特殊戦闘のRPG
開発はチュンソフト&アクアマリン
発売はバンダイ
1991年12月2日
あらすじ
大神殿に宿るジャンプワールドの精霊は
平和なジャンプワールドに異変が起きつつあることを察知した。
大きな災いになるのを未然に防ぐため原因の特定の為に
当時のジャンプに連載している中の最強の7人を選んだ。
その7人はその原因を突き止め災いを防ぐことができるのか?
一応前作の続編であり、年の取り方は作品内準拠である。
「ファミコンジャンプ」で出て来た少年悟空は青年となり、ジョセフは3部の時の爺さんである。
とは言っても、前作のストーリーを引き継いでいるって事はないのだがな…
まぁ、発売時期の都合上だろう。
あ、上記連載していると書いたが1人だけ「していた」という過去形だな…
特徴
当時人気だった「週刊ファミコンジャンプ」の人気キャラ達が7人登場している。
「ドラゴンボール」から『孫 悟空(キャラ名:ごくう)』
「ジョジョの奇妙な冒険」から『空条 承太郎(キャラ名:ジョジョ)』
「ろくでなしBLUES」から『前田 太尊(キャラ名:たいそん)』
「まじかる☆タルるートくん」から『タルるート(キャラ名:タルるート)』
「新ジャングルの王者ターちゃん」から『ターちゃん(キャラ名:ターちゃん)』
「魁!!男塾」から『剣 桃太郎(キャラ名:もも)』
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」から『両津 勘吉(キャラ名:りょうつ)』
の7人となる。
これらの誰かを選ぶことで主人公とする事が出来て最初のキャラとして使用可能。
それ以降の仲間は決まった順番に登場する。
キャラの性能を軽く紹介
悟空…通常攻撃は棒。如意棒を取ると距離が延びる。
(味方は貫通)
必殺技はかめはめ波。
レベルが上がると敵や障害物を貫通し連なる敵を攻撃可能。
承太郎…通常攻撃はキック。隣接した敵に有効。
必殺技はスタープラチナ。
直進して敵を超えて殴る。但し障害物はレベルが上がるまで貫通しない。
太尊…通常攻撃はパンチ、レベルが上がるとロケットパンチのように射程が伸びる。
(味方は貫通)
必殺技はタイソンパンチ、近距離にしか使えないが正面攻撃無効の敵にも効く。
ターちゃん…通常攻撃はブーメラン。
投げて一定距離で戻って来る。敵や障害物は貫通。戻りにも攻撃力がある。
必殺技は野生の雄たけび。動物を呼び出して攻撃する事が出来る。
キャラ付近の上から下まで動物達が疾走し範囲の敵に攻撃。
レベルが上がると攻撃範囲(横幅)が大きくなる。
タルるート…通常攻撃は舌。
レベルにより1~2キャラ分伸び、敵か障害物まで直進。
(味方は貫通)
必殺技は全画面攻撃。レベルが上がると攻撃力も上がる。
桃太郎…通常攻撃は刀。レベルが上がると離れたところの敵にも攻撃可能。
(味方は貫通)
必殺技は「轔扇刃」
自分に隣接した敵を攻撃する。
両さん…通常攻撃はピストル。敵か障害物がある所まで直進。
(味方は貫通)
必殺技はロケットランチャー。
1キャラ分の幅で攻撃で敵か障害物まで直進
レベルが上がると攻撃回数等が増える。
但しレベルが上がっても障害物は貫通しない
中盤に敵の中ボスとして7将軍というが出て来るが
それは7作品の作者が描いたオリジナルデザインである。
「鳥山明」氏
「荒木飛呂彦」氏
「徳弘正也」氏
「江川達也」氏
「宮下あきら」氏
「森田まさのり」氏
「秋本治」氏
戦闘は
シミュレーション要素があるオリジナル戦闘。
敵とエンカウントすると別フィールドに移行し
基本、味方側先行で攻撃し、敵側が後攻で攻撃してくる。
(敵が先制することもあり)
HPは敵味方1人につきハート5つあり、
攻撃側の攻撃力と防御側の守備力などで減り方は異なる。
移動してから各キャラ行動をとれる。
「攻」…持っている物による攻撃
「必」…必殺技、ハート1つ使用
「防」…防御
「道」…道具を使用
キャラごとに攻撃方法や必殺技は異なる。
キャラはファミコンにしては大きめであり、キャラ同士は移動含めて重ねる事が出来ないので
狭い場所での移動は深く考えないと動かしていると
身動きが取れず攻撃出来ないなんて事態も発生するので注意が必要。
その辺りを利用して通路上で1人に防御させて詰まらせて敵に攻撃させないなんて戦法も取れる。
ハートが減ると体の色が変わる。
「通常(ハート3つ以上)」→「紫(ハート2つ)」→「赤(ハート1つ)」
ハートを5つ吐き出すと死亡扱いでィールドから消える。
戦闘終了毎に体力は回復する。戦闘不能になったキャラも復活。
経験値も入る。
(「毒」と「石化」の状態異常は継続)
逃げたい時は画面端にキャラを移動する。
失敗すると敵から一斉に攻撃を受ける。
得点は50点
良い点
・当時の人気ジャンプキャラ使用可能
・独自戦闘
悪い点
・ジャンプである必要あったん?
