
賢い犬の利用
きょうは盲導犬のお話ですが、その前に少しだけ予備知識を。
猫や小型犬はそうでもないようですが、中型犬、大型になると脳の大きさ(重さは70~150gで体重の1/100~1/400)も大きいためか、脳が大きい犬の方が脳が小さい犬よりも優れていることが判っています。
中でも、高い IQ(知能指数) を持つ犬には、ゴールデンレトリバー(原産国 イギリス)、ラブラドール・レトリバー( 同 )、ドーベルマン(原産国 ドイツ)、ボーダー・コリー(原産国 イギリス)、ジャーマン・シェパード・ドッグ(原産国 ドイツ)など知られており、警察犬、護衛犬、軍用犬、その他麻薬感知、介護、盲導犬など各種作業犬として利用されています。
小型犬でもプードル(4種類)は、比較的に知能の高い犬種です。チワワは犬の中では犬の世界では最大の脳と言われますが、知能はそれほどもなく怪しいようです。
でも highdy の飼育経験では、スピッツのような中型犬やペルシャ猫、雑種猫でも、訓練次第で結構いろんな芸も覚えてくれ、飼い主の感情も読み取り怒られたシュンとしたり、自分の意にそわないと怒ったりします。
ちなみに大型動物のゾウの脳は 5Kg を超える大きさであり、人間やイルカと同じように非常に複雑な構造を持ち、高い学習能力があります。
ヒトとの比較
ヒトの脳(重さ 1,200-1,500g、体重の約 2~2.5%)と比べて、犬は重さが軽い割には言葉も 100~300程度覚えるそうで、訓練により彼らの従順さ・警戒心・運動神経 ・本能などを利用しつつ、言語・思考・感情・記憶・感覚などの機能を利用することが可能になります。
脳のつくりには大きな違いはありませんが、発達している部分が異なります。ヒトは前頭葉(社会的な行動や理性を司る)が発達しているのに比べ、彼らは情報処理を行う部位の方が発達していて、社会性よりも本能のままに行動する点が大きな違いです。前頭葉の割合が少ない分、代わりに、嗅覚や聴覚などが非常に発達しています。
犬は、言葉の意味を左脳で、言葉のイントネーション(感情)を右脳で処理するなど、ヒトの脳の機能によく似て右脳と左脳を使い分けているのは面白い点です。
右カッコ内は、動画の時間を示します。お時間のある時に・・・
【別れと涙】盲導犬ミッキーの引退・10年間共に過ごしたユーザーとの最後の日々
(盲導犬ミッキーの物語・前編)【北海道盲導犬協会】 (13:12)
役目を終えた盲導犬は老犬介護施設で老後を過ごすことになります。
引退した盲導犬ミッキーと3年ぶりの再会!その時、老犬に驚くべき変化が…
(盲導犬ミッキーの物語・後編)【北海道盲導犬協会】 (15:22)
殆ど動けなかったのに・・・ 老犬の記憶も驚きますが気力が凄い!!
本日もご来訪いただきありがとうございました。
スマホでどうぞ
ワンちゃん、本当に人の支えに
力になって。
犬も猫も大切な家族☺️
ステキな一日に
なりますように☆★☆
テル
年取ったら引退してしまう犬が、
元の飼い主を思い出して動こうとする姿に、
ウルウルッときます
最後まで幸せに生きてほしいです
その為に、色々な寄付がネットから出来ます^^
涙が出ました。
動けなくなっても、元の飼い主の声に反応するミッキー、盲導犬ン記憶力はすごいですね。
ミッキー君、お疲れ様でした。
最後まで皆に見守られて幸せな人生(犬正?)でしたね。
安らかに眠って下さい。
感動のビデオを見せて下さって有難うございました。
視覚の不自由さに比べれば、まだましという声もありますが、聴覚が不自由なのも困りますね。
最近は、殆どの方がスマホを持っておられるので、目の前の方の会話は、スマホで文字にできるのでそれほど困ることはないでしょうが、自治体の緊急放送など遠くの声や音が正しく聴けませんよね。
上も見ても下を見てもキリがありませんが、三重苦を克服し、障害をもつ方々のために生涯を捧げたヘレンケラーさんは凄い人だったようですね。
殆どの方が自分の家のペットのことを話すとき、「この子は・・・」とおっしゃいます。すると、「あんたが生んだのかい?」と漫才では突っ込みを入れます。
でも、テルさんが仰るように、ペットは本当に家族同然の扱いです。
愛情を注げば注ぐほど、その行動に現れてきて感情表現までできるようになるものです。
幸せや癒しを貰った分以上に可愛がってやりましょう。
いつもありがとうございます。
動画の鍼灸師さんは、人生で3回盲導犬のお世話になられましたが、3回悲しい思いをなさったことにもなります。
人間でも認知症になって分からなく方もいます。私の生徒さんだった方(84歳)は見舞いに行っても2年目で私が分からなくなりました。
私の帰宅後、何時間も奥様が説明してやっと思い出せたと、お礼のハガキが届きました。
私も若かったら盲導犬を育ててみたい位です。
あれほどまでに弱っていても、あの気力、最期の最後までパートナーに反応する姿、それを24時間体制で介護する方々の愛情に感動しました。
盲導犬協会の動画は他にも沢山ありますが、どれも感動するものばかりです。
私は毎月霊園に行って家内とお経を唱えて帰りますが、我が家のお隣さんはペットのお墓も併設されています。きっと、沢山の癒しを貰ったお礼でしょうね。
どんな境遇にいた犬でも。落ち込んでいるとき、嬉しい時も人間の感情をよくわかってくれました。
もう犬を飼えないのがとても残念ですが、ブロ友さんのワンちゃんに癒されています。
コメントに気づかなくて、リコメが遅くなり大変申し訳ありません。
きちんとした血統書付きの犬や猫を買っても、躾が悪ければ、芸もしなければ、粗相もします。中には家族になかなか懐かないペットもいるようです。
でもそこは動物で、本能的に餌を貰える人には懐きやすいようですね。
人間の子どもと同じで、正しい教育をしてやればわけの分からない雑種でも、とても素敵なペットになり、大切な家族の一員になります。