髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

[ポポロファン必見]「ポポロクロニクル」

2012-08-18 21:39:20 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
※この日記は2012年8月12日のものです。
現在(2014年)
「タモタモの部屋」に掲載されていた小説を閲覧することはできません!
(超重要ッッ!)

以下「PS」までは、当時の記事をそのまま掲載しております。










「ポポロクロイス物語」の原作者である「田森庸介」氏のHPである
「タモタモの部屋」(http://www.tamotamo.com/

「ポポロクロニクル」

という小説が載っていますぞい。
まだ、自分は全部読んでないけど(苦笑)
色々とポポロクロイスの世界で何か発覚することがあるかもしれませんね。

一応、報告しておきます。

出来れば「新作のゲームが来たぁぁぁぁ!」と言いたかったんだけどなぁ~。
でも、こういう積み重ねが大きな動きになるかもしれませんわ。

期待を込めて・・・

ある程度、簡単に内容を書いておくと
ピエトロ王子が生まれる前のお話で
「ムルカ」という若者が
シリーズで出てくる者たちを仲間にしつつ悪者と戦うという話であります。

「ムルカ」とは何者なのか、出てくるキャラ達の昔のルーツがここでわかります。
誰が出て来るかは今の所、伏せておきます。





2012年9月2日、追記)見に行ったら公開終了していました。
期間限定って文字を見て急いで8月のうちに読破しましたわ(笑)
期間限定って事は小説化するとか何らかの動きがあるかもしれませんな~

2012年9月7日、追記)公開は終了していて原作者様のHPから直接飛ぶことはできないもののデータは残っているようで「ポポロクロニクル」と検索すればヒットします。
で、gooで検索してみたら1番上が「はちま投稿」で、次にうちのブログが載っていたわ。
「ポポロクロニクル」の話は4番目だったかな?
うちみたいな糞ブログが肝心の「ポポロクニクル」より上に出てどうすんねん!
ちなみにyahooでは「ポポロクロニクル」の方が上。良かった。

2012年9月9日追記)サーバに置いておくのは今日までとのこと。
つまり、明日からは検索しても出ないでしょう。ご注意くださいませ。
って、こんな弱小ブログの情報で焦るなんてことはないだろうなぁ~。

2014年9月4日追記)遂に小説化が発表されましたー。
挿絵はゲームポポロでおなじみの「福島 敦子」氏!!
めでたい!うれしい!前に読んだけど買いますよ。
ちょっと変わっているとのことで(少しの修正をされているぐらいだろうけど)

「ポポロクロイス物語」クリアしたよ!友人が

2012-08-17 22:30:25 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
友人にくれてやった「ポポロクロイス物語」と「ポポロクロイス物語Ⅱ」。
どうやらクリアしたようだ。

友人の感想としては「めっちゃ面白い!」という感じが伝わってこなかったが

「PS2のも機会があれば」

的な事らしいので、面白かったのだろう。
となれば、髭人の作戦は成功したと見て良いだろう。
火は熱いうち打てというからクリア直後なら今のうちって気がするが・・・

「じゃ、次は『はじまりの冒険』な」

って手放しで渡せないのがPS2作品2つ。
後は、本人のやる気次第だわな。


あ。そうそう。
B○○K ○FFでアニメ一期の「キャラクターソング集」ってのを買った。
Ⅰの後の世界観ではあるもののパラレルなんだよな。
アニメでは「竜族」「人間族」そのほかに「風族」というのが出る。
Ⅱであった「神族」「妖精族」は出てこない。
まぁ、Ⅰの発売のは1996年。Ⅱの発売は2000年。
アニメ一期の放送開始は1998年。丁度「ポポローグ」が出た年であり、「ポポローグ」とも関連はない。

それはそうと曲に関しては
なかなかいい曲ですわ。まず、OPの「夏気球」を聞きたくて買ったんだよね。
他に色々と曲が入っているって感じ。
その上、各キャラのメッセージが入っていて聞いていて何かハズいわ!(笑)

アニメに関しても友人に勧めようとはせんわ。
2クールだから案外長いし、パラレルだし、そもそも手元にない(笑)
動画サイトで見ろってのもなぁ~。

まぁ、「ポポロクロイス」シリーズはゲームの「Ⅰ」と「Ⅱ」だけやっときゃOKよ。

友に渡した「ポポロクロイス物語」

2012-07-09 18:16:28 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
先日、友達にPS版の「ポポロクロイス物語」と「ポポロクロイス物語Ⅱ」を押し付けた。プレゼントした。

何度か力説したのだが反応がイマイチだったので実物を渡したわけだ。
持っていればプレイすることが出来る。
いくら「このゲームはイイ!!」って薦められたからって物がなければやりようがないし、全く前知識がないのに

「薦められたからしゃ~ない。買ってみるか」

ってなるのって相当上手くやらないと難しいと思うわ。
まず、中古ゲーム屋に行って、PSソフトを探すって時点で敷居が高いわ!
だから取り敢えず「物」だけ渡しておく。
当然、渡したから俺自身が出来なくなるけどB○○K ○FFで探せば、1本500円ぐらいで買えるはずだ。大した出費ではない。

後は友のやる気次第。強制的にやれとはいわんわ。
中古ショップに売ろうがディスクをフリスビーとして投げようがディスクを額にくっつけてお医者さんごっことして利用しようが(黒いけど)自由だ。
髭人としては手元に置いておいてもらいたいだけ。
出来ればプレイすることで「ポポロクロイス」シリーズの魅力に直に触れてもらいたいところだがな。それは髭人の身勝手な願望だけである。

PS)ひっさしぶりに「カテゴリー」の「ポポロクロイスシリーズ」に入ったなぁ。
まぁ、あまり動きもないから話題に出来ないもんなぁ~。

ポポロクロイス ゲームのサントラフルコンプ!

2011-03-06 21:58:55 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
おおおおぉぉ!!
探し求めていた「ポポロクロイス ~月の掟の冒険~」のオリジナルサウンドトラックをやっと・・・やっと・・・やぁぁぁぁっとッ!!見つけたぁぁ!

中古屋で棚を何と無しに歩いていたら、あって・・・
流してみていて通り過ぎようという所で驚き、思わず二度見したわ。
そして手に取って感動。
「傷アリ、再生には問題なし」
と書かれたシールが貼ってあったものの関係なし。
レジに持って行くと店員がCDを見て

店員「申し訳ありません。こちらのミスで確実に音飛びするような傷がある商品を並べてしまいまして・・・」

髭人『音飛びぃ?これを1年ぐらい求めていたんだぞぉぉ!再生問題なしって書いてあるじゃないか?』
髭人「でも、シールが書かれていますけど」

店員「こちらの手違いで・・・」

髭人「聴ける可能性もありますよね」

店員「そうですけどね。もし購入されるのであれば、返品承ります。」

そんなやり取りがレジであったものの買いました。
もし音飛びするようならまた探せばいい。
ポジティブに考え、購入。
全部はまだ聴いて無いけど1/3ぐらい聴いた中では音飛びなし!

まぁ、ネットで買うのが一番確実なんだろうけど、髭人としては特に欲しい物は自分で探して買いたいというしょうもない拘りがあるんだわな~。

いや~!嬉しい!嬉しい!ちょっと泣けてきそうです。
これでポポロクロイスシリーズのゲームサントラ。5枚。フルコンプ!!
素晴らしい!本当素晴らしい!


次に欲しいのは「ポポロクロイスミュージアムⅠ」と原作本「2」、「3」巻
まだまだ髭人のポポロ探しは続く・・・

「ポポロクロイス ~月の掟の冒険~」 レビュー (Play Station 2)

2010-03-18 20:10:25 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロシリーズ第5作目
開発は「ジーアーティスツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
2004年3月18日発売

特徴としては
前作と同じく3DCG
仲間になるキャラが増加
キャラの成長に「スキル制」を導入
「フリック」というシステムが追加

スキル制はレベルが上がるごとに振り分けが出来て
「HP」「MP」などの基礎能力強化
「技」「協力技」と言った特技強化
を自分で選ぶこと出来る。

「フリック」とはフィールド上でゴルフのように玉を打ち出せるという物。
それを使う事で仕掛けを解いたり、アイテムを取ったりすることが出来る。
キャラ毎にフリックの飛距離や軌道が違うので必要に応じてキャラを入れ替える必要がある。


あらすじ
前作「はじまりの冒険」の半年後、
前作の闇の精霊を倒す際、「ルナ」を人間にしていた「黄金の鍵」が砕け散ってしまい
「ルナ」は海で「ピノン」と「マルコ」と遊んでいた。
「ルナ」は「海の妖精」であり、陸に上がると砂になってしまうからだ。

サブタイトルの「月の掟」の意味も説明しよう。

ピエトロ達の世界では妖精族には「森の妖精」と「海の妖精」と2種がいて

「森の妖精」は海水に触れると泡になってしまう。
「海の妖精」は海水から出ると砂になってしまう。

その現象を「月の掟」と呼ばれるのである。
(何故そんな「月の掟」なんか出来たのかというと劇中に出て来るので
プレイしてみて下さいませ)

再び「ルナ」を陸に上げる方法を聞いていると「ギルダ」がこう言う。

「黄金の鍵は何度でも再生する」

黄金の鍵を取りに行き、「ルナ」は人間となり、再び陸に足を下ろすことが出来た。

その直後、ピエトロ王が城の馬の様子がおかしいという事で
動物を話す能力を持つレオナを呼んできてくれとピノンに命じた。
ピノン達はそのレオナと会った所で謎の光がポポロクロイスを包んだ…

そこでピノン達の前にしたものは…
ピノン達の新しい冒険が始まる。


あらすじを出したメインと言える登場人物を紹介しておく。

←ピノン:8歳
前回の冒険もあり成長しました。
いくら勉強好きとはいえ逆に2歳年上のポポロⅠの「ピエトロ(10歳)」よりも
物わかりが良いってのはやりすぎじゃないかって思うけどね。