・ハート表示
良い点の解説
・当時の人気ジャンプキャラ使用可能
夢の共演という奴だわな。
しかも、キャラごとに若干のアニメーションをする。
・独自戦闘
他にあまり見られない戦闘方法だわな。
悪い点
・ジャンプである必要あったん?
まず主人公を選んでそのキャラで他の仲間たちを集める事になる。
全員集めたらそれからオリジナルストーリーとなる。
台詞がないので振り回されっぱなしである。
・ダメージ表示
雑魚敵にダメージを与えたって事で敵のハートが無くなるってのはいいんだけどさ。
中ボスどころかラスボスも表示されてしまうんだよね。
しかもハート5つ固定だから
「ああ…このペースでダメージを与えれば倒せるな」
ってペースが分かってしまうのはなぁ…
緊張感が激しく薄れてしまう。
無くて良かった…
このゲーム、キャラ性能差が大きいわな。
「飛び道具」「範囲攻撃」「貫通攻撃」
これらを有しているキャラは強い。
というよりは使いやすいか…
通常攻撃が画面端まで届き、必殺技も飛び道具でそこそこ威力の『両さん』
ブーメランで投げて戻って来るのにもダメージ判定があり
必殺技は範囲攻撃の『ターちゃん』辺りは強い。
必殺技のは全画面攻撃が使いやすい『タルるート』
序盤は使いづらいが
「かめはめ波」が障害物を貫通するようになってから攻撃力も上がる『悟空』
辺りがオススメなんだろうか?
逆に
通常攻撃はキック、必殺技は直進して基本一体しか攻撃できない『ジョジョ』
通常攻撃は刀、必殺技は周囲にしか影響がない『桃』
通常攻撃はパンチ、必殺技は前面にしか影響しない『太尊』
の学生3人組は使いづらい(桃は学生ではなく正しくは塾生か…)
こいつらだけを使って攻略する人は結構なM(苦笑)
周囲系のキャラは敵密集地に突っ込んで防御して敵を集めて2ターン目に蹴りを付けるというのが
主な戦い方ってなるのかねぇ…
ゲームでの進行としては…
ジャンプキャラは自キャラとして動かしている時に
台詞がないので(仲間にするときには台詞はあるけどね)寂しい事この上ない。
それなら前作のように主人公キャラは別にいて、
ジャンプキャラを仲間にしていくという方式の方が良かったんじゃないだろうか?
クロスオーバーが難しいってのは分かるけど
だったら7人ってピックアップする必要があったんだろうか?
前作はゲームバランスは適当であったがお祭り感があって楽しかった。
仲間として参戦してくれないがイベントでポッと出だけど嬉しいしミニゲームも豊富。
ラストバトルなどは技の特性と敵キャラを上手く合わせた部分があって面白かったしな。
今作にはない。
ミニゲームと言えばせいぜい、『桃』の男塾部分の要素ぐらいか…
ボスは各作者が描いたオリジナルだし…
じゃぁストーリーが優れているかって言ったら別にそこまでなぁ…
7キャラの1人を主人公に据えられるがそのキャラを最初に使えるにしか過ぎない。
台詞はないし、入れ替えも可能、別キャラを主人公にしたときと強さも変わらん。
最強の7人というが3人しかパーティが組めない。他4人は神殿で修行しているだけである…
まぁ、戦闘が独特なのでそこだけを楽しむって所かねぇ…
ここからがネタバレ
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分かりやすくするために7作品のこのゲームでの絡みを説明しておく。
『』内が何が起きて何をしなければならないのかの説明…
その後が髭人の感想。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
『給料を犬に盗まれてその犬を追っていたら廃工場にたどり着く。
だが廃工場は敵に改造され基地となっていた』
まぁ分かる(元がギャグマンガだしな)
「ジョジョの奇妙な冒険」
『敵スタンド使いが町を襲って住民が石化(承太郎以外の4人も石化しかけている)
そのスタンド使いを倒しに行く』
分かる(「チョコラータ」や「プロシュート」
は無差別でスタンド能力使って無関係な人を巻き込んでいたからな)
「まじかる☆タルるートくん」
『タルるートは空腹。たこ焼きを作ろうにも材料がない。
材料であるタコを取りに行く』
分かる。
元はギャグ作品だったしな
「新ジャングルの王者ターちゃん」
『動物が突如いなくなった。
動物達を捜しに行く』
分かる。
動物を守るのがターちゃんの役目だったしな
「魁!!男塾」
『桃太郎を連れて行くのなら男を見せろ。
塾長が出す試練を乗り越える』
分かる。
全て「男」要素だったもんな。
「ドラゴンボール」
『幼少の悟飯がさらわれた。
ドラゴンボールが欲しさに帽子にドラゴンボールが
着いている悟飯をさらったピラフから悟飯を取り戻せ』
分かる。
息子だしな。そりゃ助けるわ。
「ろくでなしBLUES」
『帝拳高校で和美が突如消えた。
地下に造られていた基地から和美を取り戻せ』
は?
