「ガンダムビルドファイターズ」が終わって半年後、始まったのがこの「ガンダムビルドファイターズトライ」
半年と言う短い準備期間では作りこむのは難しかったのだろう。
まず、「ガンダムビルドファイターズトライ」の舞台とそれからの大まかな流れを書いておこうか?
「ガンダムビルドファイターズ」で行われたガンプラバトル選手権世界大会から7年後
「ガンダムビルドファイターズ」の主人公「イオリ・セイ」が在学していた「聖凰学園」にある
「ガンプラバトル部」は部員数不足の為部の存続にすら危ぶまれていた。
唯一、所属しているのは「ホシノ・フミナ」だけ
そこへ「聖凰学園」に一人の転入生が入って来た。
「カミキ・セカイ」という「次元覇王流」という拳法を使う少年だった。
彼はガンダム、ガンプラの事すら知らなかったが、成り行きでガンプラバトルを行いそれにより
ガンプラバトルの魅力を知っていく。
現在の「全日本ガンプラバトル選手権」中高生の部は3人1チームという事であと一人の加入が必要であった。
そこへ、一時、ガンプラバトルを行っていたものの、今は離れている「コウサカ・ユウマ」というガンプラビルダーとして有名な少年。
彼もまたバトルをきっかけにして「ガンプラバトル部」に入り晴れて3人が揃った。
チーム「トライファイターズ」の結成である。
3人は「全日本選手権大会」で優勝出来るのか?
話としては主に
「日常」→「試合」→「日常」→「試合」→「日常」→
を交互に繰り返すのがメインとなるので書くことも乏しい。
だから、キャラクターや展開について話しておこうか?
カミキ・セカイ…
「次元覇王流」の「正拳突き」など数多くの技を使い、ガンプラバトルをしていくことで更に習得していく。
ただ、これを重きを置きすぎたためかガンダムについての知識、ガンプラについての知識は皆無に等しく、
初めにしようとしていた「ビルドバーニングガンダム」は「イオリ・セイ」が大会で優勝した時に得たトロフィーに隠していたもので
本人の許諾なしに使用して、後に言伝で使用許可を得ている。
だが、中盤までぞんざいに扱う事が散見された。
「西東京大会」の優勝後にもかかわらず「ビルドバーニングガンダム」を菓子の箱の中に入っていたり合宿で損傷した「ビルドバーニングガンダム」の修復で無理なやり方をして別のキャラに注意されていたり
その後は、一応、ガンプラに対しての愛着が増えてきて積極的に修復などを手伝うという事があるようだがアニメでの描写は乏しく、遅すぎるため印象は薄い。
コウサカ・ユウマ…
前作の主人公「イオリ・セイ」のガールフレンドである「コウサカ・チナ」の弟。
「アーティスティック・ガンプラ・コンテスト」で数々の賞を取っていた。
そんな彼がガンプラバトルから身を引いていたのは、かつて「アドウ・サガ」とのバトルに完敗を喫し
「お前、才能ねぇよ」
と言われ、ショックを受け一時、ガンプラバトルから離れるが「フミナ」達のバトルを目にして復帰を決意
再び、「アドウ・サガ」に挑むがやはりここでもまるで歯が立たず敗北を決する。
セカイと衝突する事もあるが、彼をチームのエースと認めていて
「ビルドバーニングガンダム」を改修し「トライバーニングガンダム」を作り上げている。
ホシノ・フミナ…
「聖凰学園」ガンプラバトル部の部長である。
幼いころに見た女性ガンプラファイターを見てあこがれを持ちガンプラを自作し、バトルにも出る。
「セカイ」と「ユウマ」から
「先輩」
と呼ばれ、おっぱいを強調している服装をしていたので視聴者から「パイセン」とも呼ばれる。西東京ブロックを勝ち抜き全国大会に入ってキャミソール&パーカーという服からTシャツという風に露出が低下し、好きだった人からは残念がる声も…
メインキャラはそんな所か…
では。色々と気になる描写を…
まず、日常で気になる点は
「ニール・ラボ」で「我梅学院」の生徒にセカイ達ボロクソに言われていて
すぐ脇にいながら「ラル」さん、これをスルー。顧問としてそれでいいのかよ。
いくら「セカイ」達の問題であったにしても、大人としてたしなめるべき状況だろう。
と言うか、「ラル」さんは個人のバトルについてどうしたらいいのか悩んでいる時に
「自分たちで見つけてこそだ」
子供って物がわからないのだからおかしな方向に進んでしまう事だって十分にある。
大人として道を示してやる事の方が大事なんじゃないだろうか?
後、その「ニール・ラボ」で「我梅学院」と対戦しようってなった時に
肝心の「セカイ」の「ビルドバーニングガンダム」が見つからず予定の時間に遅刻したんだけど
その見つけるのが遅れた理由が
「お菓子の箱に入っているとは思わなかった」
愛機であるガンプラは格闘技などをやっている人からすればそれはユニフォームであったり、胴着であったり、竹刀などの武器であったりするものだろ?
自分の分身とも言える「ビルドバーニングガンダム」をそんなぞんざいに扱えるものだろうか?
「ユウマ」は
「ガンプラを粗末に扱う奴は嫌いだ」
とかバトルに遅刻しているから走りながら言っていたが、そんなんで済ませていい物か?
平手打ちぐらいするべき事態なんじゃないだろうか?
