one of those days

全てが間違った方向に進む日ってある、

家電が続いて故障するように、

ドミノ倒しのドミノの様に、

一難去って、また一難ってな具合に。




その週も後半から嫌な事が起こり始めた、木曜日だった。



対処する冷静さも、やり過ごす穏やかさもなく、
ただただその目の前に起こった問題にパニクり、怒りという感情が吹き出すだけ。



呆然。



なんとか冷静さを取り戻し、
解決。
胸を撫で下ろす。
きっとこの経験は何かのメッセージに違いない、勉強勉強、
と締めくくる。


次の日、
“はい、次の試練です”
と待っていたかの様に問題が起こる。



２つ目の問題での反省材料が、１つ目の課題を否定する。



唖然。


出口が見えない暗い迷路の中で膝を抱えている感じが土曜日、

この試練も何かのメッセージなのか、
私はそこから何を感じとればいいのか、それがよく見えないまま日曜の朝を迎える。





最後に電話で話したのは１０日前だったなと、両親に電話、
その後日本に住む親友にも久々に電話で
近況を確認。
楽しい会話でこわばっていた気持ちも少し和らぐ。




そして、最近ご無沙汰しているなと思い
東京で働いていた頃のサロンのボスにもお電話を。


声を聞いた途端、彼女のエネルギーをひしひしと感じる、
そして包み込む愛情と大きさも。
それだけで目頭が潤むから、このお方に会えて、その元で９年以上働かせて頂いて本当に良かったなと心から思う
。
お店やスタッフさん、お客様の近況、
日本の政治、経済の状態、
これから美容師としての役割などを聞かせて頂いて、
暗い迷路の中に小さな明かりが見えたような気がした。


それが出口かどうかはわからないけど、立ち上がって歩き出すには
充分な明かりだった。




仕事で落ち込んだ時は仕事で自信を取り戻すしかないのだ。



それはお国が違っても一緒だ。

新しい１週間が始まる、
他人のせいにはせず謙虚な気持ちで、お仕事をまっとうしていこう。