マンガあんま読んだ事ないけど秘密基地要素あったん?
ってな訳で「ろくでなしBLUES」不遇ゲームだわな。
まず上記の通り「太尊」の性能が微妙。
次にゲームでの作品の絡みもなぁ…
他作品がギャグとか独自世界観での設定などがあるが「ろくでなしBLUES」に関しては
ギャグ要素はあっても基本現実準拠だもんな。
他の奴らは
魔法の世界から召喚されてきたガキやら
吸血鬼と戦っていたら突然時を止める事が出来るようになる奴やら
友人殺されてキレて金髪になって宇宙の帝王と死闘を演じる奴やら
警官の癖に毎週のようにメチャクチャをやる奴やら
自己紹介しただけで建物を壊すハゲと知り合いの奴やら
○袋を広げて空を飛ぶ奴やら
そんな6人に囲まれて共に戦わなければならないなんて相当きつかっただろうと思われる。
何故にこのゲームに参戦してしまったのか?
参戦させられてしまったのか…
しかも、作者さんも敵中ボスを描いたそうだが人間ではなく怪物だったもんな。
結構大変だったんじゃなかろうか?
7人揃えるときは上記のようにその作品は絡むが、その後は「ドラゴンボール」以外は絡まない。
というかその「ドラゴンボール」に関しては
アイテム「ドラゴンボール」「ドラゴンレーダー」「仙豆」「筋斗雲」
人物「カリン様」「ウパ」「ボラ」「クリリン」「亀仙人」「ブリーフ博士」「ピッコロ」
土地「カリン塔」「ナメック星」
などが出て来る。
ドラゴンボール優遇ゲーと言える。
前作と一緒やな…(前作は鳥山氏優遇か?)
だが、作った方は「ドラゴンボール」をちゃんと読んでいたのかと思える点が2つほど…
・『クリリン』が「亀仙人様」と言ったり(「『武天老師』様」だろ)
・『クリリン』が山を壊そうとして『悟飯』を
大猿化させようとするんだけど自分の頭を見ろという所とか。
(大猿化は満月に含まれる「ブルーツ波」がないとダメ。だからハゲ頭見せても無意味。
ま、『ジャッキーチェン』がVS『狼男』の所でやったのを再現したつもりなんだろうが…
このゲームはベジータ戦以降に作られたんだからそこら辺の設定はキチンと拾ってもらわにゃ…)
7人揃ってからのオリジナルストーリーだけどコレと言って秀逸なものもないな。
ジャンプワールドがヤベェっつって各地で起きている問題を解決していくって感じ。
宇宙にも行くよ。
その間に7将軍を倒していく。
その中で気になったのは『マルロ』と『イリス』の関係かな。
『マルロ』と『イリス』は幼馴染で
幼いころ『マルロ』は『イリス』が好きであったが
『イリス』に対していじめていた。
成長した現在、『イリス』の母親が病気となって薬草が必要という事を知る。
『マルロ』は昔の罪滅ぼしとして薬草が生える洞窟に向かった。
ゲームではキャラ達がもその洞窟に向かう。
すると奥の方に行くと半透明の『マルロ』がいる。
話しかけると
「穴に落ちて死んでしまった。幽霊として存在している。その先に薬草がある」
という事を言う。
(キャラ達も穴に落ちる事で薬草取れるんだけどね…
ま、ヒーローだからタフなんだろう…)
それで薬草を取って『イリス』の元へいき薬草を渡す。
すると、幽霊の『マルロ』が出て来る。
しかし、『イリス』には『マルロ』が見えない様子。
「○○(先頭のキャラ)!少し体を借りるよ」
と言って、『マルロ』は『イリス』に対して昔の事を謝って成仏って流れになるんだけど
(と、思ったら後でまた出て来るよ)
ここはまでは分かるんだけど…
『イリス』が薬草を取りに行って命を落とし、
身体を借りて思いを伝えて来た『マルロ』に対してこう言う訳だ。
「マルロとは恋人です」
いやいやいや…
体を借りるっていう「ゴースト ~ニューヨークの幻~」をパロッているのはいいんだけどさ。
君にとっては意地悪していた奴が母の病気を知って勝手に薬探して死んだだけじゃん。
その献身な心は理解しても「恋人」は違うだろ…
「ありがとう。あなたの気持ちは忘れない」
ぐらいで良かったんじゃないんだろうか?