←ルナ:8歳
はじまりの冒険」では
「ピノン」よりお姉さんらしい振る舞いをしていたが
今作において母親の「セレーネ」の事もあって我を忘れ、
「ピノン」に諭させる場面が見られる。
まぁ、8歳だしな…「ルナ」の方が年相応といえる。


←セレーネ:年齢不明 ルナ(海の妖精バージョン)

妖精族は人族より長生きという事もあってか「サニア」同様、
年齢は決められていない。
王族として「ルナ」には辛くあたらなければならない時もあるわな。
ちなみにルナの本名は「ルナテュレース・ワントリンク」

←エレナ:18歳
「ピノン」の叔母にあたるが「おばさん」と呼ばれるのは抵抗があるらしく逐一訂正させている。
絵はないがマルコにげんこつした事もある。(アニメ版はしたけど)
しかし「ピノン」にはない。身内以外には辛い(笑)

←マルコ:9歳
食う事ばかりを考え、ゲーム中では精神年齢は最も低いのではないだろうか?
ただ、物語後半は成長していく…

←モンバ:年齢不詳(私が知らないだけ?)
クロコネシア人
「ダカート号」メンバーで一番下っ端(「アイナ」よりもかよ)
音痴であるがコレで助かったこともある。
ゲーム中重要な位置にいる。



↑ダカート号、クルー
下段、左から
ドノバン:ダカート号船長、
アイナ:11歳、機関士、ゲームでは言われてないがアニメ版ではガストンが祖父であると言っている。
ガストン:機関士、ダカート号の機関長
トード:ダカート号乗組員、語尾に「ネー」をつける。寡黙な人だが鼻がピクピクするときは悪いことをが起きる前兆。
ビリー:ダカート号の乗組員、ピノン達の世話を焼く

中段、左から
エドガー:ダカート号操舵手、常時酔っているアル中
ランバート:ダカート号の船医
ベル:ダカート号のコック
ダイク:ダカート号の乗組員で武器や道具の仕入れを行う。

最上段
カーティス:ダカート号航海士、船内のイケメン担当
グーリー:ダカート号、甲板長


↑主要6人集合絵
アニメ版のエンディングにも使われていたよな。

そのアニメ&ゲームEDテーマである「桜見丘」は良曲であるが歌詞がゲームに即していないのが難点。
原作者の田森氏曰く「大人の事情」とのこと。

というか、「月の掟の冒険」なのに「桜見丘」ってなんでやねん。
せめて「月見丘」だろ。ゲーム中でも「桜」はキーになってないどころか
全く出てこないしな。
そう言った部分でも「大人の事情」を感じさせる。




点数は45点

良い点
・ストーリーが良い


悪い点
・戦闘でのロードは改善したが別の所でロード増加
・難易度向上
・キャラの掘り下げ薄し
・システム面大幅劣化
・不自然さを感じる展開

良い点の解説
・ストーリーが良い。
ポポロらしくないという意見はあるが髭人的には好き。
大筋は良い。飽くまで大筋だがな。


悪い点の解説
・別の所でロード増加
戦闘でのロードは改善された。が、今度はマップの切り替えでロードが発生
黒背景に

「NOW LODING」

という文字と登場キャラの絵が出る。
そこそこパターンはあるものの、
それよりも多い回数のロードなので何度となく見たキャラを見る羽目になる。
せめて、キャラの特徴とか台詞を入れてくれよ。
しかし、切り替えの度にロードが発生する仕様だから町の探索をする気が失せるんだよな。
ポポロシリーズの魅力って名もなき人々とのやりとりじゃないのか?
そもそも「ポポロクロイス」は「ポポロ=人々」と「クロイス=交差」の造語であるはずなのに人とを遠ざけてどーすんだよ。

・難易度向上
敵の攻撃がなかなかいやらしい。状態異常を併発させて来る。
攻撃力低下、守備力低下、命中力低下、素早さ低下、特技使用不可、混乱、毒
などなど色々あるがこれら最大3つを全体攻撃に合わせ一気に繰り出してくる。
ドラクエで例えるなら

ルカナン、ボミオス、猛毒の霧、ムーンサルト

を同時にやってくるようなものだ。
しかもこのゲームはターン制ではなくアクティブゲージを採用しているため、
足が遅くなるとこちらが行動をする前に敵がもう一度攻撃って事もある。
守備力が低下しているため、全滅というケースは対策を行わないと結構ある。

敵がほくそ笑んでいるのが見えるもん。
こちらが状態異常になり、こちらの攻撃は明らかに間に合わない。
次回、同じ全体攻撃が来たら明らかに死ぬ状態。

敵「おまえは『やめてそれだけは』という」
髭人「やめてッ! やめて!それだけはッ! ハッ!?」

ボゴォォォン!!全滅!!

しかも、全滅後はセーブ地点。
操作キャラは計6人となる。
操作キャラが固定されるイベントが結構あるので偏った育て方をしていると
育ててないキャラを出さなければならず詰むなんてケースも発展しかねない。
特にこのゲーム場面、場面毎に区切った展開が行われるので

「敵が強いな。戻って弱い敵と戦ってレベルアップだ!」

という事が出来ない。敵が強くてもそいつと戦ってレベルアップをしなければならない。
うっかり死んだらセーブ地点。だからセーブポイントをウロウロなんて事はよくある。
何で連れてないキャラも経験値が分配されるしようにしなかったのか?
ただ、プレイ時間の水増し目的じゃないかと思ってしまう。

・キャラの掘り下げ薄し
中盤以降、登場キャラがドッと増えるが掘り下げは浅いため、非常に印象は薄い。
髭人的には「アイナ」「ドノバン」「ガストン」ぐらいしか覚えていない。
この作品の後もシリーズが予定されていたようだから
その時に説明するつもりだったのだろうか?

・システム面大幅劣化
いくつもあるので分けて紹介する。
 ①売値がリスト化されない
 ②所持個数が表示されない
 ③オーブの変換1つずつ

 ①売値がリスト化されない
 この時期のゲームであればアイテムリストに表示されたものの
 売値は一気に表示されるものだがこのゲームではそんなことはない。
 1つずつカーソルを合わせ、選択しないと売値がわからないのだ。
 ファミコン時代に逆戻りって感じだ。

 ②所持個数が表示されない
 武器や武器の購入時、売られている物にカーソルを合わせても所持個数が表示されず
 今、持っているのか、いくつ持っているのか分からないのだ。
 武器などコンプしたい人は持ってないと思って買ったら
 既に持っていて無駄金を使ってしまったケースもあるだろう。
 それに、現在装備武器も攻撃力などの能力表示されないので買ってみたら
 さっき宝箱で出たアイテムより弱体化するなんてケースにもなる。

 ③オーブ変換は1つずつ
 システム面の最たるクソ要素
 このゲーム、様々な色の「レッサーデーモン」を倒す事で

 「ブラッド」「マリン」「ゴールド」「オリーブ」「ローズ」

 の5色のオーブが出現する。
 それは各種、色の数に応じた特殊アイテムの交換に使える。

 一応、オーブはとある「レッサーデーモン」によって色の変換が出来る。
 1個は別の1個として変換可能。

 「ブラッド」→「マリン」→「ゴールド」→「オリーブ」→「ローズ」→「ブラッド」→(繰り返し)

 だけど、コレ、複数を一気に変換する事が出来ないのである。
 1個1個を別のに変換する必要に駆られる。
 だから「マリン」10個を「ブラッド」10個にしたい場合は
 4回の変換と、10個分の変換…

 変換に店主との会話で2回「○ボタン」を押さないといけないので

 4(変換)×10回(個)×2回(会話文)=80回

 ○ボタンを押さなければならないわけだ。

 このゲーム、EX装備という特殊装備がある。
 だが、1つ99個の「オリーブオーブ」が必要。

 「ローズオーブ」が99個あってそれを変換するには…

 4(変換)×99回(個)×2回(会話)=792回

 792回の○ボタンを押さなければならない訳だ。


 しかし!それだけではない!!
 EX装備は「武器」「服」「靴」の3種そろえなければならないのだ。
 つまり1人分のオリーブオーブは

 99×3=297個

 も必要である。
 しかも、オーブが必要なEX装備が必要なキャラは2人いる。
 (他4人はアイテムで入手)

 297×2=594個

 入手するオーブが全部が「ローズオーブ」って訳ではないが
 変換作業を行うのなら2000回以上は
 ○ボタンを押さなければならないんじゃないだろうか?

 壮絶に鬱陶しい仕様であるッッ!!