「バトルに遅れているなんてそんな事は後で良い!それよりもお前は自分の愛機を何だと思っているんだ!そっちの方がはるかに重要だ!!このビルドバーニングはイオリ・セイさんが製作されたものでお前の物じゃない!それをお前は!!自分で頑張って製作して戦って負けていった人たちに無礼だとは思わないのか!!ビルドバーニング自身だってお前よりもっと大切に扱ってくれる人と共に戦いたいと思うんじゃないのか!」
ぐらい言っても良いんじゃないだろうか。
ここは凄い違和感だったわ。
というかここって「西東京ブロック」を制した後だからね。
1~2回戦ぐらいで言っているのならまだしも…
こんなガンプラに対して愛がないような奴に負けた人達って…
その後のジエンド戦で「ビルドバーニングガンダム」が怒って
動きが鈍くなるぐらいのペナルティはあっても良かったんじゃないだろうか?
個人的には最悪こんな事もありうるんじゃないかと思うわ。
「アドウ・サガ」にやられそうになった「ユウマ」を「セカイ」が乱入して助ける。
後退して「ビルドバーニングガンダム」の攻撃を避ける。
アドウ「む!?何だ。あの機体は!!頭に細く靡く物があるぞ?特殊装備か!?」
アドウが注視してみると
アドウ「細い…縮れている…あの形状…ま、まさか…まさか!!チ○毛ぇぇ!?」
ユウマ「セカイ!お前―――――!!イオリ・セイさんのガンプラを――――!」
フミナ「何で私、こんな子をスカウトしたんだろ…」
セカイ「こ、これはこれは…誤解だ――――――!!」
「セカイ」も中学生なのだから陰毛が生えて来るだろう。
陰毛って想像もつかないところに落ちていたりくっついていたりするものだから
菓子の箱の中に入れるなんてぞんざいな扱いをしている奴なら陰毛がガンプラに付いている可能性は十分に起こりうる。
そんな事になったらガンプラファイターとして一生の汚点を背負う事になるだろうなぁ…
さて、肝心のバトルはって言うと~
・「聖凰学園」VS「宮里学院高校」戦
3VS3であったが双方1機ずつになってしまう。
「ビルドバーニングガンダム」と「百万式」
双方既にバトルにより半壊状態。ここまでの戦闘は合体とか見ごたえがあったね。
「Gファイター」と「Vガンダム」の合体なんかね。
そこで個人的に例を見ないバトルがあった。
格闘漫画などで例えよう。
立ち上がるのにさえボロボロの味方。
ボロボロでありながら攻撃しようと向かってくる敵。
避ける事も出来ない。100%終わった―――!
って所で
敵が味方の頬を殴る。
ボキッ!
敵「いて――――!顔殴ったら腕が折れた―――!戦闘不能だ―――!」
味方勝利!!
なんて事があるのだろうか?
ガンプラバトルだから格闘漫画でたとえるのは良くないかもしれないがね。
「ビルドバーニングガンダム」の装甲が厚かったとか既に「百万式」の腕の方がガタガタだったという考え方も出来なくはない…
でも、アニメの勝ち方としてはやっちゃいけないことじゃない?
しかも、「百万式」は関西方面の有名ビルダー(サカイ・ミナト)の作品だろ。
「イオリ・セイ」の作ったものだからってねぇ…ちょっと補正利き過ぎてない?
初見で
髭人「セカイ、殴られた…聖凰負けた…」
アナウンサー「勝利チーム。聖凰学園」
髭人「ファ!?」
何でこれで勝てたのか分からなかったもの…
ポイント制だったら間違いなく「宮里」の勝利だっただろう。
・「ガンプラ学園」VS「本牧学園」戦
「G-ポータント」の「キジマ・シア」が「ヴェイガンギアK」「カリマ・ケイ」との戦闘で
ビームの上を滑るような卓越した操作技術がありその時のタイトルは「華麗なるシア」
けど、後の戦闘でその華麗さが生かされる場面はなかった…
(機体治す奴を5機同時に動かすって事ぐらいだけど…忙しなく、華麗さは皆無だった)
というか決勝で3VS3で各機体が強力ビームを放つという計6方向ビームをやっていて
中心が大爆発してコロニー大破壊!!
けどそ~いう流れに乗ってはいけないタイプの機体だろう。
見た目や演出重視?
だったら華麗さなんて初めから不要だっただろう。
・「聖凰学園」VS「天山学園」戦
「トライバーニングガンダム」の「カミキ・セカイ」VS「ディナイアルガンダム」「イノセ・ジュンヤ」
「セカイ」と「ジュンヤ」がタイマンしている所を「ユウマ」と「フミナ」は見てるだけって…
二人に因縁があるってのは分かるけど見てるだけって…
何故に支援しない?
他人を踏み台にしてまでも強くなろうとする「ジュンヤ」と1人ではなくみんなの力で強い「セカイ」との良い対比になると思うんだけどなぁ…
チーム戦で因縁とか気にしすぎると展開がおかしくなるわ…
それに観客は事情を知らないのだから
「何、見てんだ。あの二人。馬鹿じゃねーの」
「加勢しろよ。仲間だろ」
ってリアクションを取ると思うんだよなぁ~。
描写がないだけ?
・「聖凰学園」VS「天大寺学園戦」戦
「ライトニングガンダムフルバーニアン」VS「ガンダムトライオン3」
序盤の攻撃で「トライバーニング」と「ウイニングガンダム」が戦闘不能に…
(個人的にはチーム戦で3人まとまって行動して敵大型機1機からの攻撃を3人同時に受けるとかアホの極みだと思ったのだが…)
んで、残った「ライトニング」と「トライオン3」との撃ちあいなんだけど…
機動力が秀でた「ライトニング」が正面から撃ちあいって違和感しかないんだがな。
ひたすら「ライトニング」が「トライオン」の攻撃を回避しまくって、チマチマ攻撃を当てる。
「トライオン3」が意地で「ライトニング」に当てて双方、瀕死になって
チマチマ攻撃が最後に効いていて…辛勝なら分かるんだが…
合体時の初見で、「ユウマ」が
「合体に意味はない。装甲に問題が出るはず」
って指摘していたのだから、その弱点を突くような事ってできなかったのかなぁ?
