一風変わったRPG
開発は「バースデイ」
発売は「ナムコ」
1992年9月22日発売
12月22日に「大貝獣物語」のレビューをしたから「バースデイ」つながりでコレを紹介しよう。
「バースデイ」作品というと「貝獣物語」と「じゅうべえくえすと」ばかりが思い出され
この作品は忘れられがちである(まぁ、知っている人なんてファンぐらいしかいないかな)。
十字キー:移動、コマンドのカーソル移動
Aボタン:一歩先を調べる。隣接した相手との会話。コマンドの決定
Bボタン:アイテム表示、コマンドのキャンセル
スタートボタン:ゲームスタート
セレクトボタン:ステータス表示
特徴
・オムニバス形式
全7章をこなしていく事になっている。
データの保存方法はパスワード形式であり、最終章以外の章の最後で表示されるだけなので
パスワードの再開は次の章の冒頭であり、章の途中再開は不可能である。
・戦闘システム
敵とは必ずタイマン勝負。
このゲームに変わっている点としてはまず「サーチ」コマンドというのがあって
「弱点」か「ステータス」を調べられる。
但し、「弱点」「ステータス」のどちらを調べるか自分では選べない。
攻撃方法には「攻撃」「牽制」「突撃」の三種類がある。
「攻撃」:通常攻撃
「牽制」:守りながらの攻撃、こちらからの攻撃は低いが敵からのダメージも下がる。
素早さがなくどちらが先に攻撃するかわからないので
1桁単位で敵を倒せるというときに有効。
「突撃」:牽制の逆。こちらの攻撃力が上がるが敵からの攻撃力も上がる。
注意点としては、敵が回避する確率が上がってしまう。
次に、攻撃しようとするとダメージを与える攻撃箇所が表示される。
頭とか腕とか足とかだ。
敵には弱点があり、そこに攻撃するとダメージが上がる。
攻撃して調べていくのもありだが、
それに弱点を攻撃されると逆上される敵もいるので注意が必要。
通常攻撃はただ攻撃して来るだけだが
敵によって特殊攻撃を放ってくる敵がいて
その際には3方向の矢印が表示される。
「←」「↑」「→」の3種
それによって敵の攻撃を避けることができる。
ボヤボヤしていると避けられる確率が下がるので表示されたらパッと押すのが重要。
敵によって1つの場所に固定して攻撃するというわけではなく確率だろうから
好きな方向、一択でも構わないはずだ。
・ブラインドダンジョン
このゲーム最大の特徴がその「ブラインドダンジョン」である。
ダンジョンの一部が陰となっていて構造が一切見えないのだ。
ただ、歩いた部分だけは床なのか壁なのか判明していく。
「ディグダグ」のような虫食いをして穴を広げていくと思えばいい。
基本的に周囲に何かあれば音がする。
「カサカサ」とすれば敵が近くにいて
「ヒューヒュー」という音がすれば穴がある。
壁に接触するとダメージを受ける。壁だから音はしない。
壁に触れるとダメージを受けるので
闇雲に歩き回るのではなく
歩いてきた道から考えて
「次の一歩には壁はないだろう」
と検討をつけて歩くことが大切である。
ちなみに壁を避け続けて歩くと
敵である「ブラックマスター」が突如として現れて
「褒めてやろう」
と体力を回復してくれる。
お前はツンデレか(笑)
あらすじとしては
水と緑にあふれた美しい国「オルタリア王国」
そこに16歳となる美しい姫がいました。
突然、姫が眠りについたまま目を覚まさなくなってしまったのです。
このままではやがて死んでしまうことでしょう。
それは「ブラックマスター」と名乗る老人の仕業で
この世の美しいものを全てを憎む超一流の夢使いである。
「ブラックマスター」は悪夢の世界「ブラックドリーム」という悪夢を生みだし
姫の心を封じ込めたのです。
国王「アキナス」は「ドリームマスター」達を集めた。
「ドリームマスター」とは病んだ心を安らぎに導く魂の救済者のことである。
姫救出を試みたが悉く失敗。
そのドリームマスター達も「ブラックドリーム」の虜になってしまった
そして、国王「アキナス」は究極のドリームマスター。
「夢幻老子」を呼び寄せるべく近衛団長の「クリート」に砂漠への旅を命じたのであった。
主人公は、「夢幻老子」ではなくその弟子である。