・展開がやや強引
これはネタバレに記述しよう。


髭人は気にならなかったがムービーの口が合ってないなんていう意見があったな。
よく見ていたらそうなのかもしれない…


このゲームは結構、しんどかったな。
はじまりの冒険」と比べて敵の難易度が格段に向上しているし
万遍なくキャラを育てないといけない仕様もね…
一応、キャラは平均的に育てたほうがいいよっていうけど、何らかの救済措置は欲しかった。
大抵、キャラ固定になるイベントが発生した後は敵が強くなった場所に入る羽目になるからな。
そして、死ぬとセーブ地点…
小学校低学年ぐらいの子は心が折れたんじゃないだろうかねぇ…

後、フリック操作も慣れ不慣れがあるだろう。
フッ飛ばし作業をしているときぐらい敵を出現しなくしやがれ。

戦闘の難易度が高めなのでいくらか軽減するには

個人的に、スキルは「技」を一点集中型にすべき。スキルゲーの鉄則だわな。
大体、後半になればなるほど良い技とか強力な技になるのだから…
平均的に育てるとどれもこれも微妙なキャラになってしまう。
多少、偏りにより敵の得手不得手が出来てしまうにしても一点集中型をオススメする。
髭人的には、

「1人技は全体攻撃重視、3人技は攻撃系のルナ以外」

を覚えさせた。
(ルナの3人技は3人の全回復&ステータス異常回復)

という形を取った。
このゲームは早く敵を倒すことで
「経験値」「アイテム」「武器」「お金」「HP回復」「MP回復」
などのボーナスが得られる。
だからそれで出し惜しみなしで速攻で敵を倒していく。
当然MPがガス欠しやすくなるが、それはレベル上げ。
早め撃破により経験値ボーナスもあるし
もしくはMP回復ボーナスでなどで補うのが賢い方法ではないかと髭人は考える。

2人技は誰と誰の組み合わせ使用可能という仕様上、
使い手が決まっているためにパーティが固定されがちになり使い難い
(3人技はメンバーに縛りはない)。

その割にイベントによりキャラが勝手に固定される事が多々ある。
それで全く育ててないキャラを使わなければならなくなったら詰む可能性が…
ただ2人技は使用者の個性が出ていて面白い技が多いので
これはレベルが上がってからのお楽しみとするべきだろう。



ゲームとは関係ない余談であるが…
この作品の発売時期について触れておこうか?
この「月の掟の冒険」は延期って事でアニメ版よりも
後の発売という最悪な状況になったという。

ゲームの発売は2004年3月18日
アニメの放送は2003年10月5日~2004年3月28日

このアニメは「はじまり」と「月の掟」をベースとしているもの
殆どネタバレしているような状態だよな…
ゲームの発売翌々週にアニメ最終回じゃなぁ…

ちなみに製作のスタッフの中で急死された方がいたそうだ。
その影響で発売延期したんじゃないだろうか?

気の毒だとは思うがそれはどの業界でも起こりうる話だから
同情する事はあっても評価は変わらない。


スタッフは延期する事に関して「アニメとゲームは展開が違う」って
言ったらしいがそんなに変わらんしな…
(苦し紛れに言ったとしか思えない)

「ゲーム買うよりアニメみるか」

ってなるものなぁ…
それにアニメ版には「コゴト」王子やら「プンプン」王女などの
オリジナルキャラもいるし
「ダカート号」の面々もゲームより遙かに出番があるんだよな…


この先に書かれているネタバレを含めて全てを今、ここで総合してしまうと
「ピノン達のお話」に触れたければ

「このゲームではなくアニメ版を見る方が早くて楽しい」

って答えに至ってしまうんだよな…
ポポロクロイス ~はじまりの冒険~」もアニメがカバーしているし(ゲーム版はロードなど問題が多い)、キャラの掘り下げがされているし、髭人一押しの「アイナ」も出番や活躍はそこそこしているしな。
このゲーム独自の「フリック」は操作は謎解きで必要って物でしかなく、しかもそのフリックはフィールド上だと敵が出るという仕様上、作業的になってしまいがちでやっていて楽しいって思えないんだよな。残念ながら…
アニメ版とゲーム版が違うってスタッフは言ったけど「誤差」の範囲内である。
仮にこのゲーム版の完全な続編が出るにしたってアニメ版をだけしか見てないからって問題なくつながるだろう。


だから、

「ゲームとして自分の手でピノン達を動かしたい!」
「ポポロシリーズのゲームは全部制覇する!」

って方がプレイするのがいいのかもしれません。

悲しいがそれ以上にこのゲームに魅力はない。
ネタバレを読んでみてまたここを振り返ってほしい所だ…



ここからがネタバレ























何故「月の掟」が出来てしまった理由は…
元々妖精族は森も海も仲良くしていた。
しかし古の妖精王「ゼフィス」が他種族を疎む心の隅に闇の意志「カオス」が宿ってしまい
「闇の妖精王」となった。
その「ゼフィス」は途轍もない力を持ち、世界を汚していった。

その「ゼフィス」に対して神々はデュオンの力(月の力)をもってして
ゼフィスの身体を2つに裂き森と海の二つの神殿に封印した。
残された妖精族に神々は「月の掟」を課した。
これは2つに分けさせられた「ゼフィス」復活を防ぐものでもあったのだ。

その月の掟により多くの「森」と「海」の妖精達は亡骸となった。
波や砂浜はかつての妖精達そのものというわけなのである。

このゲームのピノン達の動きをサラッと紹介しておこう。
プレイせずとも分かる「月の掟の冒険」
行ってみよッ!!

上記のあらすじの通り

「ルナ」の為に「黄金の鍵」を取ってくるとポポロクロイス中を謎の光が包んだ。
直後、ピノン達の前にいた人々は皆、石化してしまっていたのだ。
「黄金の鍵」を持つ「ルナ」とその周囲にいた「ピノン」と「マルコ」以外の全てを…

「マルコ」の母の「レオナ」だけではなく
王である「ピエトロ」や「ナルシア」も例外ではなく
魔女の「ギルダ」ですら石化してしまったのだ。
家族を石化されて悲しみに暮れる「ピノン」と「マルコ」

「ルナ」は石化の術を使える自分の母である「セレーネ」なら何とか出来るかもしれないと思い立つ。
しかし、「ルナ」の故郷まではかなり遠い。

そこへ、「ポポロクロイス」から離れていた「エレナ」が戻って来た。
彼女は道中で救った海賊船「ダカート号」のボスとなっていた。
石化の事を知った「エレナ」は「ピノン」達を連れて「ルナ」の故郷に向かう。

そこで、「ピノン」達の事を知らない海賊狩りを行っていた「ガミガミ魔王」の妨害もありつつ…

「ルナ」の故郷につくといつも優しい「セレーネ」の様子がいつも違っていて
厳しい口調で

「石化を解きたいのならば『ポポロクロイス』にある『月の雫』を取って来なさい」

と、言われ、「ピノン」達一行は「ポポロクロイス」に戻り城のほこらにあった「月の雫」手に入れる。
外に出ると「サボー」がいた。
彼もまた「エレナ」と同じで別の場所にいて石化の難を逃れたのだという。
そして、「『月の雫』を見せてくれ」というのでピノン達は渡してしまったのだが
それは「サボー」ではなく「ゼフィス」に加担する「パーニャ」という森の妖精が「サボー」に化けていたのだ。

そこへ「セレーネ」が現れ「月の雫」を手に入れて海へと消えて行った。
「セレーネ」達を追おうとしたが「ダカート号」は破壊されてしまった。
途方に暮れそうになった所で「ガミガミ魔王」が現れた。
彼は「ポポロクロイス」の事や「ピノン」達の事を聞いて協力する事になった。
「ガミガミ魔王」が乗っていた「怒涛海王丸」に乗り、
「ダカート号」のクルー「モンバ」が故郷の「クロコネシア」の「デルボイ」という仙人が色々と知っているとの事で
一行は「クロコネシア」へと進路を取る。

「クロコネシア」へ着いた一行は「デルボイ」から今後の対策を練る。
「ゼフィス」の狙いは半身を封印している「月の掟」の解除である。
それを阻止するために「月の掟」を解除する場所である「化石島」に行く事になるのだが
それには「レムナス」という伝説の船が必要との事で彼らは「クロコネシア」で
「レムナス」を取りに行く。数々の試練を経て、「レムナス」に乗り、「化石島」へと向かう。

「ハーピエル」と戦いつつ、「化石島」へとたどり着くが「ゼフィス」の部下の妨害などにより
「月の掟」は解除されてしまう。その際、用済みという事で「セレーネ」の身は解放してくれた。

「月の掟」を解除されてしまい、残された道は「ゼフィス」完全復活の阻止。
それは「月の掟」再度の発動である。
それは妖精王にしか出来ない。
「森の妖精王」である「メディア」は姿を隠していて
その「メディア」の娘である「ナルシア」は石化しているので「セレーネ」が担うしかない。
(仮に「ナルシア」が石化してなくても、技術を継承してなければどのみち無理だろうが)
が、「月の掟」を発動させる祭壇は陸上にある。
今は、陸に上がっても大丈夫でも発動させた瞬間に砂になってしまう。
「ルナ」はダメだとしきり言う。
そこへ丁度、「月の掟」の解除の時に使用され割れた「月の雫」の欠片を「マルコ」は拾っていたのだ。
それを持っていることにより「月の掟」を無効化出来るのだ。
その間に海に戻れば「月の掟」を発動させても「セレーネ」が砂になる事はない。

彼らは決戦の地である「ポポロクロイス」に向かう。
「ゼフィス」の「海の半身」と「森の半身」が共に向かうのを阻止しようとするが失敗し
「ゼフィス」は復活してしまう。
そこへ、「月の掟」が発動する。再び体から引き剥され魂となった「ゼフィス」は
「セレーネ」の肉体に飛び込むが「セレーネ」はその手に持つ「月の欠片」を砕いてしまったのだ。

「月の掟」により砂になっていく「セレーネ」
どうにか「黄金の鍵」の力で母を救いたかったが
「セレーネ」は自身の運命を受け入れ、「ゼフィス」を道連れにすべく砂になっていくのだった…



悪い所はちょこちょこ見当たるんだよな。

「タキネン村」の「薪割りスペシャルの人」

男「大人の事情で(薪割りスペシャルは)できない」

とか言い出すんだよな。何そのメタ発言。
ポポロらしくね~!!

男「今日は調子が悪くてできない」

で、いいじゃないか。

「ないわ~」

と、思ったよ。
というか面白いと思う人いる?


悪い点で指摘した「不自然さを感じる展開」をいくつか紹介していこう。

例えば、「ダカート号」で
「マルコ」に「ベル」が芋の皮むきをさせるところ。
「ピノン」「ルナ」「マルコ」の3人で行動していたのに何故「マルコ」だけ引き抜く?
(まぁ、見た感じ芋の皮むきが一番上手そうなのは「マルコ」だが…)

「マルコ」がいなくなった為、2人きりになった「ピノン」と「ルナ」が会話をするという流れであるが
「マルコ」がいると二人の会話に水を差すから離したっていう手段なんだろうけど
露骨すぎないか?
それに「ピノン」「ルナ」は何故皮むきを手伝ってやらないの?