そんで宇宙に行く事になるんだけど
宇宙でも生身で戦闘…
ジャンプワールドの宇宙は空気があるって事にしておこう。
ま、男塾の「塾長」は生身で宇宙に出ていたからな。
気合で何とかなるんだろう。きっと。
その宇宙に「友情」「努力」「勝利」の星ってのがある。
「ラッキーマン」的な物を感じるなぁ…
当時連載していたっけ?
そして地球に戻って最終決戦。
7将軍の体の一部を合体したラスボスが出て来るんだけど…
これが弱い(苦笑)
1体しか出ないもんなぁ…
戦闘システム上、相手が1人だとこちらの1人を敵に隣接し防御させ盾にして
後方の2人で攻撃ってなっちゃうんだよなぁ…
(全体攻撃をする敵や貫通攻撃をする敵にはこの戦法は無効だが)
ラスボス、『ゼドー』を倒すと何か魂っぽいものが
脱出しているから続編を軽く示唆しているのだろう。
が、「スーファミジャンプ」はでなかったなぁ…
悲しいがそういうゲームだよね…本作は…(涙)
PS)余談だがカリン塔を登るのは1分10秒程度かかるぞ!!
結構長いと言えるが
「MOTHER」の
「サンクスギビング」⇔「レインディア」の歩きトンネル越えよりは時間は短い(苦笑)
PS2)これをプレイしていたのは2016年の5月ぐらいだったか?
その後で「こち亀」が長きにわたる連載を終えた…(2016年9月)
なんか運命めいたものを感じるなぁ…(しみじみ)
開発はチュンソフト&アクアマリン
発売はバンダイ
1991年12月2日
あらすじ
大神殿に宿るジャンプワールドの精霊は
平和なジャンプワールドに異変が起きつつあることを察知した。
大きな災いになるのを未然に防ぐため原因の特定の為に
当時のジャンプに連載している中の最強の7人を選んだ。
その7人はその原因を突き止め災いを防ぐことができるのか?
一応前作の続編であり、年の取り方は作品内準拠である。
「ファミコンジャンプ」で出て来た少年悟空は青年となり、ジョセフは3部の時の爺さんである。
とは言っても、前作のストーリーを引き継いでいるって事はないのだがな…
まぁ、発売時期の都合上だろう。
あ、上記連載していると書いたが1人だけ「していた」という過去形だな…
特徴
当時人気だった「週刊ファミコンジャンプ」の人気キャラ達が7人登場している。
「ドラゴンボール」から『孫 悟空(キャラ名:ごくう)』
「ジョジョの奇妙な冒険」から『空条 承太郎(キャラ名:ジョジョ)』
「ろくでなしBLUES」から『前田 太尊(キャラ名:たいそん)』
「まじかる☆タルるートくん」から『タルるート(キャラ名:タルるート)』
「新ジャングルの王者ターちゃん」から『ターちゃん(キャラ名:ターちゃん)』
「魁!!男塾」から『剣 桃太郎(キャラ名:もも)』
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」から『両津 勘吉(キャラ名:りょうつ)』
の7人となる。
これらの誰かを選ぶことで主人公とする事が出来て最初のキャラとして使用可能。
それ以降の仲間は決まった順番に登場する。
キャラの性能を軽く紹介
悟空…通常攻撃は棒。如意棒を取ると距離が延びる。
(味方は貫通)
必殺技はかめはめ波。
レベルが上がると敵や障害物を貫通し連なる敵を攻撃可能。
承太郎…通常攻撃はキック。隣接した敵に有効。
必殺技はスタープラチナ。
直進して敵を超えて殴る。但し障害物はレベルが上がるまで貫通しない。
太尊…通常攻撃はパンチ、レベルが上がるとロケットパンチのように射程が伸びる。
(味方は貫通)
必殺技はタイソンパンチ、近距離にしか使えないが正面攻撃無効の敵にも効く。
ターちゃん…通常攻撃はブーメラン。
投げて一定距離で戻って来る。敵や障害物は貫通。戻りにも攻撃力がある。
必殺技は野生の雄たけび。動物を呼び出して攻撃する事が出来る。