箱+取説付きを買ったので主要人物などを画像で紹介
主人公:台詞等はない。
デフォルト名は複数ある。
姫:イラストでは青髪だがゲーム中では緑髪
デフォルト名は複数ある。
アキナス王:姫をさらわれショックを受けるという
よくいるファンタジー系RPGの王様といった所
夢幻老子:師匠であるが…劇中の展開で…
ブラックマスター:絶対悪かと思いきやツンデレ要素があるお人
レイン:複数いるドリームマスターの中での紅一点
大した印象もないけど取説に載っていたしノーブラのようなので掲載してみました(苦笑)
点数は60点
良い点
・バランス
悪い点
・特になし
良い点
・良いバランス
まずこのゲームはドラクエ4のようなオムニバス形式で7章に分かれており
再開するのパスワードを用いて、再開するのは必ず各章の冒頭。途中からは不可。
だから出来るだけ進めてやめたいのなら頑張って次の章にいくしかない。
このゲームは何度も回復させてくれるような宿はない。
回復してくれる場所はあるが回数が限られており、
後は落ちている体力回復アイテムで凌ぐしかない。
ただ、このゲームはシンボルエンカウント方式で倒すと消えるので避けて通るのも可能。
後半になると初見でクリアするのは少々辛いが2回以上繰り返せばクリアできるだろう。
このゲームは「主人公」と「姫」に名前を付けることが出来るのだが
「おまかせ」を何度か押すと名前が切り替わるのである。
ドラクエ2の仲間は主人公の名前によって異なるので
城の名前の略称で「サマル(トリア)」と「ムーン(ブルク)」などと
呼ばれることがしばしばだし
って事は白の名前である「オルタ」とか「タリア」とかいうのが良いのか?
まぁ、そこまで姫の名前で議論するほど話題のゲームでもないが(苦笑)
そうそう。パスワードは非常に分かりやすい。
「主人公」と「姫」の名前を入力するのに何とたった12字である。
しかも最初の8文字は主人公の名前(4文字)姫の名前4文字である。
だから
主人公:ひげじん
姫:あごひげ
とすると「ひげじんあごひげ ○○○○」
という具合になる。
4文字覚えればいいだけなのだから覚えやすいかもしれない。
が、ほかのサイトの人のパスワードと自分のは違ったので同じ章を始めるのも
いくつかの候補があるのかもしれませんね。検証してないからわからんけど
しっかし、「ブラックマスター」さんも回りくどいことをするな。
「ブラックドリーム」なんて方法を使って殺す(呪い殺す?餓死?)なんてさ。
美しいものを嫌うのであれば単純に汚せばいいのに。
・・・・・・。
不適切な発言謹んでお詫び申し上げます。
まぁ、自分の能力を存分に発揮できる「ブラックドリーム」を用いたかったのだろうという解釈をしておこう。
PS1)『ナムコプリズムゾーン』なんて書かれていたけど別にシリーズ化してないよな。
PS2)略すと『ドリマス』
何か、後に出たアイドル育成ゲーム的な物を感じさせるな。
ここからがネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
一つだけ謎解きが分からずネットに頼ったな。
プレイしたのがリアルでなはく7~8年ぐらい前だったものな。
ヒントはこれ
「太陽は西から昇り、東へ沈む。
そして、西より二つ目の月は昇る・・・。」
それでダンジョンにこんな仕掛けがある。
|○○○○|
| |
|○○○○|
| |
|○○○○|
| |
|× |
×印が主人公。4つ横に並んだボタンが3列ある。
太陽が西から昇り東に沈むとか言うから移動するものだと解釈した。(1列目)
月から月は上るというからまた同じことをすると解釈(2列目)
2つめの月というので同じ要領で踏むと解釈
下段は左から4つ目まで順番に踏む。
中段は左から4つ目まで順番に踏む。
上段は左から4つ目まで順番踏む。
無反応。
「何なんだ!コレ!」
と、喚くがゲーム中にそれ以上のヒントはない。
だから、ネットを頼るしかなかったのだ。
正解は下段は一番左、中段は一番右、上段は左から2段目
完全にド壺って感じだった。
わかりにき~よ。考えたやつ!
西から東とか言うんじゃねぇよ!混乱するだろうが!
