8月25日(火)
吉祥寺のプラネットK。
エモい日の翌日はつらいな。酒が抜けてなくて眠たい。
それでも働く、大人ですから。
なんやかやと仕事をのんびりしていると音楽仲間用のグループラインにお知らせが。
このご時世でなかなかむつかしい、お客さんを入れてのライブが今夜あるという。
むつかしいところなんだけど、行くことにした。
吉祥寺のプラネットK。
前に来たのはいつなんだろう、今年初なのはまちがいないな。というか吉祥寺に来たのも今年初だ。
G.Wあたりだっけ、ずいぶん目の敵にされてたよね、吉祥寺。
ライブは、
プラKソーシャル夏祭り
「このご時世、ライブハウスも今後どうなっちゃうかわからないので後悔しないように『そうだ、バンドでライブやろう。』」
というイベントでフジタユウスケさんとユースムースアヴェニューの二組がバンドで出演。お客さんは30人限定。配信あり。
久しぶりのライブハウスの空気。
入り口で問診票を記入(氏名や発熱の有無等)、消毒薬も2ヶ所に確認。
床に一定間隔で足のマークがあって「そこに立ってください」というディスタンスな客席。
しーんと静かなのが変。出演者以外全員マスクをして誰も声を発っさない。歓声がないこと、とてもショッキングだった。「これはライブを生で見る意味があるのだろうか」とすごく戸惑った。
フジロックの配信を見て「ライブってコール&レスポンスだよね!」みたいなこと思ってたからなおさらなのかな。
でもライブを見るにつけ出演者の前向きさ、特にMCで何度も出てきた、イベント名にもある「後悔しないように」というフレーズが心を押した。
投げやりになるわけじゃなくて、でも今やるべき、今しかできないことをやる。後ろ指を指されるような状況の中でもとにかくやってくしかないんだよなあと。そしてやるならバッチリ、しっかり楽しんで楽しませてやんなきゃそれこそ後悔が残る。
音楽を楽しむことって結局心持ちで、どんな環境でも「楽しもう」とする気持ちひとつで見えかたはぐるりと変えられるんだよなあと実感。おお。
そうだよなあ。こんなことで音楽の価値は変わらないよなあ。
本当にライブハウス…というかライブ業界はどこも厳しい状況みたい。
なんとかならんもんかな。
後悔のないように、消毒や手洗い、密をなるべく避ける、「ここまでやってダメならもうなんなんだよ!」ってキレちゃうくらいやれること出来ることはやっていく。
いつか、こんな時もあったよねえって、その場にいられたことが素敵な思い出になるように。
前向きな努力を惜しまないライブハウスとミュージシャンを心から尊敬&応援します。
正直、ライブ会場より電車とか銀行とかのほうがよっぽど密だったよ。
つらつらと真面目っぽいことを書いたけどライブは単純にいい曲で感動したり青江くんがとても面白くて(声を出さずに)笑ったりと愉快なものでした。青江くん誘ってくれてありがとー。みなさんまたね。
帰宅後空腹に耐えかねてスーパーへ。駅前で友達にばったり。うれしい。
値下げ品のカツ丼を買う。
二秒で食べたね。
よろしくお願いいたします。