戦闘時の演出で気になったのは
ピカァァ―――!!
と光った後、ボロボロの機体がお目見えして、決着が付いているってのがなぁ…
決してダメとは言わんけどね。
結構あるアニメの表現などで
「剣士VS剣士」とか「忍者VS忍者」などで
双方が高速ですれ違って直後に
1人が膝をつき、勝ったかに見えた立っているもう片方が
「見事だ…」
なんて言って倒れて勝敗を決するなんて場面はそこそこ見るけど…
1度ぐらいだよなぁ…そういうのってさ…
「ガンプラ学園」VS「グラナダ学園」
「聖凰学園」VS「ガンプラ学園」
などの重要な回でね。
決勝では2回あったっけか?
「トライジェントガンダム」の4本槍を「セカイ」が打破する所も省略していた。
「ジュンヤ」の指導で対応の仕方を学習したにしても何故に省略する?
過程って結構大事だと思うんだけどな…
誤魔化されている感半端ないんだけど。
ちとまとめると
「バトル」に関しては
・個性
あまり感じられなかったのが残念。
初出の機体や武装などに関してはその個性を全面的に押し出すが2回目以降は薄くなりすぎるのがまず残念。
素早い「ライトニング」だったのに、みんなとまとまって行動して全員でダメージを受けるとか…避けろよ。
華麗な「G-ポータント」だったのに、ぶっぱなしを行うとか…もっとスマートな攻撃をするべきなんじゃないの?
演出重視で個性が死んでいる…
だが、個性殺してまでも引き立っている演出とは到底思えんのだがな…
・アシムレイト
すっごい曖昧なのが気になる。
宮里戦で顔を傷ついたのは絆創膏張っていたけどさ~
頭取れたり腕取れたり…そこら辺のダメージの程度がてんで分からないんだが…
四肢の損壊が無効なら拘束してくすぐり攻撃でもかけた方がよっぽど有効なんじゃないだろうか?
3つ子は関節技をかければ効くとか言っていたけど…かけてなかったし…
後、「アシムレイト」がないはずの「ユウマ」や「フミナ」敵にやられて目をつぶったりするのは何でなん?
歯を食いしばるぐらいなら分かるけど、しっかり敵を見ようぜ。試合中ですぜ。
にしても「バトルを楽しもう」「バトルを楽しもう」って番組でしきりに言っているがこのアシムレイト設定は明らかに邪魔!!
髭人はゲームセンターにある大型筐体の「機動戦士ガンダム ~戦場の絆~」をよくプレイする。
オンラインで全国各地のプレイヤーとチーム対戦するガンダムゲームだ。
「ガンダムビルドファイターズ」&「ガンダムビルドファイターズトライ」のコラボ企画として劇中の機体を使用で来た。(現在では終了)
対戦している時に、例え軽傷であっても傷を負いながらゲームをやっているような人と楽しく対戦なんて俺には出来ないわ。
じゃ、アシムレイトを使わないで戦っているとしたら舐めプ確定だし…
うん。アシムレイト…いらねぇ…
・チーム戦
チームで戦っているのに
「好きにやれ」
が多いのがねぇ…
『作戦立てるのが面倒くせぇ』とか『他のチームメイトなんて知った事か。俺が楽しければそれでいいんだ』
っていう意図を強く感じるのだが…
・大会での出場機体
プラモの出来が機体性能にモロ影響が出るというのに部外者が製作した機体OKとしている点が分からん。
前作は「作る奴」「戦う奴」と分かれていたからいいけど今作は一緒のはずやん。
チーム内でのやり取りならまだしも「ビルドバーニングガンダム」や「百万式」って…
特に主人公機。「イオリ・セイ」の製作した物だ。お前、世界で頂点に立った奴が製作した機体だろ?
いくら方落ち機体だからって赤の他人の機体を使うって…
せめて「ガンプラバトル」をするきっかけを与えた機体って扱いなら良かったのに大会に入っても使用し続けるって何なん?
後で「コウサカ・チナ」を通じて「イオリ・セイ」からのパーツを差し入れるとかやりすぎにも程がある。
と言うかその時点で「ユウマ」は断れよ。
「願ってもない申し出だけど、ボクもビルダーとしての意地がある!だからコレは受け取れないよ」
ってね。
実際に日本国内で学生が製作したロボットで競う「ロボット選手権」とか開かれているけど
あの中で世界的プロが製作したロボットを使用するって反則じゃねぇの?
他チームからすれば抗議するだろう。
これだと「製作技術」というよりただの「人脈」じゃねぇーかって思えるのだがな。
下手ながらも真面目に作って大会に参加してプロの機体に敗北する学生は馬鹿みたいである。
・「次元覇王流」
ガンプラに有効ならもっと同派対決があっても良い気がしたのだがな。
「素の機体から火が出てきたり竜巻出せるのなら俺も次元覇王流始めるわ!」
って思う人が増えると思うんだけどなぁ。
まぁ、「次元覇王流」の有用性が分かって来たのは大会に出て来てからだからそんなにすぐには浸透しないか…
少なくとも、「セカイ」や「ジュンヤ」を師匠呼ばわりして「次元覇王流」を習いたいって奴は急増する事だろう。
次作があるのなら全機体「次元覇王流」の使い手なんて事になるんだろう。
「次元覇王流のバーゲンセールだ…」
もうお腹いっぱいです。
・ダメージレベル設定
「地方大会」から「全国大会」になってレベルが上がったけど、レベルの差ってダメージ以外に機体にどんな影響があんの?