次に、マリーナ城に行った際
「セレーネ」に会うのは「ピノン」「ルナ」「マルコ」の3人。
「エレナ」は

「急に来てみんなで押しかけたら失礼だから」

って言って「ダカート号」に残る。
どう考えたって「マルコ」の代わりにお前が行けよ。
「ダカート号」のボスだろ。
色んな事を質問したり、理由を聞いたりする必要はあるだろう。
それで、「セレーネ」に

「ポポロクロイスにある月のしずくを取ってこい」

と言われるんだけど、それに対して何故か尋ねたり他に色々と考える事は
幼い3人には出来ん。
特に「マルコ」お前は芋でも剥いてろ。


次に
「月の雫」を入手した「ピノン」達、
しかしうっかり「サボー」に化けていた「パーニャ」に手渡してしまい、
それが「セレーネ」(ゼフィスが体を乗っ取り中)の手に渡り「セレーネ」達は海に向かう。
「ルナ」はまだこの時点で「セレーネ」が「ゼフィス」に操られていることを知らず
自分の母親を止めようと海に向かうが、「ピノン」が回り込んで止める。
いくらなんでも、物わかり良すぎないか?8歳だぞ。
それに、「セレーネ」の事を一心に思う「ルナ」を普通止められないと思うんだけどな…

突然、現れた「パティルーサ」
「ピノン」に対して
「次はどうするの?」「次はどうするの?」としきりに聞いてくる。
疑う事を知らない「ピノン」は正直に話してしまう。
その結果、「レムナス」という伝説の船の所に行くという事を話してしまい

パティルーサ「それじゃその船を壊しに行こう」

って展開になる。
さっきは物わかり良すぎで今度はおとぼけか?
さっき「パーニャ」の件があったんだから
安易に人(妖精だけど)を信じないという事を覚えろ!極端過ぎる!


「ハーピエル」はその歌で男を腑抜けにさせる歌を歌う。
そのため、「ピノン」と「マルコ」が使用不可になる。
(船内にいる「ダイク」も腑抜けに)
「モンバ」は男だが音痴であるため、「ハーピエル」の歌は無効。
(マルコも音痴っぽいけど)
その際、「アイナ」が二人の面倒を見るという事で「レムナス」に残る。
「ルナ」「エレナ」「モンバ」で腑抜けにさせた元凶である「ハーピエル」を倒すと
「ピノン」と「マルコ」は元気になるのだが…
それで「アイナ」は「マルコ」と目が合って二人とも赤くなるんだよな。

介抱していた描写が一切ないのに急にフラグ立てるってのは不自然。
出会ってからも大して「マルコ」と接点はなかったぞ。
アニメ版みたいに「アイナ」が「マルコ」に一目惚れしていたのならまだ分かる。
なんか、「ピノン」と「ルナ」のカップルがほぼ成立しているから一人の「マルコ」が可哀想だから取り敢えずカップル作ってやろうっていう意図にしか見えないんだけど…

別に現時点で「マルコ」的には色気より食い気だから
飽くまで「ピノン」と「ルナ」は友達で二人が仲良くしていて
自分が蚊帳の外でも気にしないだろう。
無理にくっつける必要ってあるん?

ただ「アイナ」は髭人的に好きだ。(その情報はいらんッ!!)

それらを考えるとなんか

「製作者の意図したレールの上をキャラに歩かせよう」

ってのが透けて見え気がするんだよな。
勿論、ゲームやドラマなどの創作物、ある展開に載せるのはダメとは言わない。
けども、それを見ている側に感じさせないようにするのが製作者の腕というわけだ。
今までの「ポポロクロイス」シリーズにはそれほど感じなかったのに
この「月の掟の冒険」は特に強く感じた。

しっかし

「石化の光」はチート過ぎるだろ。

「黄金の鍵」付近3mぐらいの人以外は問答無用で石化って…
魔女の「ギルダ」も石化。腰に付けた「竜の剣」も役に立たず「ピエトロ」も石化
しかし「ポポロクロイス」の住人を全員石化させてしまったらポポロ王家に伝わる「月のしずく」手に入れられないじゃん。
その時点で、

ゼフィス「あ…石化魔法が効かない黄金の鍵を持った『ルナ』の近くにポポロクロイス王家の『ピノン』がいるな…よし!今だ!石化の光、発動!」

って感じなのかな?
「セレーネ」は「エレナ」の事を知っている様子はなかったし、利用しようともしてなかったし…
違うか?

「ゼフィス」さんはきっと運が良かったんだな…


にしても今作出て来た「デルボイ」様は
ポポロⅠやⅡに出て来た「ラダック」仙人と比較すると足元にも及ばないんだよな。
ラダック仙人は「ポポロクロイス物語」に出てくる仙人。
予知やらレムナスの事を教えてくれるけどこの人、
しょーもないダジャレを言う以外に何かしてくれたっけ?
記憶にないのだがな…
よっぽど「ラダック」仙人の方が凄い。
「闇の世界」に行く扉を作ってくれたり、ポポロクロイスに瞬間移動したり…
「神々の国」へ行かせてくれたり…

「エレナ」も「ラダック」仙人の事を知って頼っていればなぁ~。
「ピエトロ」も教えて上げればよかったのに…

「世界規模の危険な事に遭遇したらラダック仙人を頼れ」

って…
でも、東に行く手段がないか…ブリオニアの乗り物で数日だもんな…
船である「ダカート号」じゃ時間がかかりすぎるだろうしガミガミの潜水艦がそれほど速くなさそうだからな…



個人的に好きな部分って事で…ラスト付近の
解除していた「月の掟」が再生するイベントだな。
「月の掟」を再び発動させることにより「ゼフィス」を再び分離し封印する事となる。

が、そうすれば「黄金の鍵」を持たない「セレーネ」は陸上では砂になってしまう。

「黄金の鍵」で「セレーネ」を変身させようとして
砂になるのを回避しようとしていた「ルナ」
だが「セレーネ」はこう言う。

「黄金の鍵に選ばれたものでしか使えない」

って…
それで「ゼフィス」が体に乗り移ったままの「セレーネ」は
月の掟と共に「ゼフィス」を道連れにする。
「妖精王」の償いとしてね。
心に隙があったからこそ「ゼフィス」に体を乗っ取られたという事を
「セレーネ」は責の念を感じていた訳だ。

母親の「セレーネ」死んじゃって「ルナ」は辛いわな。
でも、

「波の音は悲しい声じゃないわよね。だって波を聞いていると心が安らぐもの」

ってのはなかなかいいセリフ。
好きだわ~。沁みる!沁みる!

これは賛否両論ではあるが、髭人は好き。


ただ、エンディングに物言いをつけるのなら…
「ゼフィス」を倒し「セレーネ」が砂になっていく所の
次の場面は…何ともう既に数日が経過している模様。

「ピノン」と「ピエトロ」夫妻との感動の再会などはない。
「ピエトロ」夫妻が母を失った「ルナ」に対して慰めの言葉を投げかける事もない。
重要な所なんじゃないの?それ。

ゲームではポポロクロイス城下町や城などを移動できる。
「ピエトロ」や「ナルシア」との話しかけても、
イベントとしてないのが悲しい。
音声なしのメッセージが出るだけってのは寂しいなぁ…

で、エンディングとしてあるのはそれぞれの旅立ちみたいな所である。

「ピノン」は「ポポロクロイス」に残り、
「エレナ」はダカート号の一行と共に「レムナス」に乗り込み
自身の目的である「バファンの剣」を探す旅に出る。
「ルナ」は黄金の鍵を用いて「ピノン」や「マルコ」とたまに会う様子。

寂しい。実に寂しい…


にしても
「『バファンの剣』探している」という「エレナ」

上記で挙げた製作者急死の件。
「バファンの剣」の話を上げたのはその人という話。

「何、その剣?」

ってなる。エンディングでどんなものなのか一切触れられることはなかった。
残されたスタッフは製作に困るわな。メモなんかも遺されてなかったのだろうか?


この「月の掟」の発売の翌年である2005年2月10日に
PSPで「ポポロクロイス物語 ~ピエトロ王子の冒険~」が発売された。

が、「端折り過ぎ」「フルボイスカット」「ロードあり」など難点が多すぎ。
ポポロファンに泥を塗りたくるような出来であった。
結果、「ポポロクロイス」シリーズはストップする事になった。

2011年2月に
「ポポロクロイス物語~夢と絆の冒険~」というソーシャルゲームが出たようだが…
もうサービスは終了していたはず。

それから原作者の「田森庸介」氏が「パウロ」や「サニア」の出会いの頃の話を描いた「ポポロクロニクル」なんて小説をHP上にアップしていた。
但し、一時的なもので現在では公開終了している…

が!!

2015年にその「ポポロクロニクル」

ポポロクロニクル ~白き竜~ 上巻」(2015年2月18日)
ポポロクロニクル ~白き竜~ 下巻」(2015年3月14日)

上下巻で書店で販売されているので興味がある方は是非!

それに同年2015年6月18日に
3DSから「ポポロクロイス牧場物語」が発売されたよ!

「ソニー」で出ていたポポロクロイスが「任天堂」である3DSで出たというのは事件とも言える。
ただ、作り手側としては権利などの大人の事情で四苦八苦していたのがゲームでの登場キャラ名で滲み出ている(苦笑)

まだまだシリーズが続いていってほしい所である。

あれ?この記事ってポポロシリーズの事を取り上げていたんだっけ?
あ、月の掟か…

「アニメ見ようぜ!」

以上!