キャラ付近の上から下まで動物達が疾走し範囲の敵に攻撃。
レベルが上がると攻撃範囲(横幅)が大きくなる。
タルるート…通常攻撃は舌。
レベルにより1~2キャラ分伸び、敵か障害物まで直進。
(味方は貫通)
必殺技は全画面攻撃。レベルが上がると攻撃力も上がる。
桃太郎…通常攻撃は刀。レベルが上がると離れたところの敵にも攻撃可能。
(味方は貫通)
必殺技は「轔扇刃」
自分に隣接した敵を攻撃する。
両さん…通常攻撃はピストル。敵か障害物がある所まで直進。
(味方は貫通)
必殺技はロケットランチャー。
1キャラ分の幅で攻撃で敵か障害物まで直進
レベルが上がると攻撃回数等が増える。
但しレベルが上がっても障害物は貫通しない
中盤に敵の中ボスとして7将軍というが出て来るが
それは7作品の作者が描いたオリジナルデザインである。
「鳥山明」氏
「荒木飛呂彦」氏
「徳弘正也」氏
「江川達也」氏
「宮下あきら」氏
「森田まさのり」氏
「秋本治」氏
戦闘は
シミュレーション要素があるオリジナル戦闘。
敵とエンカウントすると別フィールドに移行し
基本、味方側先行で攻撃し、敵側が後攻で攻撃してくる。
(敵が先制することもあり)
HPは敵味方1人につきハート5つあり、
攻撃側の攻撃力と防御側の守備力などで減り方は異なる。
移動してから各キャラ行動をとれる。
「攻」…持っている物による攻撃
「必」…必殺技、ハート1つ使用
「防」…防御
「道」…道具を使用
キャラごとに攻撃方法や必殺技は異なる。
キャラはファミコンにしては大きめであり、キャラ同士は移動含めて重ねる事が出来ないので
狭い場所での移動は深く考えないと動かしていると
身動きが取れず攻撃出来ないなんて事態も発生するので注意が必要。
その辺りを利用して通路上で1人に防御させて詰まらせて敵に攻撃させないなんて戦法も取れる。
ハートが減ると体の色が変わる。
「通常(ハート3つ以上)」→「紫(ハート2つ)」→「赤(ハート1つ)」
ハートを5つ吐き出すと死亡扱いでィールドから消える。
戦闘終了毎に体力は回復する。戦闘不能になったキャラも復活。
経験値も入る。
(「毒」と「石化」の状態異常は継続)
逃げたい時は画面端にキャラを移動する。
失敗すると敵から一斉に攻撃を受ける。
得点は50点
良い点
・当時の人気ジャンプキャラ使用可能
・独自戦闘
悪い点
・ジャンプである必要あったん?
・ハート表示
良い点の解説
・当時の人気ジャンプキャラ使用可能
夢の共演という奴だわな。
しかも、キャラごとに若干のアニメーションをする。
・独自戦闘
他にあまり見られない戦闘方法だわな。
悪い点
・ジャンプである必要あったん?
まず主人公を選んでそのキャラで他の仲間たちを集める事になる。
全員集めたらそれからオリジナルストーリーとなる。
台詞がないので振り回されっぱなしである。
・ダメージ表示
雑魚敵にダメージを与えたって事で敵のハートが無くなるってのはいいんだけどさ。
中ボスどころかラスボスも表示されてしまうんだよね。
しかもハート5つ固定だから
「ああ…このペースでダメージを与えれば倒せるな」
ってペースが分かってしまうのはなぁ…
緊張感が激しく薄れてしまう。
無くて良かった…
このゲーム、キャラ性能差が大きいわな。
「飛び道具」「範囲攻撃」「貫通攻撃」
これらを有しているキャラは強い。
というよりは使いやすいか…
通常攻撃が画面端まで届き、必殺技も飛び道具でそこそこ威力の『両さん』
ブーメランで投げて戻って来るのにもダメージ判定があり
必殺技は範囲攻撃の『ターちゃん』辺りは強い。
必殺技のは全画面攻撃が使いやすい『タルるート』
序盤は使いづらいが
「かめはめ波」が障害物を貫通するようになってから攻撃力も上がる『悟空』
辺りがオススメなんだろうか?