ドラクエ3みたいに「まん丸ボタンはおひさまボタン」ぐらいにしておけよ。
さて、このゲーム。
ゲーム中の話で気になる所としては…
章の途中、「クリッカ」という
モヒカンのドリームマスターが夢の中の「エリー」という少女に一目惚れ
もう元の世界に戻らない発言をしていた。
すげぇな。夢の中に居続けるって・・・
でも、姫が目覚めたら「エリー」も消滅する運命なんじゃないかねぇ。
しっかし、よく人が死ぬゲームだよ。
各章には既に姫救出に向かったドリームマスター達がいるのだが、みんな死ぬ。
単独行動を取る奴が多過ぎる!
バイオハザードかよ!
でも、最後、「ブラックマスター」を倒す事で生き返るんだけどね。
って事は、「クリッカ」にとってはバッドエンドだなぁ…(特にフォローもなし)
というかドリームマスターという職に就きながら
夢の中の女に現を抜かすってドリームマスター失格だろう。
まぁ、髪型から言って(モヒカン)女性にモテなくて逃避していたんかな?
で、その「エリー」に少し優しくされて心奪われたって事で
(エリーにはその気がないようだが)
藁にもすがる気持ち…夢だろうが関係ないっていう…
って冷静に考えれば現実でも実在しない二次元の女or男が至高なんて言う人もいるからな。
「クリッカ」もそういった人達と同じジャンルであるといえるのかもしれない…
せつねぇな…
ドリームマスターの中に「ジャジャ」という爺さんがいる。
セリフの中で「主人公!わしじゃ!ジャジャじゃ」と言い出す。
カタカナにしてあるからまだわかるけどひらがなにすると
「わしじゃじゃじゃじゃ」
わかんねぇよ。
スタッフもこれがやりたくてこんな名前にしたんだろうけど(苦笑)
そうだ。冒頭「クリート」というオルタリアの近衛隊長が
究極のドリームマスターという主人公の師匠である「夢幻老師」という
老人がいる所に向かい砂漠を越え何とかたどり着いたのだが
そこで息絶えてしまう。
逆に、「夢幻老師」側はその後、死ぬことはなく「オルタリア城」に着くんだよな。
老体なのに頑張るな。
砂漠の特徴を知っていたりとか老師というだけの差かな。
そしてエンディング。
主人公は「夢幻老師」を失い、(肉体を失って魂は存在。「ポルナレフ」かよ)
国王「アキナス」から「オルタリアの王になってくれ」というのを断り
老師といた小屋にもどるのだが…姫が追ってくるのである。
主人公に惚れ、追った姫を王は姫を取り戻そうとはしない。
寧ろ陰ながら応援しているって感じだったな。
「国は民のためにあるものだ」
なんてここ最近の創作物は、良く言うけど、
ゲームだと国より姫のことを考える事が多いよな。どれとは言わないが。
あとの世継ぎのことはどうすんねん。派閥争いとか下手したら国が滅ぶぞ。
まぁ、それはさておき
「主人公様。私にもあなたのお手伝いをさせてください」
助けてくれた勇者と言えど
身分の差から一緒に暮らすのは大変だろうと思うけどね。
最後の最後、ゲームはこのような形で締めくくられる。
続編示唆なのか、プレイヤーに存在感を植え付けているのか・・・
「バースデイ」のこの次の作品はスーパーファミコンの「大貝獣物語」。
「シェルドラド…」
って感じで最初と最後に同一文章を出すという同じ演出があったな。
一応言っておくと、本作に続編はない。
まぁ、「幽霊船」やら「城」やら「迷宮」に行っているけど
ハッキリ言って各章のダンジョンは
「夢オチ」
という結果から作るのはつなぎ方は雑で良くて
結構作りやすいといえるといえるけども…
↑:取説のラスト付近のページ
↑:箱裏
このメッセージ推し過ぎるやろ…
冒頭の口上、何にせよ後味が悪いよな。
せめて、最後の最後は
「でも『ドリームマスター』が君を助け出してくれるだろう」
ぐらいの口上を追加しておけばよかったのに…
まぁ続編出てないから「ブラックマスター」は完全消滅したという事で
真のハッピーエンド!!
皆さん、枕を高くして今日も良い夢を見て下さいね―――――!!