動きとかてんで変わってないけどさ。
「ダメージレベルが低いからこの技や武器は使えません」
なんて制限があればまだ分かるけど…何も変わらないように見えた。
じゃぁ、何でわざわざ壊れるようなレベル設定で戦うの?
壊れるかもしれないという緊張感がバトルをより高みへと昇華するの?
仮にそうだとしてもあんまり活かされてなかった気がするがな。
辛勝して次戦で直し切れずボロボロからの開始だけど頑張って勝つなんてパターンもなかったし…
毎回、次の試合で完全回復していたもんな~
・名人カワグチ
前作から継続して多めに出ているキャラは「ラル」さんと「名人カワグチ」ぐらいだろう。
その名人カワグチ、非常に濃いキャラを演じていた。
だから前作の最後で
「このキャラは肩が凝る」
と言ったのに対して、『イオリ・セイ』は
「似合ってない」
と称し、ラストの描写ではサングラスを額に置き非常に穏やかな表情で子供たちとガンプラに触れている様子があったが…
今回またその肩が凝るキャラに逆戻り…
「人は過ちを繰り返す…全く…」
「同じか…」
を再現するとはガンダムを取り上げたアニメとしてはなかなか凝っているではないか?
にしても大会のラストバトル
勝ち残って「ユウマ」がこういう訳だ。
「セカイ、お前にイオリ・セイさんから言い忘れていたことがある。今度、一緒にガンプラバトルしよう」
って言っていたけど…
「ユウマ」はスルーされちゃってね?伝言役って悲しいなぁ…
もう「セイ」は個別に「ユウマ」には何かメッセージを残していたのかねぇ?
大会は色々と不満があったけど最終回はお祭りで楽しかった。
大会なんかなくても良かったんじゃないだろうか?
グチグチと文句ばっかり言うのも何だから今後
「ガンダムビルドファイターズトライ」を用いて騒がれる作品とするならば…
髭人の案としては…
女子キャラが可愛くて人気があるのだから女キャラ全振りの「けいおん」などのようなアニメを作るのが一番かと…
「『すーぱーふみな』買いたい!」
なんていう層向けの作品を作るというわけだ。
(にしても丁度、「ラフレシア」という触手機体を出していながら「すーぱーふみな」と何で絡ませなかったのかねぇ~…バグを使って切り刻んでキャストオフして絡ませるって流れ。
そういったのが好きな人達からすればもはや様式美だと思うのだがな)
タイトルは「びるとら」かな?
だから男キャラは全員リストラ。
「セカイ」は
「全世界でガンプラバトルするぜ!さよなら先輩!」
つって名前通り日本を離れ世界に飛び
「ユウマ」は
「イオリ・セイさんから直接指導していただけるようになったんだ!さよならフミちゃん!」
つって留学。
残された「フミナ」がどうしようかって思っていた矢先に
フミナ「1人になっちゃった…これでトライファイターズは解散ね…」
ギャン子「あら、ホシノさん。一人で呆けっちゃってどうしたのかしら?」
セカイ「ホシノさん!ガンプラの仕事が増えたからガンプラの作り方教えてくれない?」
フミナ「丁度3人揃う!これで新生トライファイターズ結成ね!」
って新たに結成すればいい気がする。
それで、3人集まっての緩い感じでガンプラ作ればいいじゃん。
「フミナ」は「SDでガンプラを作る」
「ギャン子」は「ギャン特化でガンプラを作る」
「セカイ」は「ベアッガイなどカワイイ系のガンプラを作る」
たまに「シア」が顔出しし「美しいガンプラを作る」
どれも被らず独自性が高いではないか。
後は、「ヨミ」(凸の人)をスレッガーもどきと車で事故っだから別れさせればありやね。
「ヨミ」の人は、損傷してから合体していたから…
「応急処置でありながら面白いガンプラを作る」(結構シブイ路線だな)
みんな、かぶっている印象もない。
これで5人なら、「すーぱー」シリーズを全員でやって
「ガンプラアイドル特選隊!!」
にしてしまうのも面白いのかもしれない。
このシリーズをただのガンプラだけではなく
あらゆる方向で拡大させていくつもりならそれぐらいしてもいい気がするね。
普通にガンダム続けていても先細りする一方なんだから萌え大好きな人も取り込むってのも一つの方向の内に入ると思うのだがな。
とはいってもファン同士、間違いなく荒れるのは不可避だろうがね(笑)
「萌えオタ、消えろ」
「頭が固いんだよ。オールドタイプ!もっと柔軟に受け入れろよカス!」
「ガンダムでやる必要がねぇよ!」
「いや、そもそも『ビルドファイターズ』そのものもガンダムとしてどうなの?」
そんな言い争い。
現在でOVAが企画が始まっているようだから
髭人案は残念ながら使われないでしょうな~。(当たり前!!)
さて、最後にまとめましょうか
個人的には製作期間の短さが痛いと思ったね。
そのせいか設定などを活かしきれてない印象。
もしくはその設定に苦しめられている。
だから、練りこめばより楽しかったそういう残念な感じか…
髭人の結論といたしましては…
この作品は…
「『ガンダムビルドファイターズトライ』は『リトライ』が必要な作品」
半年と言う短い準備期間では作りこむのは難しかったのだろう。
まず、「ガンダムビルドファイターズトライ」の舞台とそれからの大まかな流れを書いておこうか?
