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マイブームの終焉

ひところ、自分だけがハマっていることをマイブームと言う言葉で呼ぶことがはやったことがあった。もはやその言葉自体が死語に成りつつある。もっともこれをはやらした漫画家のみうらじゅん氏は子供の頃からの実践者なので今更廃ったと言われても知ったことないだろう。

ぼーずが最近凝っていたのは『かぼちゃ・オレ』。なんじゃ?それはと思う方もおられるだろう。それはブリックパックと呼ばれる紙容器入りの乳飲料で、色は薄いクリーム色、ほんのりと甘く、かぼちゃの味がする不思議な飲み物だった。だったと書いたには理由がある。会社の自販機からなくなってしまったのだ。うーん、そーいや自分以外に飲んでる奴見たこと無かったもんなぁ。

まぁ、よく飲んだと思う(笑)。前から自販機にセットされていたが、なんか気持ち悪そうとずっと敬遠してきたのだ。ある日、何気なしに飲んでみたら結構美味かった。カボチャの青臭さは感じたので、熱処理無しに絞ったものを混ぜたのではないかと思う。

もともと、生のカボチャは嫌いではない。浅草の暮れ六つという料理屋では刺身のつまに針カボチャが添えられていたことがあった。あの固いカボチャを針のように細かく切るのが板前の腕だったんだろう。他で出された覚えが無いが、噛んでいる内に甘味が出てきて、なかなか乙な味だった。

とはいえ、かぼちゃ・オレである。ネーミングからしてはずしていると思う。何の気無しにと言ったが、理由は薄々感じている。ハリー・ポッターをご覧になった方は判ると思うが、話の中にかぼちゃジュースなるものが良く出てくるのだ。常々、美味いンかい、これ?と思っていたから、かぼちゃ・オレという言葉が気持ち悪さに打ち勝ったンだろうと思う。

かぼちゃジュースをウィキペディア日本語版で調べるとイギリスではポピュラーな野菜ジュースとあるが、本当かなぁ? 案の定、海外サイトでPumpkin juiceを調べるとかなりのものがハリー・ポッター関連だったし、レシピは決まってリンゴにパイナップルジュースを使うものだった。これがイギリスの伝統食とは思えない。シッタカ君の戯言だったのか(笑)。論文にウィキペディアからの引用を禁ず、と学生に命じたプロフェッサーは偉かった。

会社で飲めないならスーパーで買ってくるという考えは甘かった。明治乳業のHPによるとかぼちゃ・オレは廃盤になってしまっていた。そんなに人気無かったんか(笑)他にも廃盤になったのは、抹茶オレにしっかり果実酢。うーん。確かに不味そう。明治乳業さん、ワガママを言って申し訳無いが、かぼちゃ・オレだけなんとかして復活させてくれー。
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