「ポポロクロイス物語II」 レビュー (Play Station)

2010-01-21 19:37:35 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロシリーズ3作品目
開発は「ジーアーティスツ」「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
2000年1月27日発売

特徴としては
前々作の「ポポロクロイス物語」前作「ポポローグ」と変わらず本作は斜めからの見下ろし型である「クォータービュー」である。
フィールドからバトルへの移行がシームレス

追加点と言えば
イベント時はフルボイス
そのせいかディスクは3枚組となった。

あらすじ
前々作「ポポロクロイス物語」で「氷の魔王」を倒し王国を救ったピエトロ王子。
プロローグはその2年後から始まる。
12歳になった「ピエトロ」はポポロクロイス王家に先祖代々行われてきた「王位継承の儀式」を行うため
「王家の洞窟」に一人、足を踏み入れる。
そこで「知恵の王冠」を触れ際に謎の人物に出会い、問いかけられる…
それに答える事が出来ず、月日は過ぎていく。
それから3年が経った15歳になったピエトロ。
「パーセラ」のトンネル工事現場に竜が現れ閉じ込められた人がいるという。
それを調査すべくピエトロはパーセラへ、「ドン」と「ゴン」を引き連れて向かうのだった。
これから自分達の運命を大きく変える事件に発展するとも知らずに…

点数は90点

良い点
・ストーリー
・イベント時フルボイス
・1からのお土産
・モブキャラ含めた展開


悪い点
・難易度低下
・ラスト、仲間が空気


良い点の解説
・ストーリー
相変わらず泣けるなストーリーである。
但し、「ピエトロ」と「ナルシア」の描写がメインとなってくるので

公式のキャッチコピーが
「二人の恋に、涙がポポロ」

だしな。
「ポポロ1」や「ポポローグ」では特に「家族愛」が強かった。
今作にも「家族愛」はあるもののそれよりも「恋愛」の方が色濃いと言えるため
向かない人もいるかもしれない。

・イベント時フルボイス
やっぱり場面をより高めてくれるのがフルボイスだからだろう。
ディスク変更の時に変えないで放置していると
キャラに注意されたり、怒られたりするという遊び心があって面白い。

・Ⅰからのお土産
」や「ポポローグ」のセーブデータにお土産が入っているとお土産部屋に品物が並ぶ。
中には体験版の限定品や「ポポローグ」の「ポケットステーション」限定品などもあるようでコンプするのは大変かもしれない。
データもあるが、やはり「ポポロクロイス物語」から5年後、「ポポローグ」から3年後という事でキャラのつながりがある。

・モブキャラ含めた展開
メインストーリーが泣けるのもあるがイベント毎に
モブキャラなども時間経過しているのでイベントが終わった後に今まで行った
町などのキャラに会ってみると小さなイベントがある。

「モブキャラAはモブキャラBに恋をしていたが…実ったのだろうか?」

メインストーリーとは関係ない所で展開していくモブキャラ同士のやり取りを追っていくという楽しみ方もあるので散歩が楽しい。



悪い点
・難易度低下
1と比べて難易度が異様に低下している。
製作側は小さい子やゲームが苦手な人でも
プレイしやすいようにという意図があるようだけどね。
歯ごたえがあるような戦闘がしたければ
特技を縛るとか武器を縛るぐらいすれば丁度よくなるのかも

・ラスト、仲間が空気
仲間が多くなり、ピエトロ以外のメンバーを任意で選べるようになる。
そのため、キャラの組み合わせ等で台詞を用意しなければならないためか
ピエトロ以外はみんなだんまりである。
それがダメなら2パーティぐらいにしてキャラは固定で良かった気がするんだけどなぁ…



髭人は

PSP版Ⅰ部分」→「PS1版」→「PS版2」→「PSP版Ⅱ部分」→「ポポローグ

という複雑な順番でプレイしている(笑)
PSP版のⅡ部分を先にプレイしなくてよかった…
Ⅱの部分もフルボイスじゃないし、ムービーも影の演出がところどころで見られ露骨な経費削減が見て取れる。
そしてカット部分がひどすぎる!

にしてもⅢを期待したんだがな…
PS2になってピノン世代。ピノン世代はそれで好きなんだけど順番を誤るなって…
大人の事情ってのは悲しいもんだなぁ…

主要キャラの皆さんの紹介

←ピエトロ:15歳
前作、前々作、「氷の魔王」や「夢幻魔王イド」から国を守った幼いながらも凄い経歴を持つ少年。
ナルシアが気になる様子だが一歩踏み出せない様子。天気のことがよく気になる(笑)
「風の刃!」が凛々しい!

←パウロ:45歳 エレナ:3歳 サニア:不明 
おじいちゃんと言っても通用するパウロ。かつて獅子王と呼ばれるほど剣術が優れたお人だった。
エレナ、ピエトロ大好きな女の子。12歳も歳が離れているとこれから一緒にいるの大変だよな。
サニア、アンタ、竜族とは言えチート過ぎないかい?

←ナルシア:16歳
心優しく物静かで引っ込み思案な性格の少女
ピエトロと惹かれあっているようだが性格上、積極的になれず悶々としている様子。
今作でとある秘密が明らかとなる。

CMで見たムービー、ヤベェ!!
ニヤニヤ、感動という波状攻撃で髭人を全力で殺しに来る恐るべき女(笑)

←カイ
何気に「1」でも「2」でも本編のムービーでは「ナルシア」より先に出てくるお人

←白騎士:37歳
高いところダメ、お酒ダメ、お化けダメ、塩ダメ(鎧)案外弱点が多いこのお人
2014年に発売された小説「ポポロクロニクル」にて名前も明らかになっている。
鎧が脱げる瞬間は原作者のHPの質問コーナーでサラッと答えている。

←ガミガミ魔王:45歳
相変わらず「ナルシア」ラブなこのお人。
「I」でガミガミ魔王を気にかけてくれるオバちゃんがいたんだけどね。
メカの天才でロボットや機械の城などを作り上げる。
「10000000000年早い!」&「○○は男の浪漫!」は彼の名台詞。


ここからが新キャラ

←ジルバ:14歳
「ロマーナ王女」
「鋼鉄魔王」に捕まっているところ「ピエトロ」に助けられ、一目ぼれ。我が儘に育ったためか思ったことは即行動。故にプレイヤーから嫌われる事が多い。
髭人は一通りプレイしたら気にしてはない。
初見時はやっぱり「何、コイツ」だったけど(笑)


レオナ:21歳
弓矢に長け、動物と話すことが出来る(ドラゴンは不可)
お話の都合上、その理由などはカットとなったと攻略本に載っている。
寡黙なお人だけど、お酒を飲むとキャラが変わる。
そのギャップがいいよね。

←ガボ:0歳
産まれたてのドラゴン
シリーズでも重要になっていくであろう存在

PS)ソフトの画像を2014年9月10日に追加
   友人に貸しあげしていたからな…(借りパクの逆ね)

ここからがネタバレ






















色んなイベントが好きだったな~。
メインの話ではなく他のイベントとかね。

・「星の話」
良い歌。人魚を当てるのはクォータービューって事もあってなんか見づらかったな…

・「ガミガミシアター」
仕置人の所とか笑ったわ。
そしてあんなどーでもいいところに物凄く凝って作っていることに(笑)
糸を噛む奴をやりたくて態々入れ歯を仕込む辺り作り手のコダワリを感じる!!

・「マルチプルタイタインパー」
「パーセラ商工会副会長候補代理」の気持ちはわかる。
何か語呂いいしな。マルチプルタイタンパーって。
久寿玉を割る「ガミガミ」「ジルバ」「レオナ」の3人を見て「みんな…」と呆れる「ナルシア」
個人的には何か加わってほしかった。久寿玉割るのに参加するのではなく
取り敢えず何か誤魔化そうと、「ヒールレイン」でも使って虹をかける。
ちょっとしたショーみたいじゃないか?そこは惜しい。

・「パーセラ」のナンパ男
「ナルシア」に忙しいからとやんわり断られたのを受け入れているんじゃ他の誰も成功しないだろ。お前

・「レオナ」酒豪イベント
その後、「ジルバ」に物まねされて照れている「レオナ」「白騎士」は良い。

・「ウッキィカイザー」
「レオナ」のキャラ崩壊っぷりとかね。
まぁ、飽くまで「ウッキィ」の翻訳しているって立場だがな。

・「スーパーギルダ2号」or「ハネハネショッカク」
是非ともどちらかの名前にして…ダメだよね(笑)
怒る小さいナルシア可愛い。

・「旭日龍宮天政位大帝武者小路助六」
なげぇ…一時期真面目に覚えようとしたな。今は忘れている(笑)


そんなところかな?

あ、忘れてはいけないのは
・「ピピカ村」
ええい!男湯はいい!女湯を映せ!ジルバやレオナの裸ぶりを!

くそ~!PSP版ではそもそもカットしやがってぇぇぇ―――ッッ!

ハッ!!

…………

ウォッホン!取り敢えず落ち着こう…
さて、イベントの話はこの辺にしておこう。
色々と疑問点

「ナルシア」が「パーセラ」の港で黄金の鍵を捨てた事が甚だ疑問なんだよな。
「ガープ」が何を「ナルシア」に言ったのだろうか?
それを見ているときは「ギルダ」の「魔法の井戸」でだったから声は一切なし。
だからこちらが想像するしかないな…

ガープ「アンタがそれ持っていたらエンディングで『カイ』に変身出来てしまって
みんな感動出来なくなってしまうじゃないかい!ホラ!海に捨てておしまい!」

もしくは

ガープ「次回作の『ルナ』に黄金の鍵をあげるためにここで捨てておしまい!」

かな?
って、勿論冗談だが(笑)
本気で考えるのなら

ガープ「アンタ、黄金の鍵を持っているね。そんなもん持っていると妖精達が姿を現さないんだよ!ホラ!海に捨てておしまい!」

ってな所か?
仮にそうだとしたら何故、「ナルシア」が黄金の鍵を持っていることを知っている?
マイラ側は誰もが知っている事実なのか?ポポロ王家の道具だろ?(PS版Ⅰでは魔女の秘密道具だったけどね)
うう~ん。気になる。
しかし、ガープに言われたにしても何も海に捨てる事はなかったんじゃないかって思うんだよな。
手紙で送るか(ポポロの世界に郵送ってあるか知らんけど)
「パーセラ」ならポストフドッグがある。「ポストフ」「ポストフの弟子」「パミィ」ぐらいいると思うのだが…
あまり考えてはいけない所なのかもしれないな…


エンディング。
「ナルシア」や「サニア」を生き返らせてくれるのなら
「ピエトロ」が殺した大地の竜「ウルスラ」も生き返らせても良かったんじゃないかなぁ?
そこは、罪は背負えってメッセージなんかなぁ…
「老竜神」が「牙には牙」をの話で魂が表れて「ウルスラ」は普通に喋っていたのに
「ピエトロ」が殺る前は何故喋れなかったのか?
「ボクシー」の毒薬のせいかな?