「ガンダムビルドファイターズ」で行われたガンプラバトル選手権世界大会から7年後
「ガンダムビルドファイターズ」の主人公「イオリ・セイ」が在学していた「聖凰学園」にある
「ガンプラバトル部」は部員数不足の為部の存続にすら危ぶまれていた。
唯一、所属しているのは「ホシノ・フミナ」だけ
そこへ「聖凰学園」に一人の転入生が入って来た。
「カミキ・セカイ」という「次元覇王流」という拳法を使う少年だった。
彼はガンダム、ガンプラの事すら知らなかったが、成り行きでガンプラバトルを行いそれにより
ガンプラバトルの魅力を知っていく。
現在の「全日本ガンプラバトル選手権」中高生の部は3人1チームという事であと一人の加入が必要であった。
そこへ、一時、ガンプラバトルを行っていたものの、今は離れている「コウサカ・ユウマ」というガンプラビルダーとして有名な少年。
彼もまたバトルをきっかけにして「ガンプラバトル部」に入り晴れて3人が揃った。
チーム「トライファイターズ」の結成である。
3人は「全日本選手権大会」で優勝出来るのか?
話としては主に
「日常」→「試合」→「日常」→「試合」→「日常」→
を交互に繰り返すのがメインとなるので書くことも乏しい。
だから、キャラクターや展開について話しておこうか?
カミキ・セカイ…
「次元覇王流」の「正拳突き」など数多くの技を使い、ガンプラバトルをしていくことで更に習得していく。
ただ、これを重きを置きすぎたためかガンダムについての知識、ガンプラについての知識は皆無に等しく、
初めにしようとしていた「ビルドバーニングガンダム」は「イオリ・セイ」が大会で優勝した時に得たトロフィーに隠していたもので
本人の許諾なしに使用して、後に言伝で使用許可を得ている。
だが、中盤までぞんざいに扱う事が散見された。
「西東京大会」の優勝後にもかかわらず「ビルドバーニングガンダム」を菓子の箱の中に入っていたり合宿で損傷した「ビルドバーニングガンダム」の修復で無理なやり方をして別のキャラに注意されていたり
その後は、一応、ガンプラに対しての愛着が増えてきて積極的に修復などを手伝うという事があるようだがアニメでの描写は乏しく、遅すぎるため印象は薄い。
コウサカ・ユウマ…
前作の主人公「イオリ・セイ」のガールフレンドである「コウサカ・チナ」の弟。
「アーティスティック・ガンプラ・コンテスト」で数々の賞を取っていた。
そんな彼がガンプラバトルから身を引いていたのは、かつて「アドウ・サガ」とのバトルに完敗を喫し
「お前、才能ねぇよ」
と言われ、ショックを受け一時、ガンプラバトルから離れるが「フミナ」達のバトルを目にして復帰を決意
再び、「アドウ・サガ」に挑むがやはりここでもまるで歯が立たず敗北を決する。
セカイと衝突する事もあるが、彼をチームのエースと認めていて
「ビルドバーニングガンダム」を改修し「トライバーニングガンダム」を作り上げている。
ホシノ・フミナ…
「聖凰学園」ガンプラバトル部の部長である。
幼いころに見た女性ガンプラファイターを見てあこがれを持ちガンプラを自作し、バトルにも出る。
「セカイ」と「ユウマ」から
「先輩」
と呼ばれ、おっぱいを強調している服装をしていたので視聴者から「パイセン」とも呼ばれる。西東京ブロックを勝ち抜き全国大会に入ってキャミソール&パーカーという服からTシャツという風に露出が低下し、好きだった人からは残念がる声も…
メインキャラはそんな所か…
では。色々と気になる描写を…
まず、日常で気になる点は
「ニール・ラボ」で「我梅学院」の生徒にセカイ達ボロクソに言われていて
すぐ脇にいながら「ラル」さん、これをスルー。顧問としてそれでいいのかよ。
いくら「セカイ」達の問題であったにしても、大人としてたしなめるべき状況だろう。
と言うか、「ラル」さんは個人のバトルについてどうしたらいいのか悩んでいる時に
「自分たちで見つけてこそだ」
子供って物がわからないのだからおかしな方向に進んでしまう事だって十分にある。
大人として道を示してやる事の方が大事なんじゃないだろうか?
後、その「ニール・ラボ」で「我梅学院」と対戦しようってなった時に
肝心の「セカイ」の「ビルドバーニングガンダム」が見つからず予定の時間に遅刻したんだけど
その見つけるのが遅れた理由が
「お菓子の箱に入っているとは思わなかった」
愛機であるガンプラは格闘技などをやっている人からすればそれはユニフォームであったり、胴着であったり、竹刀などの武器であったりするものだろ?
自分の分身とも言える「ビルドバーニングガンダム」をそんなぞんざいに扱えるものだろうか?
「ユウマ」は
「ガンプラを粗末に扱う奴は嫌いだ」
とかバトルに遅刻しているから走りながら言っていたが、そんなんで済ませていい物か?
平手打ちぐらいするべき事態なんじゃないだろうか?
「バトルに遅れているなんてそんな事は後で良い!それよりもお前は自分の愛機を何だと思っているんだ!そっちの方がはるかに重要だ!!このビルドバーニングはイオリ・セイさんが製作されたものでお前の物じゃない!それをお前は!!自分で頑張って製作して戦って負けていった人たちに無礼だとは思わないのか!!ビルドバーニング自身だってお前よりもっと大切に扱ってくれる人と共に戦いたいと思うんじゃないのか!」
ぐらい言っても良いんじゃないだろうか。
ここは凄い違和感だったわ。
というかここって「西東京ブロック」を制した後だからね。
1~2回戦ぐらいで言っているのならまだしも…
こんなガンプラに対して愛がないような奴に負けた人達って…
その後のジエンド戦で「ビルドバーニングガンダム」が怒って
動きが鈍くなるぐらいのペナルティはあっても良かったんじゃないだろうか?