逆に
通常攻撃はキック、必殺技は直進して基本一体しか攻撃できない『ジョジョ』
通常攻撃は刀、必殺技は周囲にしか影響がない『桃』
通常攻撃はパンチ、必殺技は前面にしか影響しない『太尊』
の学生3人組は使いづらい(桃は学生ではなく正しくは塾生か…)
こいつらだけを使って攻略する人は結構なM(苦笑)
周囲系のキャラは敵密集地に突っ込んで防御して敵を集めて2ターン目に蹴りを付けるというのが
主な戦い方ってなるのかねぇ…
ゲームでの進行としては…
ジャンプキャラは自キャラとして動かしている時に
台詞がないので(仲間にするときには台詞はあるけどね)寂しい事この上ない。
それなら前作のように主人公キャラは別にいて、
ジャンプキャラを仲間にしていくという方式の方が良かったんじゃないだろうか?
クロスオーバーが難しいってのは分かるけど
だったら7人ってピックアップする必要があったんだろうか?
前作はゲームバランスは適当であったがお祭り感があって楽しかった。
仲間として参戦してくれないがイベントでポッと出だけど嬉しいしミニゲームも豊富。
ラストバトルなどは技の特性と敵キャラを上手く合わせた部分があって面白かったしな。
今作にはない。
ミニゲームと言えばせいぜい、『桃』の男塾部分の要素ぐらいか…
ボスは各作者が描いたオリジナルだし…
じゃぁストーリーが優れているかって言ったら別にそこまでなぁ…
7キャラの1人を主人公に据えられるがそのキャラを最初に使えるにしか過ぎない。
台詞はないし、入れ替えも可能、別キャラを主人公にしたときと強さも変わらん。
最強の7人というが3人しかパーティが組めない。他4人は神殿で修行しているだけである…
まぁ、戦闘が独特なのでそこだけを楽しむって所かねぇ…
ここからがネタバレ
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分かりやすくするために7作品のこのゲームでの絡みを説明しておく。
『』内が何が起きて何をしなければならないのかの説明…
その後が髭人の感想。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
『給料を犬に盗まれてその犬を追っていたら廃工場にたどり着く。
だが廃工場は敵に改造され基地となっていた』
まぁ分かる(元がギャグマンガだしな)
「ジョジョの奇妙な冒険」
『敵スタンド使いが町を襲って住民が石化(承太郎以外の4人も石化しかけている)
そのスタンド使いを倒しに行く』
分かる(「チョコラータ」や「プロシュート」
は無差別でスタンド能力使って無関係な人を巻き込んでいたからな)
「まじかる☆タルるートくん」
『タルるートは空腹。たこ焼きを作ろうにも材料がない。
材料であるタコを取りに行く』
分かる。
元はギャグ作品だったしな
「新ジャングルの王者ターちゃん」
『動物が突如いなくなった。
動物達を捜しに行く』
分かる。
動物を守るのがターちゃんの役目だったしな
「魁!!男塾」
『桃太郎を連れて行くのなら男を見せろ。
塾長が出す試練を乗り越える』
分かる。
全て「男」要素だったもんな。
「ドラゴンボール」
『幼少の悟飯がさらわれた。
ドラゴンボールが欲しさに帽子にドラゴンボールが
着いている悟飯をさらったピラフから悟飯を取り戻せ』
分かる。
息子だしな。そりゃ助けるわ。
「ろくでなしBLUES」
『帝拳高校で和美が突如消えた。
地下に造られていた基地から和美を取り戻せ』
は?
マンガあんま読んだ事ないけど秘密基地要素あったん?
ってな訳で「ろくでなしBLUES」不遇ゲームだわな。
まず上記の通り「太尊」の性能が微妙。
次にゲームでの作品の絡みもなぁ…
他作品がギャグとか独自世界観での設定などがあるが「ろくでなしBLUES」に関しては
ギャグ要素はあっても基本現実準拠だもんな。
他の奴らは
魔法の世界から召喚されてきたガキやら
吸血鬼と戦っていたら突然時を止める事が出来るようになる奴やら
友人殺されてキレて金髪になって宇宙の帝王と死闘を演じる奴やら
警官の癖に毎週のようにメチャクチャをやる奴やら
自己紹介しただけで建物を壊すハゲと知り合いの奴やら
○袋を広げて空を飛ぶ奴やら
そんな6人に囲まれて共に戦わなければならないなんて相当きつかっただろうと思われる。
何故にこのゲームに参戦してしまったのか?
参戦させられてしまったのか…
しかも、作者さんも敵中ボスを描いたそうだが人間ではなく怪物だったもんな。
結構大変だったんじゃなかろうか?
7人揃えるときは上記のようにその作品は絡むが、その後は「ドラゴンボール」以外は絡まない。
というかその「ドラゴンボール」に関しては
アイテム「ドラゴンボール」「ドラゴンレーダー」「仙豆」「筋斗雲」
人物「カリン様」「ウパ」「ボラ」「クリリン」「亀仙人」「ブリーフ博士」「ピッコロ」
土地「カリン塔」「ナメック星」
などが出て来る。
ドラゴンボール優遇ゲーと言える。
前作と一緒やな…(前作は鳥山氏優遇か?)