開発は「バースデイ」
発売は「ナムコ」
1992年9月22日発売
12月22日に「大貝獣物語」のレビューをしたから「バースデイ」つながりでコレを紹介しよう。
「バースデイ」作品というと「貝獣物語」と「じゅうべえくえすと」ばかりが思い出され
この作品は忘れられがちである(まぁ、知っている人なんてファンぐらいしかいないかな)。
十字キー:移動、コマンドのカーソル移動
Aボタン:一歩先を調べる。隣接した相手との会話。コマンドの決定
Bボタン:アイテム表示、コマンドのキャンセル
スタートボタン:ゲームスタート
セレクトボタン:ステータス表示
特徴
・オムニバス形式
全7章をこなしていく事になっている。
データの保存方法はパスワード形式であり、最終章以外の章の最後で表示されるだけなので
パスワードの再開は次の章の冒頭であり、章の途中再開は不可能である。
・戦闘システム
敵とは必ずタイマン勝負。
このゲームに変わっている点としてはまず「サーチ」コマンドというのがあって
「弱点」か「ステータス」を調べられる。
但し、「弱点」「ステータス」のどちらを調べるか自分では選べない。
攻撃方法には「攻撃」「牽制」「突撃」の三種類がある。
「攻撃」:通常攻撃
「牽制」:守りながらの攻撃、こちらからの攻撃は低いが敵からのダメージも下がる。
素早さがなくどちらが先に攻撃するかわからないので
1桁単位で敵を倒せるというときに有効。
「突撃」:牽制の逆。こちらの攻撃力が上がるが敵からの攻撃力も上がる。
注意点としては、敵が回避する確率が上がってしまう。
次に、攻撃しようとするとダメージを与える攻撃箇所が表示される。
頭とか腕とか足とかだ。
敵には弱点があり、そこに攻撃するとダメージが上がる。
攻撃して調べていくのもありだが、
それに弱点を攻撃されると逆上される敵もいるので注意が必要。
通常攻撃はただ攻撃して来るだけだが
敵によって特殊攻撃を放ってくる敵がいて
その際には3方向の矢印が表示される。
「←」「↑」「→」の3種
それによって敵の攻撃を避けることができる。
ボヤボヤしていると避けられる確率が下がるので表示されたらパッと押すのが重要。
敵によって1つの場所に固定して攻撃するというわけではなく確率だろうから
好きな方向、一択でも構わないはずだ。
・ブラインドダンジョン
このゲーム最大の特徴がその「ブラインドダンジョン」である。
ダンジョンの一部が陰となっていて構造が一切見えないのだ。
ただ、歩いた部分だけは床なのか壁なのか判明していく。
「ディグダグ」のような虫食いをして穴を広げていくと思えばいい。
基本的に周囲に何かあれば音がする。
「カサカサ」とすれば敵が近くにいて
「ヒューヒュー」という音がすれば穴がある。
壁に接触するとダメージを受ける。壁だから音はしない。
壁に触れるとダメージを受けるので
闇雲に歩き回るのではなく
歩いてきた道から考えて
「次の一歩には壁はないだろう」
と検討をつけて歩くことが大切である。
ちなみに壁を避け続けて歩くと
敵である「ブラックマスター」が突如として現れて
「褒めてやろう」
と体力を回復してくれる。
お前はツンデレか(笑)
あらすじとしては
水と緑にあふれた美しい国「オルタリア王国」
そこに16歳となる美しい姫がいました。
突然、姫が眠りについたまま目を覚まさなくなってしまったのです。
このままではやがて死んでしまうことでしょう。
それは「ブラックマスター」と名乗る老人の仕業で
この世の美しいものを全てを憎む超一流の夢使いである。
「ブラックマスター」は悪夢の世界「ブラックドリーム」という悪夢を生みだし
姫の心を封じ込めたのです。
国王「アキナス」は「ドリームマスター」達を集めた。
「ドリームマスター」とは病んだ心を安らぎに導く魂の救済者のことである。
姫救出を試みたが悉く失敗。
そのドリームマスター達も「ブラックドリーム」の虜になってしまった
そして、国王「アキナス」は究極のドリームマスター。
「夢幻老子」を呼び寄せるべく近衛団長の「クリート」に砂漠への旅を命じたのであった。
主人公は、「夢幻老子」ではなくその弟子である。
箱+取説付きを買ったので主要人物などを画像で紹介
主人公:台詞等はない。
デフォルト名は複数ある。
姫:イラストでは青髪だがゲーム中では緑髪
デフォルト名は複数ある。
アキナス王:姫をさらわれショックを受けるという
よくいるファンタジー系RPGの王様といった所
夢幻老子:師匠であるが…劇中の展開で…
ブラックマスター:絶対悪かと思いきやツンデレ要素があるお人
レイン:複数いるドリームマスターの中での紅一点
大した印象もないけど取説に載っていたしノーブラのようなので掲載してみました(苦笑)
点数は60点
良い点
・バランス
悪い点
・特になし
良い点
・良いバランス
まずこのゲームはドラクエ4のようなオムニバス形式で7章に分かれており
再開するのパスワードを用いて、再開するのは必ず各章の冒頭。途中からは不可。
だから出来るだけ進めてやめたいのなら頑張って次の章にいくしかない。
このゲームは何度も回復させてくれるような宿はない。
回復してくれる場所はあるが回数が限られており、
後は落ちている体力回復アイテムで凌ぐしかない。
ただ、このゲームはシンボルエンカウント方式で倒すと消えるので避けて通るのも可能。
後半になると初見でクリアするのは少々辛いが2回以上繰り返せばクリアできるだろう。
このゲームは「主人公」と「姫」に名前を付けることが出来るのだが
「おまかせ」を何度か押すと名前が切り替わるのである。
ドラクエ2の仲間は主人公の名前によって異なるので
城の名前の略称で「サマル(トリア)」と「ムーン(ブルク)」などと
呼ばれることがしばしばだし
って事は白の名前である「オルタ」とか「タリア」とかいうのが良いのか?