個人的には最悪こんな事もありうるんじゃないかと思うわ。
「アドウ・サガ」にやられそうになった「ユウマ」を「セカイ」が乱入して助ける。
後退して「ビルドバーニングガンダム」の攻撃を避ける。
アドウ「む!?何だ。あの機体は!!頭に細く靡く物があるぞ?特殊装備か!?」
アドウが注視してみると
アドウ「細い…縮れている…あの形状…ま、まさか…まさか!!チ○毛ぇぇ!?」
ユウマ「セカイ!お前―――――!!イオリ・セイさんのガンプラを――――!」
フミナ「何で私、こんな子をスカウトしたんだろ…」
セカイ「こ、これはこれは…誤解だ――――――!!」
「セカイ」も中学生なのだから陰毛が生えて来るだろう。
陰毛って想像もつかないところに落ちていたりくっついていたりするものだから
菓子の箱の中に入れるなんてぞんざいな扱いをしている奴なら陰毛がガンプラに付いている可能性は十分に起こりうる。
そんな事になったらガンプラファイターとして一生の汚点を背負う事になるだろうなぁ…
さて、肝心のバトルはって言うと~
・「聖凰学園」VS「宮里学院高校」戦
3VS3であったが双方1機ずつになってしまう。
「ビルドバーニングガンダム」と「百万式」
双方既にバトルにより半壊状態。ここまでの戦闘は合体とか見ごたえがあったね。
「Gファイター」と「Vガンダム」の合体なんかね。
そこで個人的に例を見ないバトルがあった。
格闘漫画などで例えよう。
立ち上がるのにさえボロボロの味方。
ボロボロでありながら攻撃しようと向かってくる敵。
避ける事も出来ない。100%終わった―――!
って所で
敵が味方の頬を殴る。
ボキッ!
敵「いて――――!顔殴ったら腕が折れた―――!戦闘不能だ―――!」
味方勝利!!
なんて事があるのだろうか?
ガンプラバトルだから格闘漫画でたとえるのは良くないかもしれないがね。
「ビルドバーニングガンダム」の装甲が厚かったとか既に「百万式」の腕の方がガタガタだったという考え方も出来なくはない…
でも、アニメの勝ち方としてはやっちゃいけないことじゃない?
しかも、「百万式」は関西方面の有名ビルダー(サカイ・ミナト)の作品だろ。
「イオリ・セイ」の作ったものだからってねぇ…ちょっと補正利き過ぎてない?
初見で
髭人「セカイ、殴られた…聖凰負けた…」
アナウンサー「勝利チーム。聖凰学園」
髭人「ファ!?」
何でこれで勝てたのか分からなかったもの…
ポイント制だったら間違いなく「宮里」の勝利だっただろう。
・「ガンプラ学園」VS「本牧学園」戦
「G-ポータント」の「キジマ・シア」が「ヴェイガンギアK」「カリマ・ケイ」との戦闘で
ビームの上を滑るような卓越した操作技術がありその時のタイトルは「華麗なるシア」
けど、後の戦闘でその華麗さが生かされる場面はなかった…
(機体治す奴を5機同時に動かすって事ぐらいだけど…忙しなく、華麗さは皆無だった)
というか決勝で3VS3で各機体が強力ビームを放つという計6方向ビームをやっていて
中心が大爆発してコロニー大破壊!!
けどそ~いう流れに乗ってはいけないタイプの機体だろう。
見た目や演出重視?
だったら華麗さなんて初めから不要だっただろう。
・「聖凰学園」VS「天山学園」戦
「トライバーニングガンダム」の「カミキ・セカイ」VS「ディナイアルガンダム」「イノセ・ジュンヤ」
「セカイ」と「ジュンヤ」がタイマンしている所を「ユウマ」と「フミナ」は見てるだけって…
二人に因縁があるってのは分かるけど見てるだけって…
何故に支援しない?
他人を踏み台にしてまでも強くなろうとする「ジュンヤ」と1人ではなくみんなの力で強い「セカイ」との良い対比になると思うんだけどなぁ…
チーム戦で因縁とか気にしすぎると展開がおかしくなるわ…
それに観客は事情を知らないのだから
「何、見てんだ。あの二人。馬鹿じゃねーの」
「加勢しろよ。仲間だろ」
ってリアクションを取ると思うんだよなぁ~。
描写がないだけ?
・「聖凰学園」VS「天大寺学園戦」戦
「ライトニングガンダムフルバーニアン」VS「ガンダムトライオン3」
序盤の攻撃で「トライバーニング」と「ウイニングガンダム」が戦闘不能に…
(個人的にはチーム戦で3人まとまって行動して敵大型機1機からの攻撃を3人同時に受けるとかアホの極みだと思ったのだが…)
んで、残った「ライトニング」と「トライオン3」との撃ちあいなんだけど…
機動力が秀でた「ライトニング」が正面から撃ちあいって違和感しかないんだがな。
ひたすら「ライトニング」が「トライオン」の攻撃を回避しまくって、チマチマ攻撃を当てる。
「トライオン3」が意地で「ライトニング」に当てて双方、瀕死になって
チマチマ攻撃が最後に効いていて…辛勝なら分かるんだが…
合体時の初見で、「ユウマ」が
「合体に意味はない。装甲に問題が出るはず」
って指摘していたのだから、その弱点を突くような事ってできなかったのかなぁ?