しっかし、大地の竜。「ウルスラ」イベント。
「ピエトロ」は額にグサー!ってやっているからもはや殺る気満々だよな。
誤って殺してしまったというモンじゃない(苦笑)


疑問はそんなもんかな?
後、言いたいことと言ったらニヤニヤイベントだな。

サーカス後のイベント…
アカンなぁ…ニヤニヤ加減が…
「ナルシア」が「ピエトロ」の頬にキスして箒で去っていくくだり
寝転がってプレイしていたらそのまま悶絶して転がっていくわ。
ニヤニヤ寝転がり選手権でもあろうものなら10m以上は記録するんじゃなかろうか?

しかし、2015年6月18日に発売された「ポポロクロイス牧場物語
舞台はこの「II」の2年前であり「ピエトロ」が13歳、「ナルシア」14歳って事になる。
PVのムービーで、「ナルシア」が「ピエトロ」に

「おまじないするから目をつぶって」

なんて言ってデコチューするんだけどさ。
いやいや…それじゃ2年後のこのイベントが薄れるやん。

プレゼントを「ピエトロ」からもらって「ナルシア」がホッペチューしてからの~

ナルシア「おやすみなさ~い」(照れ)

箒にまたがりスィ~

「ピエトロ」は腰を抜かしている。

やべぇ…流れを書いているだけでニヤニヤしてまうわ。
二人の親密さについて段階を踏むと考えると、「ポポロクロイス牧場物語」のデコチューは早計だったって思ってしまうのだがな。
せめて手を握るぐらいで丁度いいんじゃないだろうか?



にしても攻略本…


これが15歳の絵日記かいな…
「テヘッ」とか見ているほうが辛いわ!


最後の最後、相変わらず俺をニヤニヤさせて殺したいのかい?
このゲーム、ニヤニヤ地獄ですよ。ほんと…逃げ道なし!
しかし告白の言い回しって何だろうね?

ピエトロ「マイラの事でよくわかったんだ。種族とか姿とかそういうのってあまり関係ないんじゃないかな?」
     いくら外見が綺麗でも心が醜ければマイラのようになってしまう」
     でもユリウス様はそんなになった娘のマイラを大切に想っていたよね。
     大切な人を守りたい。好きな人と一緒にいたい。それでいいんじゃないかな?」
ナルシア「ピエトロ…」(涙が光る)

背を向けているナルシアに近づくピエトロ

ピエトロ「ナルシア…」

振り返るナルシア

ナルシア「はいぃ!」
ピエトロ「ボクと…」


ここでカメラが空に向かっていつものナレーションが流れるわけだ。
ボクと…何なんだろね。コレはプレイヤーにセリフは委ねたんだろうけどさ。
うう~む…

「結婚して欲しい!」

ってのは気が早いよね。

「一緒にいてほしいんだ。これからもずっと」

良い感じだけど、もっと直接的言葉が欲しいよね。既に似たようなことを言っているし…
案外難しいなぁ…ボクと…なんやねん!!
気になるわー!!



最後に各キャラにネタバレを込めた一言
「ピエトロ」:「ナルシア」との結婚式の様子見たかったな~。
       今後描かれるんかなぁ?

「ナルシア」:ピピカ村の温泉イベント
    初見時に
    髭人「ナルシア不在時に温泉に入るぅぅ!?
    白騎士!てめーはいらんからナルシアを呼んで来い!今すぐにだ!
    クッソ!何考えているんだよ製作者ァァァァ!!」

    と、思っていたけど一緒に温泉に入っていたら触覚や羽がバレてしまうからな…
    ストーリー上は正しいと言える。でも、残念極まりない(まだ言うかい…)

    にしても羽が生えているのならコトリコ島。飛べなかったのかな?
    バルバラン封印で力使い果たしていたからか?箒も出せなかったしな。
    いや、今まで箒で飛んでいたからその時点で羽で飛ぶ事は出来なかったと考えるべきか…

「カイ」:「黄金の鍵」がないという事でもう出てこられないのがちと寂しい。

「白騎士」:「キングナイト」の剣を見つけたら家に帰ってくるのかな?
    何やかんやで悪を探す旅を続けそうな気がするな。

「ガミガミ魔王」:「ジルバ」をさらったのは「ナルシア」に似ていたからだそうだが
    流石に無理あるだろ。
    百歩譲って「ナルシア」に似ていたからとしても性格を考えようぜ。
    「カイ」に対して「やっぱりナルシアちゃんがいい」って言っているほどだし
    にしてもここから空白の15年。何をしていたんだろうか?

「レオナ」:白騎士とくっつくのは自然な流れだが、旅に行く自由を許すとは胆力がある女性だよな。
      おねしょ癖の治りが遅かったけど。(こんな事言うと俺、ボディブロー入れられるな…)


「ジルバ」:どう考えても「鋼鉄魔王」に捕まる事なんてなかっただろ。
      「エレナ」「ナルシア」キックのせいで多くの人から嫌われているけども
      場面上、そうしなければならなかったと思うんだよね。
      「エレナ」に蹴り入れなければ、「ピエトロ」にくっついて離れなかったし
      「ナルシア」には、意識も薄い状態だったからこそ、その後のイベントが光るわけだし
      そういう状況にさせるため貧乏くじを引かされた不遇キャラともいえる。
      あ、デフロボ破壊があったな。あれはただの我が儘だから擁護できん。(笑)
      でも14歳で3歳のエレナに「このおばさん嫌い」というので許したよ。
      それを笑って蹴られる「ガミガミ魔王」は不憫だが(笑)
      「白騎士」「レオナ」のイベントも一人、真似してキャーキャー言って可愛いしな。
      ちなみに「月の掟の冒険」の攻略本の田森氏のインタビューで
      「娘の名前は決まっている」と明かされている。
      きっと出会ったら「ピノン」に惚れるんだろうけど、
      今更「ルナ」を押しのけるのは不可能だろう。
      となると、「ジルバ」の家系は噛ませ犬になるお家柄って事か?(笑)


やっぱり、「ナルシア」含めての温泉イベントがなぁ…(くどいって?)
でも、迂闊に入ったら「ジルバ」がこう言うんだろうなぁ~。

ジルバ「なぁにナルシア。頭に触覚があるし、背中には羽があるって…変なの。あなた本当に人間なのぉ?」
ナルシア「…(シュン)」

何てまさに人種などの要因に起因する憎悪を集める表現。
ヘイトスピーチをする事になるわなぁ…
プレイヤーから憎しみ受けまくりやな~

ジルバ「で、でも露出がない服だったから気づかなかったけど案外出る所出てるじゃない。」
ナルシア「ふふ…(ちょっと勝ち誇った笑み)」

みたいな…
って別にこの時点でナルシアがグラマーなんて設定はないから髭人の勝手な妄想だけど(苦笑)



取り敢えず今回はこの辺にしておきましょう。
加筆できるときがその時また…

(2015年7月25日、更新)



「ポポロクロイス物語」 レビュー (Play Station)

2010-01-20 22:09:02 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロシリーズ1作品目
開発は「ジーアーティスツ」「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
1996年7月12日発売


ゲームの特徴
多くのRPGは上からの見下ろし型である「トップビュー」であるが
本作は斜めからの見下ろし型である「クォータービュー」である。
フィールドからバトルへの移行がシームレスである。
今作で集めたお土産はメモリーカードでセーブする事により
以降の作品「ポポローグ」や「ポポロクロイス物語Ⅱ」に引き継ぐことが可能
イベントによってはアニメーションムービーが展開される。


あらすじとしては
昔々、ある所にポポロクロイス王国という所があり、そこの王子「ピエトロ・パカプカ」が10歳の誕生日の日、
城の人達がいわってくれる中、本人は寂しがっていました。祝って欲しい人の中に母親の姿がなかったからである。
そんな時、城に乗り込んでくる影があった。その騒動を経て様々な所を冒険し
果てには王国の存亡すら巻き込む大騒動へと発展していく物語となるが…
王国の存亡はこのゲームの根幹ではない。確かに大事だけどね(笑)
それはネタバレから明らかにしよう

点数は95点


良い点
・ストーリー
・アニメーションムービー
・ゲームに彩りを添えるキャラクター達

悪い点
・可愛い絵柄に反しての難易度


良い点の解説

・ストーリー
あらすじで触れたけども王国の存亡だけではない話は温かくホッコリさせられる。
髭人的には「ピエトロ」と「ナルシア」のやり取りは心を撃ち抜かれるほどのニヤニヤさ加減だった(笑)

・アニメーションムービー
ドット絵だけでは表現しきれない部分をアニメーションで補っている印象。
非常に派手で見ごたえ十分!