まぁ、そこまで姫の名前で議論するほど話題のゲームでもないが(苦笑)
そうそう。パスワードは非常に分かりやすい。
「主人公」と「姫」の名前を入力するのに何とたった12字である。
しかも最初の8文字は主人公の名前(4文字)姫の名前4文字である。
だから
主人公:ひげじん
姫:あごひげ
とすると「ひげじんあごひげ ○○○○」
という具合になる。
4文字覚えればいいだけなのだから覚えやすいかもしれない。
が、ほかのサイトの人のパスワードと自分のは違ったので同じ章を始めるのも
いくつかの候補があるのかもしれませんね。検証してないからわからんけど
しっかし、「ブラックマスター」さんも回りくどいことをするな。
「ブラックドリーム」なんて方法を使って殺す(呪い殺す?餓死?)なんてさ。
美しいものを嫌うのであれば単純に汚せばいいのに。
・・・・・・。
不適切な発言謹んでお詫び申し上げます。
まぁ、自分の能力を存分に発揮できる「ブラックドリーム」を用いたかったのだろうという解釈をしておこう。
PS1)『ナムコプリズムゾーン』なんて書かれていたけど別にシリーズ化してないよな。
PS2)略すと『ドリマス』
何か、後に出たアイドル育成ゲーム的な物を感じさせるな。
ここからがネタバレ
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一つだけ謎解きが分からずネットに頼ったな。
プレイしたのがリアルでなはく7~8年ぐらい前だったものな。
ヒントはこれ
「太陽は西から昇り、東へ沈む。
そして、西より二つ目の月は昇る・・・。」
それでダンジョンにこんな仕掛けがある。
|○○○○|
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|○○○○|
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|○○○○|
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|× |
×印が主人公。4つ横に並んだボタンが3列ある。
太陽が西から昇り東に沈むとか言うから移動するものだと解釈した。(1列目)
月から月は上るというからまた同じことをすると解釈(2列目)
2つめの月というので同じ要領で踏むと解釈
下段は左から4つ目まで順番に踏む。
中段は左から4つ目まで順番に踏む。
上段は左から4つ目まで順番踏む。
無反応。
「何なんだ!コレ!」
と、喚くがゲーム中にそれ以上のヒントはない。
だから、ネットを頼るしかなかったのだ。
正解は下段は一番左、中段は一番右、上段は左から2段目
完全にド壺って感じだった。
わかりにき~よ。考えたやつ!
西から東とか言うんじゃねぇよ!混乱するだろうが!
ドラクエ3みたいに「まん丸ボタンはおひさまボタン」ぐらいにしておけよ。
さて、このゲーム。
ゲーム中の話で気になる所としては…
章の途中、「クリッカ」という
モヒカンのドリームマスターが夢の中の「エリー」という少女に一目惚れ
もう元の世界に戻らない発言をしていた。
すげぇな。夢の中に居続けるって・・・
でも、姫が目覚めたら「エリー」も消滅する運命なんじゃないかねぇ。
しっかし、よく人が死ぬゲームだよ。
各章には既に姫救出に向かったドリームマスター達がいるのだが、みんな死ぬ。
単独行動を取る奴が多過ぎる!
バイオハザードかよ!