戦闘時の演出で気になったのは
ピカァァ―――!!
と光った後、ボロボロの機体がお目見えして、決着が付いているってのがなぁ…
決してダメとは言わんけどね。
結構あるアニメの表現などで
「剣士VS剣士」とか「忍者VS忍者」などで
双方が高速ですれ違って直後に
1人が膝をつき、勝ったかに見えた立っているもう片方が
「見事だ…」
なんて言って倒れて勝敗を決するなんて場面はそこそこ見るけど…
1度ぐらいだよなぁ…そういうのってさ…
「ガンプラ学園」VS「グラナダ学園」
「聖凰学園」VS「ガンプラ学園」
などの重要な回でね。
決勝では2回あったっけか?
「トライジェントガンダム」の4本槍を「セカイ」が打破する所も省略していた。
「ジュンヤ」の指導で対応の仕方を学習したにしても何故に省略する?
過程って結構大事だと思うんだけどな…
誤魔化されている感半端ないんだけど。
ちとまとめると
「バトル」に関しては
・個性
あまり感じられなかったのが残念。
初出の機体や武装などに関してはその個性を全面的に押し出すが2回目以降は薄くなりすぎるのがまず残念。
素早い「ライトニング」だったのに、みんなとまとまって行動して全員でダメージを受けるとか…避けろよ。
華麗な「G-ポータント」だったのに、ぶっぱなしを行うとか…もっとスマートな攻撃をするべきなんじゃないの?
演出重視で個性が死んでいる…
だが、個性殺してまでも引き立っている演出とは到底思えんのだがな…
・アシムレイト
すっごい曖昧なのが気になる。
宮里戦で顔を傷ついたのは絆創膏張っていたけどさ~
頭取れたり腕取れたり…そこら辺のダメージの程度がてんで分からないんだが…
四肢の損壊が無効なら拘束してくすぐり攻撃でもかけた方がよっぽど有効なんじゃないだろうか?
3つ子は関節技をかければ効くとか言っていたけど…かけてなかったし…
後、「アシムレイト」がないはずの「ユウマ」や「フミナ」敵にやられて目をつぶったりするのは何でなん?
歯を食いしばるぐらいなら分かるけど、しっかり敵を見ようぜ。試合中ですぜ。
にしても「バトルを楽しもう」「バトルを楽しもう」って番組でしきりに言っているがこのアシムレイト設定は明らかに邪魔!!
髭人はゲームセンターにある大型筐体の「機動戦士ガンダム ~戦場の絆~」をよくプレイする。
オンラインで全国各地のプレイヤーとチーム対戦するガンダムゲームだ。
「ガンダムビルドファイターズ」&「ガンダムビルドファイターズトライ」のコラボ企画として劇中の機体を使用で来た。(現在では終了)
対戦している時に、例え軽傷であっても傷を負いながらゲームをやっているような人と楽しく対戦なんて俺には出来ないわ。
じゃ、アシムレイトを使わないで戦っているとしたら舐めプ確定だし…
うん。アシムレイト…いらねぇ…
・チーム戦
チームで戦っているのに
「好きにやれ」
が多いのがねぇ…
『作戦立てるのが面倒くせぇ』とか『他のチームメイトなんて知った事か。俺が楽しければそれでいいんだ』
っていう意図を強く感じるのだが…
・大会での出場機体
プラモの出来が機体性能にモロ影響が出るというのに部外者が製作した機体OKとしている点が分からん。
前作は「作る奴」「戦う奴」と分かれていたからいいけど今作は一緒のはずやん。
チーム内でのやり取りならまだしも「ビルドバーニングガンダム」や「百万式」って…
特に主人公機。「イオリ・セイ」の製作した物だ。お前、世界で頂点に立った奴が製作した機体だろ?
いくら方落ち機体だからって赤の他人の機体を使うって…
せめて「ガンプラバトル」をするきっかけを与えた機体って扱いなら良かったのに大会に入っても使用し続けるって何なん?
後で「コウサカ・チナ」を通じて「イオリ・セイ」からのパーツを差し入れるとかやりすぎにも程がある。
と言うかその時点で「ユウマ」は断れよ。
「願ってもない申し出だけど、ボクもビルダーとしての意地がある!だからコレは受け取れないよ」
ってね。
実際に日本国内で学生が製作したロボットで競う「ロボット選手権」とか開かれているけど
あの中で世界的プロが製作したロボットを使用するって反則じゃねぇの?
他チームからすれば抗議するだろう。
これだと「製作技術」というよりただの「人脈」じゃねぇーかって思えるのだがな。
下手ながらも真面目に作って大会に参加してプロの機体に敗北する学生は馬鹿みたいである。
・「次元覇王流」
ガンプラに有効ならもっと同派対決があっても良い気がしたのだがな。
「素の機体から火が出てきたり竜巻出せるのなら俺も次元覇王流始めるわ!」
って思う人が増えると思うんだけどなぁ。
まぁ、「次元覇王流」の有用性が分かって来たのは大会に出て来てからだからそんなにすぐには浸透しないか…
少なくとも、「セカイ」や「ジュンヤ」を師匠呼ばわりして「次元覇王流」を習いたいって奴は急増する事だろう。
次作があるのなら全機体「次元覇王流」の使い手なんて事になるんだろう。
「次元覇王流のバーゲンセールだ…」
もうお腹いっぱいです。
・ダメージレベル設定
「地方大会」から「全国大会」になってレベルが上がったけど、レベルの差ってダメージ以外に機体にどんな影響があんの?
