアドリブは結構さまになり楽しかったのを思い出した。
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Cの白鍵だとなんか違う気がするのが不思議だったのだが、SHOさんの狙いもそこにあるらしい。黒鍵をベースで弾くこと?だと、真っ当な説明になっていないが、気になる方は一度聴いてみて欲しい。余談だが、何調で弾くとこうなるのかをピアニストに尋ねた事があったが、答えを忘れてしまった。詳しい人、教えて下され。
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6.“I Shall Be Released” 7.“Tequila Sunrise” 8.“Diana”で1部終了。OAの演奏が始まった。『大勢のお客さんが揃ってから聴いてもらい』と演奏時間の交換をSHOちゃんに持ち掛けられたが『あの優しい一言が無ければ単なるイジメです』とMCでこぼす(笑)。素直に受け取れ、長いMCはまだイラン(爆)
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OAの演奏が終わって暫くし、2部が始まる。まずは“葉流日野”どこかの地名ではるひのと読むそうだ。八木さんの楽譜なのでSHOちゃんは正調ブラッキー君にチェンジ。2.“Hallelujah” 3.“Stone Free” 4.“男が女を愛する時” 5.“Gimme Shelter” 6.“That Lucky Old Sun” 7.“Lady Madonna” 8.“Listen To The Music”でライブは終了するが素直に帰る客はおらず、即アンコールの“Help”を演奏。
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HelpはJohn Farnhamという歌手のバージョンで何年もビートルズのHelpと気付かずにいた事はここに書いてきた。打ち上げで『え??あれビートルズのヘルプ??』と驚く方が多く、僕だけじゃなかったと自分を慰める。来年は5月辺りにまたこのDuoがあるそうで・・・楽しみですな。帰りは親切な方に車で家まで送って頂き、めっちゃ近かった(笑)
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