でも、最後、「ブラックマスター」を倒す事で生き返るんだけどね。
って事は、「クリッカ」にとってはバッドエンドだなぁ…(特にフォローもなし)
というかドリームマスターという職に就きながら
夢の中の女に現を抜かすってドリームマスター失格だろう。
まぁ、髪型から言って(モヒカン)女性にモテなくて逃避していたんかな?
で、その「エリー」に少し優しくされて心奪われたって事で
(エリーにはその気がないようだが)
藁にもすがる気持ち…夢だろうが関係ないっていう…
って冷静に考えれば現実でも実在しない二次元の女or男が至高なんて言う人もいるからな。
「クリッカ」もそういった人達と同じジャンルであるといえるのかもしれない…
せつねぇな…
ドリームマスターの中に「ジャジャ」という爺さんがいる。
セリフの中で「主人公!わしじゃ!ジャジャじゃ」と言い出す。
カタカナにしてあるからまだわかるけどひらがなにすると
「わしじゃじゃじゃじゃ」
わかんねぇよ。
スタッフもこれがやりたくてこんな名前にしたんだろうけど(苦笑)
そうだ。冒頭「クリート」というオルタリアの近衛隊長が
究極のドリームマスターという主人公の師匠である「夢幻老師」という
老人がいる所に向かい砂漠を越え何とかたどり着いたのだが
そこで息絶えてしまう。
逆に、「夢幻老師」側はその後、死ぬことはなく「オルタリア城」に着くんだよな。
老体なのに頑張るな。
砂漠の特徴を知っていたりとか老師というだけの差かな。
そしてエンディング。
主人公は「夢幻老師」を失い、(肉体を失って魂は存在。「ポルナレフ」かよ)
国王「アキナス」から「オルタリアの王になってくれ」というのを断り
老師といた小屋にもどるのだが…姫が追ってくるのである。
主人公に惚れ、追った姫を王は姫を取り戻そうとはしない。
寧ろ陰ながら応援しているって感じだったな。
「国は民のためにあるものだ」
なんてここ最近の創作物は、良く言うけど、
ゲームだと国より姫のことを考える事が多いよな。どれとは言わないが。
あとの世継ぎのことはどうすんねん。派閥争いとか下手したら国が滅ぶぞ。
まぁ、それはさておき
「主人公様。私にもあなたのお手伝いをさせてください」
助けてくれた勇者と言えど
身分の差から一緒に暮らすのは大変だろうと思うけどね。
最後の最後、ゲームはこのような形で締めくくられる。
『人々は夢を見る・・・幸せな夢、恐ろしい夢、楽しい夢・・・。
夜の闇に紛れ、人々の夢に入り込むブラックマスター。
無防備に眠りについた人々を
ブラックドリームの世界に引きずり込み、
そこから抜け出せないの魂は、
永遠に闇の世界を、彷徨い続けなければならないのだ・・・。
そして・・・今宵も闇が忍び寄る・・・。
今夜は・・・そう・・・。
君の番かもしれない・・・。』
夜の闇に紛れ、人々の夢に入り込むブラックマスター。
無防備に眠りについた人々を
ブラックドリームの世界に引きずり込み、
そこから抜け出せないの魂は、
永遠に闇の世界を、彷徨い続けなければならないのだ・・・。
そして・・・今宵も闇が忍び寄る・・・。
今夜は・・・そう・・・。
君の番かもしれない・・・。』
続編示唆なのか、プレイヤーに存在感を植え付けているのか・・・
「バースデイ」のこの次の作品はスーパーファミコンの「大貝獣物語」。
「シェルドラド…」
って感じで最初と最後に同一文章を出すという同じ演出があったな。
一応言っておくと、本作に続編はない。
まぁ、「幽霊船」やら「城」やら「迷宮」に行っているけど
ハッキリ言って各章のダンジョンは
「夢オチ」
という結果から作るのはつなぎ方は雑で良くて
結構作りやすいといえるといえるけども…
↑:取説のラスト付近のページ
↑:箱裏
このメッセージ推し過ぎるやろ…
冒頭の口上、何にせよ後味が悪いよな。
せめて、最後の最後は
「でも『ドリームマスター』が君を助け出してくれるだろう」
ぐらいの口上を追加しておけばよかったのに…
まぁ続編出てないから「ブラックマスター」は完全消滅したという事で
真のハッピーエンド!!
皆さん、枕を高くして今日も良い夢を見て下さいね―――――!!
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