だが、作った方は「ドラゴンボール」をちゃんと読んでいたのかと思える点が2つほど…
・『クリリン』が「亀仙人様」と言ったり(「『武天老師』様」だろ)
・『クリリン』が山を壊そうとして『悟飯』を
大猿化させようとするんだけど自分の頭を見ろという所とか。
(大猿化は満月に含まれる「ブルーツ波」がないとダメ。だからハゲ頭見せても無意味。
ま、『ジャッキーチェン』がVS『狼男』の所でやったのを再現したつもりなんだろうが…
このゲームはベジータ戦以降に作られたんだからそこら辺の設定はキチンと拾ってもらわにゃ…)
7人揃ってからのオリジナルストーリーだけどコレと言って秀逸なものもないな。
ジャンプワールドがヤベェっつって各地で起きている問題を解決していくって感じ。
宇宙にも行くよ。
その間に7将軍を倒していく。
その中で気になったのは『マルロ』と『イリス』の関係かな。
『マルロ』と『イリス』は幼馴染で
幼いころ『マルロ』は『イリス』が好きであったが
『イリス』に対していじめていた。
成長した現在、『イリス』の母親が病気となって薬草が必要という事を知る。
『マルロ』は昔の罪滅ぼしとして薬草が生える洞窟に向かった。
ゲームではキャラ達がもその洞窟に向かう。
すると奥の方に行くと半透明の『マルロ』がいる。
話しかけると
「穴に落ちて死んでしまった。幽霊として存在している。その先に薬草がある」
という事を言う。
(キャラ達も穴に落ちる事で薬草取れるんだけどね…
ま、ヒーローだからタフなんだろう…)
それで薬草を取って『イリス』の元へいき薬草を渡す。
すると、幽霊の『マルロ』が出て来る。
しかし、『イリス』には『マルロ』が見えない様子。
「○○(先頭のキャラ)!少し体を借りるよ」
と言って、『マルロ』は『イリス』に対して昔の事を謝って成仏って流れになるんだけど
(と、思ったら後でまた出て来るよ)
ここはまでは分かるんだけど…
『イリス』が薬草を取りに行って命を落とし、
身体を借りて思いを伝えて来た『マルロ』に対してこう言う訳だ。
「マルロとは恋人です」
いやいやいや…
体を借りるっていう「ゴースト ~ニューヨークの幻~」をパロッているのはいいんだけどさ。
君にとっては意地悪していた奴が母の病気を知って勝手に薬探して死んだだけじゃん。
その献身な心は理解しても「恋人」は違うだろ…
「ありがとう。あなたの気持ちは忘れない」
ぐらいで良かったんじゃないんだろうか?
そんで宇宙に行く事になるんだけど
宇宙でも生身で戦闘…
ジャンプワールドの宇宙は空気があるって事にしておこう。
ま、男塾の「塾長」は生身で宇宙に出ていたからな。
気合で何とかなるんだろう。きっと。
その宇宙に「友情」「努力」「勝利」の星ってのがある。
「ラッキーマン」的な物を感じるなぁ…
当時連載していたっけ?
そして地球に戻って最終決戦。
7将軍の体の一部を合体したラスボスが出て来るんだけど…
これが弱い(苦笑)
1体しか出ないもんなぁ…
戦闘システム上、相手が1人だとこちらの1人を敵に隣接し防御させ盾にして
後方の2人で攻撃ってなっちゃうんだよなぁ…
(全体攻撃をする敵や貫通攻撃をする敵にはこの戦法は無効だが)
ラスボス、『ゼドー』を倒すと何か魂っぽいものが
脱出しているから続編を軽く示唆しているのだろう。
が、「スーファミジャンプ」はでなかったなぁ…
悲しいがそういうゲームだよね…本作は…(涙)
PS)余談だがカリン塔を登るのは1分10秒程度かかるぞ!!
結構長いと言えるが
「MOTHER」の
「サンクスギビング」⇔「レインディア」の歩きトンネル越えよりは時間は短い(苦笑)
PS2)これをプレイしていたのは2016年の5月ぐらいだったか?
その後で「こち亀」が長きにわたる連載を終えた…(2016年9月)
なんか運命めいたものを感じるなぁ…(しみじみ)
コメントさんきゅ~です。
まさかの学生3人組!?
