日本公式で王子に偶然飛行機の中で会った方の話がのり、思わぬ波紋を呼んでいました。ご記憶の方もいらっしゃると思います。そのことに関してはなんらコメントをするつもりもありません。しかし、偶然にもそういう幸運が訪れることはあるんだ!ということで私の体験をお話したいと思います。
今から2年前の2004年11月 曰くつきの「王子写真展ツアーA日程」に参加しました。私は大阪に住んでいますが最強ヨン友が神奈川在住で仕事を持っているため、私が東京に出向いて一緒に参加することになりました。前の日に1泊させていただき王子話題で大盛り上がり!私にとっては2泊3日のツアーが3泊4日になり楽しさも倍増です!
今思えばツアーなどで行かずに勝手に飛行機をとっていけばいいものを、友達と海外は初めてで、まして言葉もちんぷんかんぷんなんですから旅行社にすがるしかない私たちでした。
朝早くから二人での珍道中の始まりです。まずは羽田空港までタクシーと電車を乗り継いで順調に到着しました。ツアーカウンターでチェックして終了。後は飛行機に乗るだけです。ゾクゾクとご一緒の方々も集まりTV局の取材もたくさん来ていて、やっぱり王子の日本での注目度はすごいんだとあらためて感じていました。
さて、ここからがこの日の私たちの運命を左右した偶然の重なりの始まりです。どれ一つ欠けてもこんな幸運はやってこなかったと時が経つほどに思われるのです。
まず、最強チングKさんが空港の銀行の自動支払機でお金を下ろしたいといいました。朝一で振り込まれるはずだからちょっと待ってて・・・。しかし、時間になってもお金は振り込まれておらず何度もやっていました。そうこうしているうちにみんな並び始め最初の入り口から入って行きだしました。元来、せっかちの私は気が気ではなかったのでお金はあるしKさんもカードはあるんだからもう行ったほうがいいんじゃあない?と言っても、彼女はギリギリまでがんばってもいいかな?と言います。そこで彼女の思うとおりしてギリギリまで待つことにしました。でもほとんどの人は入ってしまいTV局の人たちもいなくなり一気に閑散としてきてちょっとあせりだした頃、はいった~!と彼女がかけてきました。よかった!急いで!
待っている間、TV局のインタビューを受けてしまい、どうしよう。。。と、いう、思いと、こんなこともめったにないし、ちょっとおもしろいかも・・・な~んて経験もしていよいよ飛行機へ。(よほどコメントがあたりまえで面白くなかったのか、画面にはのせれないと思われたのか、使われることはありませんでした ホッ。)
ほとんど最後で走り出した私たちと一緒にちょっと小太りのお兄ちゃんがやってきました。どうやら某TV局で今回のツアーに同行して王子を密着取材する記者の方のようです。最後の3人なのでなんとなくお話をするようになり(むこうはお仕事開始です!)飛行機の中でも取材しますのでよろしくお願いしますね!なんて言われました。ここで顔を覚えていただいたのが後々のことに大きく影響してくるのですから最強Kさんに感謝です。彼女がギリギリまで粘らなかったら、その後、彼と話したかどうか・・・・?!
飛行機の中はもう、王子話題一色で皆さん 顔が輝いています。先ほどのTV局のお兄ちゃんも皆にインタビューしたりしてがんばっています。
飛行機に乗る前にお友達になった方が「今日はCGVで王子のハンドプリンティングがあるから着いたら直行したい。一緒にどう?」とお誘いを受けました。とても慣れているらしく、右も左もわからない私たちはご一緒させていただくことになりました。しかし、2泊3日とはいえ、すごい荷物です。これを持ったまま行くのかな?!