動きとかてんで変わってないけどさ。
「ダメージレベルが低いからこの技や武器は使えません」
なんて制限があればまだ分かるけど…何も変わらないように見えた。
じゃぁ、何でわざわざ壊れるようなレベル設定で戦うの?
壊れるかもしれないという緊張感がバトルをより高みへと昇華するの?
仮にそうだとしてもあんまり活かされてなかった気がするがな。
辛勝して次戦で直し切れずボロボロからの開始だけど頑張って勝つなんてパターンもなかったし…
毎回、次の試合で完全回復していたもんな~
・名人カワグチ
前作から継続して多めに出ているキャラは「ラル」さんと「名人カワグチ」ぐらいだろう。
その名人カワグチ、非常に濃いキャラを演じていた。
だから前作の最後で
「このキャラは肩が凝る」
と言ったのに対して、『イオリ・セイ』は
「似合ってない」
と称し、ラストの描写ではサングラスを額に置き非常に穏やかな表情で子供たちとガンプラに触れている様子があったが…
今回またその肩が凝るキャラに逆戻り…
「人は過ちを繰り返す…全く…」
「同じか…」
を再現するとはガンダムを取り上げたアニメとしてはなかなか凝っているではないか?
にしても大会のラストバトル
勝ち残って「ユウマ」がこういう訳だ。
「セカイ、お前にイオリ・セイさんから言い忘れていたことがある。今度、一緒にガンプラバトルしよう」
って言っていたけど…
「ユウマ」はスルーされちゃってね?伝言役って悲しいなぁ…
もう「セイ」は個別に「ユウマ」には何かメッセージを残していたのかねぇ?
大会は色々と不満があったけど最終回はお祭りで楽しかった。
大会なんかなくても良かったんじゃないだろうか?
グチグチと文句ばっかり言うのも何だから今後
「ガンダムビルドファイターズトライ」を用いて騒がれる作品とするならば…
髭人の案としては…
女子キャラが可愛くて人気があるのだから女キャラ全振りの「けいおん」などのようなアニメを作るのが一番かと…
「『すーぱーふみな』買いたい!」
なんていう層向けの作品を作るというわけだ。
(にしても丁度、「ラフレシア」という触手機体を出していながら「すーぱーふみな」と何で絡ませなかったのかねぇ~…バグを使って切り刻んでキャストオフして絡ませるって流れ。
そういったのが好きな人達からすればもはや様式美だと思うのだがな)
タイトルは「びるとら」かな?
だから男キャラは全員リストラ。
「セカイ」は
「全世界でガンプラバトルするぜ!さよなら先輩!」
つって名前通り日本を離れ世界に飛び
「ユウマ」は
「イオリ・セイさんから直接指導していただけるようになったんだ!さよならフミちゃん!」
つって留学。
残された「フミナ」がどうしようかって思っていた矢先に
フミナ「1人になっちゃった…これでトライファイターズは解散ね…」
ギャン子「あら、ホシノさん。一人で呆けっちゃってどうしたのかしら?」
セカイ「ホシノさん!ガンプラの仕事が増えたからガンプラの作り方教えてくれない?」
フミナ「丁度3人揃う!これで新生トライファイターズ結成ね!」
って新たに結成すればいい気がする。
それで、3人集まっての緩い感じでガンプラ作ればいいじゃん。
「フミナ」は「SDでガンプラを作る」
「ギャン子」は「ギャン特化でガンプラを作る」
「セカイ」は「ベアッガイなどカワイイ系のガンプラを作る」
たまに「シア」が顔出しし「美しいガンプラを作る」
どれも被らず独自性が高いではないか。
後は、「ヨミ」(凸の人)をスレッガーもどきと車で事故っだから別れさせればありやね。
「ヨミ」の人は、損傷してから合体していたから…
「応急処置でありながら面白いガンプラを作る」(結構シブイ路線だな)
みんな、かぶっている印象もない。
これで5人なら、「すーぱー」シリーズを全員でやって
「ガンプラアイドル特選隊!!」
にしてしまうのも面白いのかもしれない。
このシリーズをただのガンプラだけではなく
あらゆる方向で拡大させていくつもりならそれぐらいしてもいい気がするね。
普通にガンダム続けていても先細りする一方なんだから萌え大好きな人も取り込むってのも一つの方向の内に入ると思うのだがな。
とはいってもファン同士、間違いなく荒れるのは不可避だろうがね(笑)
「萌えオタ、消えろ」
「頭が固いんだよ。オールドタイプ!もっと柔軟に受け入れろよカス!」
「ガンダムでやる必要がねぇよ!」
「いや、そもそも『ビルドファイターズ』そのものもガンダムとしてどうなの?」
そんな言い争い。
現在でOVAが企画が始まっているようだから
髭人案は残念ながら使われないでしょうな~。(当たり前!!)
さて、最後にまとめましょうか
個人的には製作期間の短さが痛いと思ったね。
そのせいか設定などを活かしきれてない印象。
もしくはその設定に苦しめられている。
だから、練りこめばより楽しかったそういう残念な感じか…
髭人の結論といたしましては…
この作品は…
「『ガンダムビルドファイターズトライ』は『リトライ』が必要な作品」
コメントさんきゅ~です。
それはそれで作りが荒いのはしょうがない。
スーパー戦隊シリーズみたいな感覚。
ええんだろうかそれは…
ただZZの合体シーンは燃えましたね。
あ殿
コメントさんきゅ~です。
確かに私はキモイ事を自覚しておりますが
わざわざそんなコメントを入れているあなたも十分キモイですね。
キモイ者同時仲良くしましょう。