何気に学ランなどの共通の防具の値段が高かったと記憶しています。
そこら辺のきつさは愛でカバーするのがいいのかもしれませんね。
学生3人であれば同世代でしょうから気が合うだろうって妄想も出来ますし
出来ればそんなキャラ同士の絡みが見たかった所ですけどね。
ファミコンでは厳しいか…
雑魚&七将軍のデザインですか。
連載など抱えている中でのデザインは相当大変でしたでしょうに
流石にプロ!
楽しく読ませて頂きました
僕も当時このゲームをプレイしましたが
メンバーは承太郎、桃、太尊の
髭人さんの言う所のMプレイメンバーです(苦笑)
ただ難易度自体はそんなに高くなかったので
好きなキャラで組んで全然問題無さそうです
たまたま当時ハマってた漫画でメンバーを
作りましたが、結構この3人なら
仲良くなれるんじゃないかなと思いました
承太郎と桃は結構気が合いそうですし
荒っぽいながら情にモロい所のある太尊は
ポルナレフや富樫を彷彿とさせて
承太郎も桃も放っておけないだろうなという
感じですね
ところで作者の方々がデザインしたのは
雑魚キャラか七大将軍かの話ですが
どちらも正解です
昔このゲームの攻略本を買ったのですが
それに作者の方々が描いた雑魚キャラと
七大将軍のイラストが両方載ってたのを
覚えています
他にも思い入れのあるゲームが
あったらコメントを投稿するかも
知れませんのでその時は宜しくお願いします
これからも頑張って下さいね
コメントさんきゅーです。
キモヲタなのはすんません。
自認してます。
ただ、今更やめるつもりもありません。
これが私の持ち味でもありますが故。
ですから名無し殿が快いと感じるサイトに出会えることを願っております。
評論家、気取っているかな?
仮にそうだとしても400超えてレビューしても
評論家気取りは許されないのか…
道のりは長く遠く険しいんだなぁ~(しみじみ)
評論家気取りのキモヲタ丸出し。
コメントさんきゅーです。
最強の10人にしておけば
みんな含められたのかもしれませんね。
名無し殿
コメントさんきゅーです。
なぬ―――!?
「七大将軍」(中ボス)はwikiに各先生がデザインをされたって書いてありましたが…
まぁ、wikiは絶対ではないですからね。
しかし、連載をしながらそういったイラストも描かなければならないってのは仕事とはいえツライわなぁ…
発売日は「12月29日」→「12月2日」意地でもクリスマスプレゼントで勝ってもらいたかったんじゃないでしょうかね。それにしちゃ20日以上も速くなっておりますが…
堀井氏が関わった事を伏せていた。
大人の事情的なものがあるのかもしれませんね。
当時ジャンプでやっていた『ファミコン神拳』の後コーナーとして
『ファミコン怪盗 芸魔団』という巻頭袋とじコーナーがあったんですが
そこで当然の如く毎週この作品がプッシュされ「ファミジャン91」という略称を連呼してました
10月あたりからいつの間にかしれっと「ファミジャンII」呼ばわりになってましたが
ところでこの『ファミコン怪盗 芸魔団』では「発売日大発表!12月29日!」とスクープがあった以降
紹介記事ではずっと91年12月29日発売と書いてあるんですが実際に発売されたのは約1ヶ月も早い12月2日…何があったんだろう
各先生が描かれたのは中ボスではなく雑魚モンスターですね
ひとくいサボテン(荒木先生)、ミニタンク(秋本先生)、ねむいゾン(江川先生)、
ネットマスク(宮下先生)、イーバ(徳弘先生)、いっかくねこ(鳥山先生)、スプラッター(森田先生)、がそれです
私が持っている当時の『ファミコン怪盗 芸魔団』の切り抜きには各先生の原画とセットでキャラ紹介されてますが
かなり原画に忠実なドット絵になってると思います。しかし鳥山先生のいっかくねこだけは
なんかドラクエIIIに出てきたいっかくうさぎとほとんど変わらない手抜き感が…w
今でこそこの作品に堀井氏らドラクエスタッフが関わってる事は当たり前のようにwikiにも書かれてますが
この『ファミコン怪盗 芸魔団』のコーナー等をはじめとして当時は堀井氏のほの字もありませんでした
なぜなんでしょうね。ドラクエの堀井氏が関わってるとなれば大きな宣伝効果になったと思うのですが…
個人的に予想したのが堀井氏もしくはバンダイサイド辺り等からもし万が一このソフトが売れなかった場合
天下の堀井氏の名声に汚点が付いてしまうのではないかという事を恐れて敢えて伏せる方向にしたのではないかなと
現に売れる自信があったのか後年のクロノトリガーでは思いっきり堀井氏が関わってる事を宣伝材料にしてましたからね
(『電影少女』も好きだったんだけど・・・流石にムリか・・・。(爆))