あっという間に2時間弱のフライトで金浦空港に到着。
韓国側のツアー担当者の人に訳を話してここからツアーとは別行動になりました。ほとんどの方が別行動です(笑)しかし、先ほどの彼女に着いて行こうとするとなんか、変な雰囲気です。突然、彼女が4人(彼女も二人連れ)だと荷物を乗せると車に全員乗れないから別行動にしよう!と言うのです。え~~ッ!?じゃあ、私たち二人これからどうしたらいいんでしょう???あまり迷惑をかけてもいけないと仕方なく2人になりました(心細い~ ツアーバスは行っちゃったかも? オットケ~)。後でわかったことですが、彼女は私たちが使えないと判断したみたいで他の二人組みにすでに乗り換えていました。。。(まッ!人生いろいろありますわね。。。)
2人になった私たちは、さて、どうしたものか・・・。とりあえずCGVの映画館に行くにしても荷物があっては身動きがとれないのでホテルに荷物をあずけて時間が間に合えばいってみよう!ということになりました。タクシー代はちと予定外ですがゆったりホテルまで行けるもんね(強がり。。。)2人でお金を一つの袋にいれ、私が管理(あぶね~)。タクシーにのってソウルのロッテチャムシルを目指します。途中、漢江が見えたときはなんともいえない感慨を覚えました。王子のすぐそばまで来ていることを強く感じました!1時間弱かかったでしょうか。無事ホテルに到着。
フロントで荷物をあずけていると3人の人たちが慌ててタクシーに乗り込もうとしていました。その時、そのうちの一人がタクシーのところにいたホテルの人にCGVに行ってと言って!と言うのが聞こえました。私たちも後を追うようにホテルマンに同じことをたのみ、また、タクシーに乗り込みました。
ここだ!と、タクシーのおじさんの言われるままに降りたのはいいのですが一体目指すところがどこなのか、さっぱりわかりません。たのみのアジュンマ軍団もまったくみあたりません。仕方なく、しどろもどろの英語で道行く人に聞いてもダメです。すっかり悲しくなり、ホテルに戻って休もうかと思っていた私に最強チングはあきらめません。なんとかしようとするのです。いつも思うのですが、片方がダメな時もう一人が必ずがんばる私たち。なぜか、二人ともが諦めることはないのです。いろんな意味で相性がいいんですね!そこで、もうひとがんばり。おまわりさんがいたのでCGVの場所を聞くと今度は丁寧に教えてくださりどうやら中へ。ところが広すぎてやっぱりどこだかわかりません。(後から考えると隣のビルの中をウロウロしていたみたいです)しばらく彷徨っていると通路の奥のほうからガヤガヤとした声が聞こえてきました。ふ~ッ!ここだ!みんないることいること!!!
今まで彷徨っていたところとは別世界が目の前に現れました。日本人もた~くさんいます。手には王子の写真!どうやら時間には間に合ったようですが、ハンドプリンティングの入場チケットを持っていない私たちは入ることはできません。会場はエスカレーターを上がっていかなければならずエスカレーターにのることさえ無理な私たち。この時点でかなりおくれを取っているので別ルートで上に行くすべすら考えられずしかたなく大勢の人の一番後ろで立って上の様子を伺っていました。この時点で私たち2人は全く王子を見る気を失い諦めムード一色。でも、明日写真展で姿は見れるんだからしょうがないね~と、いたって余裕。(ほんと、この頃はなんて謙虚だったんでしょう。一目見れたらそれで充分と思ってたんですから・・・)
そうこうしているうちに突然日本語で話しかけられました!見ると女優さん?!かと思えるぐらいきれいでスタイルがよくて顔が小さくてかわいくてロング真ん中分けストレートヘアーショッキングピンクジャケットのお姉さんが「上まで行きたいなら、映画館なので映画のチケットを買えばエスカレーターは上がれますよ!」と言ってくれたのです。!!!!!そうなんだ!!!!!そのあと、「日本語が上手ですね」と言うと日本に留学していたとのこと、そして、日本でとても親切にされたので何か助けになればと言ってくれました!!!そのあたりでお連れの男性登場。この人は普通でした。。。ちょっと、もし、彼女なら離しちゃダメよ!と心の中で言い(この男性も日本語ペラペラ ラッキー!)お話をしていると彼女、映画の割引券があるといい二人分はないけど買ってきてあげる!!!(なんていい人だァ・・・涙)こうして、エスカレーターにのって上に行くことができました。舞い上がっていたので名前を聞くこともなく、今でも悔やまれてなりません。二人、幸せになってるかな?もっとイケメンつかまえたかな?!