・ゲームに彩を添えるキャラクター達
名前ありの主要メンバーはもちろんの事
名無しのキャラですら愛着がわく個性豊かさは素晴らしい。
髭人が思い出すだけでも
「城下町のくやしいのー爺」「猫が非常に多いばあさん」「告白できない男」
「子供のうるささに安堵の時がない新婚さん」「薪割りスペシャルのオッサン」
「ガミガミシティのデフロボ達」「カナリシアの魔法使い弟子(&ストーカー付)」
「カナリシアの散らかった家の男」など、
本編のイベントがあるごとに何が変わったか気になって話しかけに行き本編が進まない(笑)

悪い点 の解説
・可愛い絵柄に対しての難易度
悪い点っていうほどでもないけど一応あげておこうか?
滅茶苦茶難しいというわけではないが簡単だと思っていると痛い目を見る。
敵と離れていたら敵の突進攻撃を食らい
全快の「ピエトロ」や「ナルシア」が即死するなんて状況は、『ポポロ1あるある』だろう。
小学校低学年の子ぐらいの子達にはちょっと辛かったんじゃないだろうか?
死んでもセーブ地点からって訳じゃないから何度も死にまくってレベル上げていけば勝てる。


髭人はポポロシリーズに触れたのはこの「PS1」版じゃないんだよね。
まず、PSP版で1の部分だけクリアして

「良いゲームだな。ちょっと調べてみるか?」

と、調べていたら

「カットされまくり」

とかいうのでその時点で買ってPS1の方をしっかりプレイすると

髭人「え?何、このイベント?俺、知らないよ」
髭人「おいおい!こんな町なかったぞ!」
髭人「何でそんな展開になっているの?」

ってな感じになっていた(笑)
それはそれで楽しかったけど、

「PS1版>PSP版(1の部分)」ってのは間違いない。



そうそう。
「ポポロクロイス物語」
元々は「朝日小学生新聞」に連載されていたものが原作となっている。
主なイベント等は原作本からアレンジが加えられたものが多い。

ちなみにこの「ポポロクロイス」はイタリア語の「人々(ポポロ)」と「クロワ(交差)」から造られた造語。
つまり、「色々な人々や種族が交差する物語」という事になる。

←ピエトロ:10歳
左から右のように成長していきます。

←パウロ40歳
ピエトロの父、とても40歳には見えないが心労によって年老いたとのこと(ゲーム中ではピエトロ生まれた時点でこんな容姿だったが)

 ←ナルシア:11歳
フローネルの森の魔女、常にピエトロを気にかけている。

←カイ
ナルシアの友達という少女、その正体とは?

←白騎士:32歳
伝説の剣を追い求める男であったがガミガミ魔王に剣を奪われた。

←ガミガミ魔王:40歳
大盗賊であり大天才。ツンデレ要素があり、ファンからは好かれている。

←ギルダ:IIの時点で800歳超
ナルシアの姉。最初はピエトロに厳しく当たるが…ナルシアとの年齢差の理由はIIで明らかになる。


ここからがネタバレ






















PSP版の主なカット部分
村などは「カナリシア※」「モンスター村」「ミサキ家」「湿地帯」
イベントは「幽霊船」「流され島」「ブリオニア内部※」「永遠の館」「ウッキィキングのトロッコ」

※「カナリシア」にあった「ヤンの大砲」は「ゴドリフの洞窟」付近に単体である。
※「ブリオニア内部」内部へのエレベータに行く手前で「バルの心臓」が浮いてくる。
多くのプレイヤーがネタにしているな。バグもあるし。


楽し気な雰囲気だけど後半、ピエトロは辛いわな。
母さんを取り戻そうと奮闘した結果、氷の魔王を復活させる事になったし…
それでピエトロに対してダーナが

「お前のせいだ」

と、仕切りに言うのは見ていて心が痛かったわ。
10歳の男の子ですよ。
しかも、氷の魔王がいなくなり闇の世界の脅威は去ったって事で

「お前たちの問題だから私は知らん」

って言い出すし…
まぁ、でも最終的にハッピーエンドで良かった良かった。
ちなみに、「ダーナ」は「II」の「ユリウス」の姉。

タモタモの部屋で田森氏自身が
質問回答コーナーで明かしているので間違いない。
個人的には、ダーナは死後である「闇の世界」を統括しているのだから
性別を超越した存在だと思ったんだけどね。
他にも「白騎士」の鎧は満月にだけ取れるとかサラッと凄い事言っているので
色々秘密が気になる方は原作者HPに行ってみるのはどうだろう。


しかし、ピエトロ達は色んなところに行ったわな。

幽霊船に突っ込んだり、空の大陸に行ったり、
遙か彼方の東の場所に行ったり、闇の世界に行ったり、最後は氷の城。
大冒険している気分が味わえて良い。


しかし、上でもちょっと書いたけど、
「ピエトロ」と「ナルシア」のやり取りはどれもこれもアカンな…

「緑の笛渡す所」「フライヤーヨット作りでタオルで仰ぐ所」
「海についていけずしょんぼりする所」「カイの正体がバレる所」

ニヤニヤが止まらな過ぎて…誰かとプレイしたら相当キモがられるわ(笑)
特にエンディングの所とか「俺を殺す気か!」

他のメインキャラも魅力的で楽し気でいい。
「ガミガミ魔王」なんかは特に。
ロボットでありながら個性豊かなデフロボ
「ガミガミシアター」とか下らないけど笑ってしまうし

個人的に、ポポロⅠが一番好きだな。
理由は、お母さんのために頑張るピエトロのひたむきさかな?
RPGって大体、世界が魔王に支配されそうとか世界が滅ぶって感じだけど(他のポポロシリーズもそうである)
ポポロⅠも確かに氷の魔王の復活でポポロクロイスが危険にさらされる事になるけど

ピエトロの最優先目的は「お母さんを取り戻す事」だからな。

その結果、ポポロクロイスも守られるという訳で…
奮闘するピエトロを応援したくなるんだよね。

書ききれない事はいくらでもあるな…
取り敢えず今回はここまで

↓プレイ日記を書いたのでお暇な方はどうぞ。全42話もある結構長編(苦笑)
髭人の完全なる蛇足的ツッコミやボケがありますのでそういうのが気にならない方…
読んでだめだと思ったら即座にブラウザを閉じてくださいね。


「ポポロクロイス物語」プレイ日記 ~男児が生まれたら『比干支路』にする予定(未婚者)


「ポポロクロイス ~はじまりの冒険~」 レビュー (Play Station 2)

2010-01-19 20:59:29 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロシリーズ4作品目
開発は「ジーアーティスツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
2000年6月20日発売

ゲームの特徴として
PS1の「ポポロクロイス物語」や「ポポローグ」や「ポポロクロイス物語Ⅱ」はキャラがドット絵だったのに対し今回から3DCGになった。
戦闘はこれまでのはマスが表示されキャラを動かし敵を倒すという形であったが
今作では、マスは廃止。速さを用いたアクティブに動く戦闘になった。
そのおかげで複数のキャラの魔法攻撃が出来た。
その魔法であるが、マップ上に散らばっている属性ごとの欠片を手に入れる事によってパワーアップする。
だから、より効果を上げるには探索が必要となるわけだ。


あらすじ
PS1の「ポポロクロイス物語Ⅱ」から月日が流れ15年後のお話。
「ピエトロ」と「ナルシア」が結ばれ「ピノン」という子供が生まれ、彼が8歳の時、城の窓から見える祠に何かあると思い、そこに向かおうとしていました。

そんな感じ。まぁ、まさに「はじまりの冒険」という所です。

主な各キャラ紹介

←ピエトロ:30歳 ピノン:8歳 ナルシア:31歳
髭が生えているとはいえ30歳にはとても見えん。
声が「大塚明夫」氏ということもあるしな。渋すぎ!!

  エレナ:18歳
左の画像はドレスを着ていることもあるが妊婦にしか見えん(笑)
大好きな兄とナルシアが一緒にいるのを横で見ていなければならないというのは女として辛かろう。

←ルナ:8歳
何やら秘密がある様子の少女、首元に鍵みたいのがあるから初見でもムービーを見れば大体察しはつくだろうが

←レオナ:36歳 マルコ:9歳
「白騎士」と「レオナ」が結ばれ「マルコ」をもうける。
マルコの顔を見る限り、「白騎士」は褐色系だと分かる。
ちなみにこの時点で「白騎士」は52歳って事か…




評価を与えるのなら、
30点

髭人はポポロファンであるが、補正は入っている。
しかし、そんな俺でも30点という甘い評価ですら甘いかもって思う。

良い点
・ポポロシリーズ
・ムービーが丁寧

悪い点
・戦闘のロードが長い
・カメラワークが悪い
・村など激減
・お土産廃止
・話が短い

良い点の解説
・ポポロシリーズ
シリーズのうちであるからファンならば後で語る「悪い点」があっても頑張って耐えてクリアしてほしい所だ。
エンディング辺りはちょっとホロッとさせられるし

・ムービーが丁寧
3DCGって事でアニメとは違った視点で楽しめる。
但し、3Dであることのウリになるであろう服装を変えてもムービーに反映されないのは難点。
(↑の棒線部分は間違いです。コメントでのご指摘感謝であります)

悪い点
・戦闘のロードが長い
このゲームの悪さ筆頭に挙げられるのがコレである。
エンカウントしゲージが表示されるまで髭人が計ったところ15秒前後はかかった。
1度ぐらいなら許せるかもしれないが、戦闘になるたびだからウンザリする。
それにこのゲームはターン制じゃなくてゲージ制。
アクティブゲージが溜まっても画面が停止しないため、トイレに行っていると敵に一方的に殴られ続ける。
一応、PS2のダウンロード対応ソフトで使う事により、いくらか軽減されるらしいがそれでも遅いとのこと。
そして、エンカウント率は高めであり、前のシリーズまであったエンカウント率を0にする
「マジカルロード」の魔法やそれに代わる道具はない。
イベントこなすことでエンカウント率軽減アイテムがあるがかなりの終盤であり、
あくまで軽減であり、0ではない。

・カメラワークが悪い
3Dゲームだというのに地図がないどころかコンパス表示すらない。
そして、勝手に前後が入れ替わる事もあるので混乱する事、この上ない。
長いロードの戦闘を終えて一息ついたときに

「あれ?どこまで行っていたっけ?」
「どっちに行けばよかったんだっけ?」

特に地図が読めないような空間認識力が低い人はツライゲームだろう。
しかも、カメラワークが悪く小さな岩など手前に隠れてしまい非常にわかりにくい。
そして、グルグルとカメラを動かしていると酔う事さえあるほどだ…

