お気に入り三昧

そのときどきのマイブームにあけくれるおきらく主婦の能天気日記♪

記録 6

2013-01-22 | Weblog
 この頃は介護付きホームがずいぶんできていてびっくりしました。

 ひとつ、ほぼ決まりかなあ、と思ったホームがありましたが一つの部屋が向きが悪く暗いのです。
 これから過ごす時間が長くなる部屋ですからせめて明るくて清潔な部屋を選びたいということで却下。

 別のいいと思っていたところの見学をお願いしましたが、
 そこは1室しか空いていないということでした。
 しかし、同じ系列で少し遠くなるけれども昨年10月にオープンしたところがあるから
 見学だけでもいかがですかと言われ調べてみると最寄りの駅から7分
 今の私の足の状態からすると荷物を持ったりするとちょっときびしい距離ですが期待せず行ってみることにしました。
 
 我が家からは2通りの行き方ができるので行きと帰りを違うルートで行ってみることにしました。
 それでも最寄駅から徒歩7分と書いてあるということは(よくマンションの広告にあるように)12,3分はかかるということで覚悟。
 久しぶりに痛み止めを飲みました。

 最寄りの駅から地図に沿っていくとすぐに大きな通りに出ました。
 地図ではこの通り沿いです。
 車がうるさいかなあ?とすでにあきらめムード。
 でも少し歩くとあっという間に目的地発見。5分もかからなかったみたい(ラッキー)

 ホームは新しいからか、とても明るくて職員の方のご挨拶もどなたもはっきりと元気よく明るい応対
 (これはそう訓練されているんですね、すべてにおいて貫かれているとありがたいのですが・・・)
 建物は5階建てで1階が事務所や外から来る方用のお部屋、食堂
 2階以上が居住空間になっています
 ただし2階は認知症の方の階だそうです

 両親の今の状況を説明してからの見学となりました

 お部屋はすべて個室で病院の個室よりやや大きめくらいでしょうか?

 マンションのようにモデルルームがありそこを見せていただくと
 すべてのお部屋に車いすで入れるトイレ、別に洗面、可動式ベッド、お布団、クーラー、カーテンはついていて持ち込みはその他、TV ローチェスト、小さな冷蔵庫などをそろえなければならないようです。
 やはりお部屋が明るいというのは気持ちのいいものでかなり気持ちが傾きました。

 お風呂も最新式が導入されていて2年間湯船に入ることができなかった母はやっとゆっくり肩までお湯に入れそうです。
 もちろん父のように動ける人は予約で普通のお風呂に個人的に入れるそうです。
 『一人で入れる』といっても隣にいて事故の起こらないようにしてくださるそうです。

 しかし、この見学のあと、<ワタミ>の経営している介護施設でお風呂場でほっておかれた方が死亡するというニュースをみて心配にはなりましたが信じるしかありませんね。

 この業界はお仕事がきつい割には低賃金らしく定着率が低いそうです。
 家族としてはお世話をしてくださる方を信じるしかなく
 きちんと訓練された元気な方たちに明るく接してもらいたい
 こればかりは運のようなもので入ってからでしか判断できないですね
 

 安定している健康状態の方や母などのように動けないけれどもしっかりしている方などは
 最上階からお部屋を選んでいるそうですが5階はほぼいっぱいでした
 施設の真向かいに道を挟んでマンションが建設されていて1年後は半分が暗くなってしまうということで
 今後高い建物が建つ確率の少ない側の4階2部屋横並びでお願いしました。
 と、いっても決定ではなくいろいろな施設を見て最終的にお返事をするまで押さえておいてくださるということでした。
 これはありがたいことです。
 この前に見学した施設でも同じことをいわれたのでそういうシステムなのかしら?

 大通りの喧騒も中ではあまり気にならずそれもよかったことです。

 

 このあと、2つの施設を検討しましたが家から距離的には近いのに通うとなると交通が不便だったり
 お部屋の空きがなかったりでした。

 結局、
 私が通いやすく家から距離的には遠いけれど交通が便利で駅からも近い
 時間的にはどこよりも短時間で着くことができる
 新しくて設備が最新
 廊下が広く建物全体の雰囲気が明るい
 希望の2部屋並び
 費用も希望範囲内
 お世話してくださるスタッフが明るい(これはいつもであることを願うばかり)
 施設最寄駅にはショッピングセンターがあって両親に必要なものはここで買うことができるのも決めた理由の一つ
 (自宅から持っていかなくてもいいのが助かります)で

 サンヒョクと相談の結果2つ目に見学したところに決定しました!



