ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

ネガティブなときに考える2つのこと

2013-03-05 22:09:41 | 日記
 昨日の星占いによると、ひげめがねの属するふたご座さんは本日12位だったのだが、そのとおり、今の職場に就職してから最悪の日となってしまった。
 部下に「今日という日はなかったことにしよう」と話したところ、「なんでそんなにポジティブなんですか??」と責められてしまった(笑)。それはね、ネガティブな思いをいっぱいしてきたからだよ!
 私は転職して3か月半で力及ばず退職したことがあり、そのあと就職が決まるまでの1か月半ほど無為な生活を送っていた。その時に知った2つのことは「全勝を目指すな。負ける時があってもよい」ということと、「悪いことはなかったことにする」ということであった。
 実はこのことは何で学んだかというと、麻雀からなのれす。ふまじめでずびばぜむ。
 ひげめがねは36歳まで、麻雀をほとんどしたことがなかったし、もちろん役とかルールとか知らなかった。そんなとき、ひかりTVでMONDO(CSのチャンネル)がたまたま流れているのを見て、なんとなく興味を持った。そして見ていてはまったのだが、その原因が「どの局も勝ちにいかなくていい。捨てゲームを作ってよい」という麻雀のゲーム性であった。
 ひげめがねの好きな将棋は、勝ちか負けしかない。人生も半ば同じようなものと考えていた。そんなひげめがねにとって、「負けてよい局、闘わなくてよい局がある」という事実は衝撃的なことであった。
 そして麻雀番組を見ているうちに、解説者の梶本琢程氏が、「ツモ牌でいろいろな可能性ができて悩んだときは、そのツモ牌を切ることで、なかったことにする」という表現したときにも衝撃が走った(後に知ることになるが。この表現は梶本氏の口癖であるようだ)。それまで過去のことを「なかったこと」にできなかったひげめがねにとっては、「そんな考え方もあるのか!」と目からうろこが落ちた。
 過去の私のように、ネガティブシンキングな方は、ぜひTVで麻雀を見ることをお勧めします(笑)。
 なお、「負ける時があっても良い」という考え方は、私の尊敬する医師の内場廉先生も「5勝2敗の法則」との表現でされているので、きっと世の中の真理なのでしょう。まあ、ひげめがねの麻雀とかひげめがねの人生は「1勝7敗の法則」ですが(笑)。

 内場先生の著書。おすすめです。
『史上最悪の糖尿病医師が実践する糖尿病で寝たきりにならないための血管マネジメント』