・村など激減
「ポポロクロイス」「ポポロクロイス城下町」「タキネン村」しかない。
ただ、異世界に行くからなんだけど…でも、異世界に町があるわけでもないし
ポポロクロイス物語Ⅱ」まで出てきた「ゴドリフ」「カナリシア」「モンスター村」どころか「パーセラ」すらないのである。
15年後を楽しみにしていた人はさぞガッカリしたことだろう。って俺もガッカリしたし

・お土産廃止
村もなくなったのもあるがシリーズ恒例だったお土産がないのは痛い。
何もなくガランとしていた寂しい部屋がお土産であふれかえり賑やかになっていくのは面白いというのい…

・話が短い
髭人のプレイ時間は17時間だった。
ただ髭人としてはそこそこじっくりとプレイした結果であり、
トントン拍子でプレイした人はもっと省略する事もできるだろう。
そしてこの17時間中の数時間は「ロード」だったんじゃなかろうか?
個人的な考えだが上記に挙げた「マジカルロード」を取っ払ったのは
プレイ時間の水増しなんじゃないかって疑っている。


悪い点はそこまでだが他にも指摘点はある。
・マップや建物の構造が「ポポロクロイス物語Ⅱ」とだいぶ違う。
前作の時代から15年も経てば変わっている点は多いだろうが
城の構造やらマップさえも違う。「タキネン村」には標高差が出来ていたり…
何があったのか非常に気になるところだ。


・「」や「」のムービーが入っている。(※「ポポローグ」にはそもそもムービーがない)
それはいいのだが、ゲーム中、とあるキャラの日記帳を見るとムービーの閲覧が可能。
が、一度見た奴はリスト化するべきところなのに…してないのだ。

目的のムービーを見る為には一々その日記帳の所にいかなければならないのだ。
しかも特定のムービーの「時間限定」
日記帳によってはイベントをこなすと別のムービーになってしまうので
見ようとするにはセーブデータで調整しなければならない。

しかもこの日記帳。
見た瞬間、そのムービーの説明など一切なく急に始まってしまうのだ。
このゲームがポポロシリーズ初という人は

「は?」

という気持ちにさせられる事だろう。
しかも結構ネタバレを含んでいる。
II」のラストムービーを初めて見てしまった人が後で「II」をプレイした時に
所見ではないので

「感動を返せ!」

って言ったのではなかろうか?

・タイトル画面
「GAME START」「CONTINUE」「OPTION」「CLOSE UP」

の4種がある。前者3つは他のゲームでもお目にかかるものだがこの

「CLOSE UP」

選んでみるとこのゲームの発売日の近いうちに発売される別のゲームの宣伝のムービーが流れ始めた。
大人の事情を感じずにいられなかった。ムービー同様容量を水増しか?




さてシステムの問題点を言ったところで軽くお話の流れを説明しておこうか。


主人公の「ピノン」が8歳という事で「Ⅰ」のピエトロが10歳だった。

「ここから『ピノン』達の冒険が始まっていくんだな」

と思いながらプレイしていくのが正解。
「ピノン」「ルナ」「マルコ」皆魅力的なキャラである。
年齢相応と考えるべき。

「15年後のあれはどうした?」「このキャラは?」

と、考えると肩透かしに遭う。
だが、プレイヤーの多くはそれを期待していたのに、見事に外しやがったという所ではある。


この作品のキャッチフレーズは

「心をほぐすRPG」

というのだが…
上記、問題点が山積みの為だろうか、一部、世間では

「心をえぐるRPG」

などと揶揄されている。
ポポロファンの髭人としては悲しい所であるが…
否定は出来ないのが何とも…



髭人がプレイしたのはこのソフトが発売されて5年以上、後。(PSPのベスト盤からポポロシリーズに入ったからな)
当然、ネット上などで前評判は知っていた。
「ロードが長い」「ロードが苦行」「ロードがひどい」なんてロードの話ばかり(笑)
だからこそ「II」までクリアしたが本作をプレイするのを躊躇っていた。
そんな時、原作者のある「田森 庸介」氏のHP「タモタモの部屋」で「田森」氏にメールを送ったら
お返事をいただいた。

「原作者から返事もらえたら是が非でもシリーズをプレイしなくてどうするんだよ!」

って事で、思い切って購入しプレイ開始。
ロードの酷さを承知済みでも、やっぱり戦闘に入るたびに入る長大なロードには閉口。
エンカウントするたびに舌打ちが飛ぶ。しかも、上記の説明通り、戦闘開始しても止まらないので
トイレ行くとかほんのちょっとした作業すら許さないこの仕様にはかなりの苛立ちを覚えた。

このゲームを再プレイする事はまずないだろう。
プレイ動画のムービーシーンだけ抜粋したものがあるかもしれないからそれを探すとか
この「ポポロクロイス」は2クールで2003年にアニメ化されている。
当然、この「はじまりの冒険」だけで2クールも持たない。
次作品の「ポポロクロイス ~月の掟の冒険~」の分もアニメに入っているのでそっちを見るべきなのかもしれない。

PS)エンディングの曲「瞳の扉」は良曲。
 気になってカラオケで歌おうと思って「JOY SOUND」で入れてみた。
 前奏からして全く違う。

 「何だコレ?」

 と、思ったらアーティストが「おニャン子クラブ」
 全く別の曲だった…残念。
 数年前の話だから今は本作の「瞳の扉」はあるのだろうか?

ここからがネタバレ






















「城」と「城下町」と「タキネン村」しかないにしてもだ。
前作までのモブに近いキャラが「キララ」と「薪割りスペシャル」の二人ぐらいしか出てこないのが寂しい。
例えばこんなキャラ達がいる。

・「くやしいのー」という爺さん(寿命が来た?)
・猫屋敷のばあさん(やっぱり寿命?)
・Iでは学校の生徒に荒らされる夫婦。IIでは写真撮りまくる子煩悩として出ていた夫婦
・学校の先生と結ばれて学校を経営している夫婦
・洗濯おばさん

こういう人たちがいないのは悲しい…
しかし、「キララ」の年齢がわからないんだけどな…
Iから20年が経過しているってことだからな…Iの時点で見習いで15歳って事は35歳か。
にしてもIIで弟子を持つまでになっていたのにこのはじまりでピノンに試しに変身の魔法をかけてみて戻せなくなりそうになっていたな。
安西先生が見ていたらこういうだろう…

「まるで成長していない」

と…(笑)

お話においてツッコミ所はあるわな。

II」でパーセラの港で「ナルシア」が捨てた黄金の鍵。
それを後で見つけ、それを使い足をつけて歩き回っていた海の妖精の「ルナテュレースワントリンク」
水の精霊がそんな「ルナ」の正体をバラしたのに、何故、「ルナ」は力を失わなかったのか?
」で「ピエトロ」に「カイ」の正体がバレた時、バタッと倒れてそのまま寝込み「ギルダ」がこういうのだ。

「黄金の鍵で正体がわかってしまうとそのものは魔力を失う」

となると「ソームの(命の)花」が必要なんじゃないかねぇ…
「ルナ」が魔女じゃないからOKなのか?
まぁ、水の精霊が上手くやったって事にしておこう…

後は、部屋で眠る「ピノン」と「ルナ」が闇に襲われそうになったとき
「ピエトロ」がどう見ても竜の剣で撃退していたのに
後あと、祠で「ピノン」が刺さっている「竜の剣」を引き抜くんだよな。
それで公式が、

「その時『ピエトロ』が使った剣は『竜の剣』じゃない」

って否定。
剣をかざして闇を撃退していたのにな…
他の剣でそれって可能なんかねぇ…
それはともかく、同じベッドで眠る「ピノン」と「ルナ」
互いに8歳だそうだが、別にしてあげるべきなんじゃないの?
その後、「マルコ」を仲間にするが彼はベッドの脇で座って寝ていた。
混ぜてやれよ。可哀想(苦笑)
まぁ…「マルコ」は野生児って感じだからな。こんな事があったのかもしれないが…

↓(髭人の妄想なので不快に思ったらブラウザを閉じろ!!)

ルナ『マルコと一緒って…臭いから嫌ね』
ルナ「このベッド、どう見ても二人用だから、マルコは下で寝たら?」

って言って寝るのを避けたのかもしれない…(のび太扱いかよ)でも、そんなこと言ったら

マルコ「何で俺だけ下なんだよ!お前だっていいじゃないか!」
ルナ「私みたいな女の子が絨毯で寝ろっていうの?
   ここはピノンのうちなんだからピノンはベッドで寝るべきだし…
   だからここはマルコが下で寝てよ。そう思うでしょ?ピノン?」
ピノン「僕が下でもいいかな~って」
ルナ「え?(怒り)それはちゃんと通さないとだめよ。あなた王子様なんでしょ?だったら絨毯なんかで寝ないでベッドで寝なくちゃ…私だって…」
ピノン「いや…喧嘩になるだけなら…ってルナ今、私だってって?」
マルコ「分かった。分かった。俺はどこでも寝られるからな。ここで寝るよ。
   ルナみたいに文句だけ言うか弱い女の子じゃないからな」
ルナ「なんか癇に障る言い方ね」
マルコ「じゃ、オヤスミ」

そんなやり取りを勝手に想像する(アホやな)。

しかし、この「はじまりの冒険」システム面などの酷さはファンの髭人でもちょっと擁護しきれない。
3DCGの作りに不慣れだとはいえ、変な誤魔化しみたいなのが見られるし
その誤魔化しもキチンと行われいないしな。
前作までのアニメムービーをリスト化して任意で見られる仕様にしないとか…
というかムービーよりもお土産入れろ。

「はじまりの冒険」というのはプレイヤーに対して言ったのではなく
製作側にとっての

「はじまりの3Dゲーム製作」

って事だったんだろうなぁ~。

(但し、PS1のはじまりと言えるポポロⅠの完成度は高い。やっぱりムービーは任意で見られないけど…)

(2014年5月6日、更新)

つまらなければ押すんじゃない。

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