 両親に話すとすべて信じて任せるということで責任重大です。

 あれだけ心配していた母ですが
 気持ちが決定されるとそれに向かって切り替えが早く
 新しい生活を楽しみにするようになったので胸をなでおろしました。
 (リハビリで以前より動けるようになってきたのもあるかもしれません)

 この後どうなったのかはまた、記録するつもりです。
 (介護付き有料老人ホームの実態を赤裸々に語れればと思っています・・・(笑))

 長々と、おつきあいありがとうございました。

 

 
 

 
  

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4 コメント

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Unknown (ravensara)
2013-01-23 10:03:21
ご両親との記録をずっと読ませていただきました。
ホームを捜している条件や様子で、私の時のことが重なりました。

私は義母と同居して13年間面倒をみてきました。
7年前に自分もガンになりながらも世話をし続けていました。
いい嫁さんになる様頑張ったせいで、
精神的に無理がきてパニック障害もわずらってしまってたのに、
義母が92歳を過ぎた頃、義母が悪性腫瘍になり2ヶ月放射線治療で入院したら、認知症になってしまいました。
その認知症が攻撃的で、それも攻撃の対象が私に集中していました。
義母の病院通いも、耳鼻科、歯科、循環器科、整形外科、血液内科、放射線科と数が多く週に2、3日は付き添いでいかなければなりませんでした。
そんな状態で私は精神的にまいってしまい、夫にホームに入ってもらうことを提案したのでした。
夫は私がギリギリの精神状態で追いつめられていることはわかっていながら、
実の母をホームに入れることに凄く罪悪感をいだいていて、
ホームに入ってもらうことを決めるまでは、入れる入れないで、かなりけんかをしてしまいました。
やっぱり罪悪感てありますよね。
ホームを決める時の目安はHihiroさんとほとんど同じでしたよ。
結果的に、ホームに入ることを決めたら、義母はすっきりした感じでしたし、
入ってみたら、すぐ馴染んで、かえって元気になり、
毎日規則正しい生活をするようになったせいか、
がりがりに痩せていたのが太って来たりもしました。
家にいる時は、義母とほとんど話もしなかった夫が、
ホームが近いおかげで毎週末にホームを訪れていましたし、全く面倒をみなかった義弟もこまめにホームを訪れるようになりました。
私も義母とはなれたせいか、精神的に解放され
義母を気持ちよく面倒みられるようになり、
良いこと尽くめでしたよ。
こんなに良いのに、なんであんなに悩んだんだろうと思うくらいでした。
結果的に、入居して2ヶ月で心臓病で亡くなってしまったので、入居させる必要もなかったのかもしれませんが、
義母との関係が改良されて、心のつかえなく義母を送ることが出来たのは幸せでした。
長くなりましたが、ホームに入居を決断するのはとても大変だったでしょうに思っています。
また、ホームを決めるためにいろいろ何カ所も見て回るのも大変ですよね。
でも、自分がギリギリの精神状態で追いつめられると、いい介護もできませんね。
hihiroさんの決断はきっといいかたちで結果が出ると思いますよ。
どうかおひとりで頑張りすぎないでください。ご自分の体もいたわってあげてくださいね。
もう充分に、頑張ってらして、ご両親への思いがとても伝わってきます。

返信する
決められたんですねぇ (ジニョン)
2013-01-23 22:43:32
今 娘は そういう介護付きの施設で仕事をしています。

お世話される入居者の側と
お世話をする介護職と
立場が違えば 見え方も違ってきますね。

終の棲家となる その場所
シアワセな出会いでありますように。。。

どちらの立場も 他人事では無いので
そう願っています。
返信する
>ravensaraさんへ (hihiro)
2013-01-30 15:55:05
こんにちは!すっかりお返事が遅れてしまいました。
自分ではコメントのお返事したつもりになっておりました(^_^;)
お友達が教えてくれて今焦ってます(笑)
大変申し訳ありませんでしたm(__)m

ravensaraさんのコメントを読ませていただき私はまだまだ修行しなおさなければならないと感じ、本当によかったのかと考えさせられました。
今後、この決断がよかったと思えるように私なりに頑張りたいと思います。
この頃、皆さんにかけていただくお言葉に励まされ涙しています。
ありがとうございました!
返信する
>ジニョンさんへ (hihiro)
2013-01-30 16:01:22
こんにちは!
お変わりありませんか?
お返事遅くなり申し訳ありませんでした。
お嬢様も大変なお仕事をなさっていますね。
きっといろんなことがあると思います。
人生を重ねてきたプライドある人たちですがそのプライドが邪魔をして困らせているかもしれませんね。
両親もお世話してくださる方と仲良く感謝しながら過ごしてもらいたいと思います。
今度またお話聞かせてくださいね・・・いつになるかしら?(笑)
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