ところで、せっかくの幸運も私たちがエスカレーターを上っている時に聞こえた歓声とともに一瞬にして消え去ったのでした。。。その歓声は王子が入っていくところで上に到着した時には、もうすでに王子の姿はなく人々のどよめきと喜び合っている姿だけが残っていました。涙涙涙。。。ああ~ッ。一歩遅かったね。。。涙涙涙。。。と、そこにさっきのTV局のお兄ちゃん登場。「間に合わなかったんだ。。。今、僕、いりを撮ったから見せてあげる」と生々しい映像をかぶりつくようにみたのでした。え~ん(涙)みんなは見れたんだ~。いいなあ~。「じゃ、僕 これから中の取材、行ってくるから・・・」そこで、映画のチケットを持っていることを話すと「とりあえず、そこの館でやるから扉のとこまで入ってたら・・・」だよね~!中はチケットがないから入れないけど扉の外なら映画館の中なんだからいてもおこられないよね?!扉に耳でもつけてたら聞こえるかな?!かなりそれはそれで悲しいけど予定外なんだから文句は言えないよね。。。
私たちは映画館の中に映画チケットで入りました。どうやらそこは2階席の入り口らしく関係者たちの慌しい出入り。取材の人もすごい数がぞろぞろ入って行く姿を私たち2人はちょっとはなれたところからポツンと見ていました。こっそり入ろうにもしっかりチェックする人が立っていて無理です。。。そのうち、きっちり扉も閉められてしまいました。涙涙涙。。。通路にはなぜか私たち2人だけ。。。ほ~んと、だ~れもいなくなってしまいました。でも、音はやっぱり漏れてきました!!!すごい拍手が聞こえます。きっと王子の登場だ!この扉一枚むこうに生王子がいるのに~~~。。。と、そこに、先ほどから何度か出入りを繰り返している、こわもての全身黒ずくめのおじさんが私たちに近づいてくるではありませんか?「イルボン?」そしてVサイン(笑・二人か?)必死でうなずく私たち。「OK!」と中へ促すしぐさ!!!血の気が引くとはこのことです。でも、血なんて引いてる場合じゃあありません。おじさんの気の変わらないうちに体はあっという間に動いて扉の中に。
そして、見ました!!!逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて夢にまで見た人がそこにいました!!!(書いてて涙出てきた。。。)とはいっても、その情景はフィルムの中のようでもあり、あまり現実感のともなうものではありません。自分の感情についていくことができず呆然としていました。でも、そんなことをしている時間はありません。ひたすら見続けました。立ち上がってハンドプリンティングをしている時に記者にせがまれ、照れて体をよじる王子、手を拭いたタオルを客席になげる王子・・・これは現実だ!今、まさに、私は王子を見ている・・・。
少し冷静になってくると自分の周りも見え出します。なんと、私たちが入れてもらったのは2階の取材者席。皆さん、手にカメラを持ちバチバチ。隣では早速パソコンに取り込んで記事を送っていたりします(しっかり撮った写真も見せていただきました)日本では考えられないことでしょうが、ここは韓国。大勢の取材記者の中にアジュンマが二人いる光景を想像してみて下さい。そして、この二人、記者さんの動きが激しいためやたら移動しないといいポジションで見れないので動き回っています。それなのに、きっと、取材のジャマだろうに、私たちの横を通るときには「すいません(もちろん韓国語よ)」なんて言ってくれるのです。この時ばかりは韓国人のおおらかさに救われました!
よ~く見ると王子の向かって左側には「オールドボーイ」のチェ・ミンシクさん右側には「ミアネ~愛してる」でジソプさんと共演された女優さんもいました。ミンシクさんはただのこぶとりなオヤジだったし、ミアネ~の女優さんもかわいかったかな???ただ、ミンシクさんはじめ他の方たちにも気を使いながらの王子は大変そうでした。韓国語がわからないのですがミンシクさんの話はなんとなくいやな感じがして、王子もとても神妙でした。1階席のちゃんとチケットを手にいれて入った人たちの王子に対する騒ぎが大きければ大きいほど居心地が悪そうなところもありました。でも、そんなことがあってもほんとうに美しかった!光り輝いていました!!!
どのくらいの時間がたったのかわかりません。夢見心地の時間が過ぎていきました。王子たちが退場した後も私と最強ヨン友Kさんは自分達の経験した今の出来事が信じられず、どのようにホテルまで帰ったのかよく覚えていません。ただ、タクシーを待っている間に屋台のようなところのラジオから聞こえてきた演歌歌手?の声だけが今も耳に残っています。
この日の出来事はまず、Kさんが空港でギリギリまで銀行を粘ったこと
TV局のお兄ちゃんと一緒になったこと
使えないと判断されて空港で2人になったこと
ホテル玄関で走る3人組にあったこと
CGVであきらめず帰らなかったこと
日本語で話しかけられたこと(もう一度会ってお礼がいいたい!)
また、TV局のお兄ちゃんがおぼえててくれたこと
扉が閉まってもずっとそこにいたこと
こうして偶然が重なり必然になったのでした!
次の日は例のツアーA日程での参加。
この日は皆も王子に真近で逢える(・・・ツアーと勝手に皆思って疑っていませんでしたし韓国の添乗員さんたちも逢えるとほのめかしていました)と朝から浮き足立っていました。私たち2人はタナボタの次の日でもう余裕です(笑)どんどん写真展会場に人が集まってセレモニーを見るための場所を確保しだしました。ホテルは地下から吹き抜けになっているので1階ロビーでのセレモニーをどこで見るのが一番王子を長くみていられるか?と、考え、ロビーは取材や近くで見ようとする人でごった返すだろうから2階から見てはどうかということになりました。地下での写真展開催なので記者のみの取材は地下で行われその後、階段を上って王子が登場するはず。本当は正面からずっと見たいけれど地下から上がってきてセレモニーの間中、王子をみつづけ終わって降りていく王子が最後の最後まで見れるところは2階の王子の立ち位置の真後ろ!ここしかないね!どうせ、あとでもそばで会えるんだから(疑っていない私たち)・・・。そしてこの場所は大正解でした!
