昔、桐島洋子さんがアメリカで暮らそうと決意。お子さん3人に荷物はトランク一個に収まるだけと言ったら、みんな着替えだ、辞書だと常識的なもんばかりを詰めていてつまらなかったと書かれていた。個性豊かな母としては大きな縫いぐるみ辺りを期待したのだが、お子さん達は良識に従ったようだ。
さて、僕も今月16日でめでたく?60歳を迎え、会社からリフレッシュ休暇なるものをもらった。といっても最長5日間が誕生日の翌日から出るというヒマだけを贈られたわけだ。どーせなら遊ぶ資金もくれんかな(笑)。固定された休みなので土日を付けても7日間、詳細を聞かされたのが先月なのでちょっと海外旅行と言うわけにもいかん。第一、パスポートは大昔に切れたままだ。
とは言え、定年後のシミュレーションには良いかもしれない。なんかいつもと違う休みに・・・そう思いながらも、まずは住宅ローン返済の相談電話を銀行に掛けるという情けないスタートを切った。しかし旧住宅信用金庫って見事に丸投げ事業だったのね、と今更になって悟る。
アチコチに電話し、やっと午前中にメドが立った。取り敢えず映画でも行くかと銀座に出る。一丁目の一乗寺に行くが店を閉めていた。ホントに関東は長続きしないなぁ。(近所の煉瓦亭は健在だけど)目当ては鮭の西京焼きだけなんで『つる寿』が閉店した時ほどのショックはない。
すぐそばのライオンでビールとランチ。くそー青山勤務と変わらんやないか。あ、その時はビール飲んでないからねぇ。その後『ジャックと天空の巨人』をシニア料金で観る。これからは前売りが不要で思いついた時に見られるのが嬉しい。調子をコイて『オズ はじまりの戦い』を別の映画館でハシゴする。
老人が金を使えば少しは世の中に回るだろうが、ちょっと悔しいことがあった。両方とも3Dだったのだが、ジャックを観終わってメガネを返してしまったのだ。お蔭でオズでもメガネ代100円を取られた(笑)。あんなしょーもないメガネ持ち歩けるかちゅうねん。第一3Dにしか使えんし。一番悔しかったのは窓口でID提示を求められなかった事だ。あれならもっと前からシニア料金で観られたじゃないか。大事なのは名誉より金!!である。
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