王子もぐるり1階2階3階と取り囲まれて見られているので大サービス。何度も振り返ってくれましたしぐるっとまわってもくれましたよ!昨日よりもっと晴れがましい王子を見てほんとうに幸せでした。
しかし、そのあと、あまりの混雑に予定を変更して王子が帰ってしまったため例の騒動が起こってしまったんですね。。。私たちは、それは、がっかりしたけれど昨日のことがあったので気持ちを切り替え(はやッ!)お土産を買いにロッテデパートへ。その後、オプションの夜の「ホテリアツアー」に、でかけ短い時間の中であらゆるD&Jスポットを堪能し、先ほどまでの落ち込んだ気分はどこえやら・・・。ジニョンになりきって帰ってきました!
そして、3日目いよいよ帰る日です。午後の便でしたので午前中ソウル市内「冬ソナ」の旅に出かけ中央高校(ここでピアノをちょこっと弾きました。あのピアノです)・ユジンの家・マルシアン・・・
マルシアンは急な坂を下りた駐車場まで入り(ユジンがミニョンさんに目が赤いと注意した場所)ミニョンさんを感じ、落ち葉をお土産に帰途につきました。
2日目に王子に目の前で逢うことはできなかったものの
私たち2人には充分すぎるぐらいてんこ盛りの3日間でした!
幸運にも2日間にわたって王子と私たちの時間が重なりました。
でも、どんなに見てもどこか幻のようなのです。
一度もあったことのない人も死ぬほどあったことがある人でも
たぶん、そんなにかわらないということです。
ただ、悲しいかな人間の欲望はきりがありません。
幻ではなかったんだとまた、確かめたくなるのです。。。
こうなったら結婚するしかないなあ・・・(笑)
・・・・・というのではなくて、いつまでも幻でいつづけてほしい
やっぱり謙虚に信じれば偶然は必然になるんですね!!!
あのハンドプリンティングの映像を私はPCにかじりついてみていましたよ・・・。
いわくつき写真展ツアーは仕事の関係上どうにもなりませんでしたが、
こうしてお話を読ませていただいて本当に感激です!!
ヨンジュニの迷惑を考えず、自分だけのことを考えて追いまわすアジュンマへの私の気持ちはかなりシビアです。
けどこうして謙虚にしていたhihiroさんのチングKさんのお話はほんとうにほっこりします。
ありがとうございました!!
hihiroさんの心の中にしまっていた大切な思い出、今読みながらウルウルしてしまいました。
幸せのおすそ分けをどうもありがとう!!!
やっぱり、偶然もあるかもしれないけど、お二人の最後まで諦めない執念がヨンジュンシに届いて導いてくれたんだと思いますヨン。
私もアリーナで見た超米粒のヨンヨンだって、未だに幻のようでありながら・・でもいつまで経っても鮮明に覚えているし。
・・・「ペ・ヨンジュン」という幻を追い続ける私達の飽くなき戦い(?)は永遠に続くのであった(笑)
いやあ、初日においしいことがあったので
あの「写真展ツアー」にたえられたかもしれません。
皆さん、王子が帰ってしまった時は呆然としていて
後から怒りが沸いてきたみたいです。
でも、だれも逢えるとは言ってなかったのですから
仕方ないんですが
あまりにも料金設定がそれらしかったのと、前の日から逢えるモードが全開だったのも怒りにつながったかもしれません。。。
これ以来、ツアーに関してはかなりよ~く考えるようにしています。
もう、ツアーよりも勝手に行くしね!!!
また、こんなタナボタ起こらないかと心待ちにしていますが、無理かもね。。。
<「ペ・ヨンジュン」という幻を追い続ける私達の飽くなき戦い(?)は永遠に続くのであった>
続きです。
ほんとうに幻を追い続ける戦いは永遠なのよね。
きりがありません。。。でも、いろいろ反省中です。
たったぺ・ヨンジュンはひとりだものね。
こんなにみんなから思われててうれしいけど
きっと想像を絶する大変さだと思う。
自分ひとりぐらい・・・の気持ちを考え直し中。。。
冬のソナタを観ながら・・・
母は楽しそうに朗読していましたよ
金曜日にお会いできることを楽しみにしているようです
また、機会があったらにに遊びに来てくださいね
お待ちしておりまーーす
コースの料理僕も食べたーい
こんなに若くてイケメンならいつでも大歓迎よ!
お母さんはいつも元気で明るくて楽しくてほんとうに長いおつきあいでうれしいです。
お邪魔するたびに
ヒロくんにも会えて迎えにもきてもらったりと、いろいろありがとね!
また、たまにはお母さんにみせてあげていただけるとうれしいです。
そして1度といわずヒロ君もあそびにきてね
そして彼女によろしく~