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ペ・ヨンジュンの本「韓国の美をたどる旅」を
紹介しているキョボ文庫のサイトに書かれていた内容をお友達が訳してくれました。(いつもありがと!
)
俳優として一人の人間として、やっぱり王子は素敵だぁ~
この本を手にするのがとっても楽しみになってきました!
本の紹介
ペ・ヨンジュン、韓国の美をのぞく!
普段は私生活をあまり出さない彼が伝える未熟だけど真面目でひたむきな旅の記録。
ペ・ヨンジュンの人物エッセイ「韓国の美をたどる旅」 韓国の観光地を訪れるだけにとどまらず、”文化”、”芸術”、”伝統”というテーマをより知るために旅行に出たペ・ヨンジュンの話が広がる。ペ・ヨンジュンは韓国の美を探す為に、旅行を企画し13種類のテーマを決めて、三日から長い時は一週間余り滞在し体験した話を謙虚な姿勢で伝える。又、ペ・ヨンジュンの気さくな様子が収まった生き生きとした写真が収録された。
この本は総6章に分けられペ・ヨンジュンが探し出した韓国の話を繰り広げる。1章には文化の根幹をなす衣食住を探求し、2章にはペ・ヨンジュンが直接、茶、陶磁器などの匠達のもとに滞在し探索した体験と経験を収めた。3章は黄龍寺跡、弥勒寺跡など、歴史を大切に保管している空間を眺めて、消えていくものの美しさについて論じる。4章は文化遺産の中から見つけた秘話を紹介する。
5章は旅行を通じてペ・ヨンジュンが感じた人生の話を伝える。最後に、6章は旅を整理するペ・ヨンジュンの切ないエピソードを披露する。この本はペ・ヨンジュンが韓国文化に近づく姿を通して我が国の文化の美を感じ探ることができる本だ。又、よく知られていなかったペ・ヨンジュンの写真作家の一面を見せる風景写真と出会える。
目次
推薦の辞
イ・オリョン 初代文化部長官
パク・ドンチュン 東アジア茶文化研究所長
チェ・グァンシk 国立中央博物館長
プロローグ
泊まる
家庭食
キムチ
韓服と暮らし
旅立つ
漆
寺院スティ
茶
陶磁器
消える
黄龍寺跡
弥勒寺跡
思索する
ハングルと世宗大王
慶福宮と天象列次分野之図
国立中央博物館
戻る
酒と風流
韓屋
再び旅立つ
風景
推薦の辞
チョン・ヨンボク 岩山漆芸美術館長
吉祥寺 チョンリム僧侶
イ・ヒョジェ 韓服デザイナー
エピローグ
ルート (経路)
ソウル特別市
慶尚北道
京畿道、江原道
全羅南道
本の中から
私はたとえ他の宗教を信じていても、韓国の寺院がその長い歳月の間にどのようにして数多くの文化財を輩出し共同体を維持出来たのか、ずっと気になっていた。事実、韓国の文化から仏教的色彩を除外すると言うことは核心部分を除いただけで論じるのと同じだと思ってきた。
人情という言葉がある。いくら有能でしっかりして合理的でも、人に配慮する人情が足りなければ、私たちの社会では人間味のない人として評価される。ある時はこの人情主義が韓国社会を滅ぼすという場合もあるが、私は、それは人情を間違って活用しているために生じる誤解だと思う。人は誰にでも望みがある。私が望み、君が望むことがあるなら、それを”お互いに与えよう”という対等に認めあうこと、主にはっきりと明快に迷いなく与えようということ、、、それが人情ではないのか。その人情が衣食住に広く通じているという事が、私たちの文化の特徴の一つではないのかと漠然と思っている。
私の場合は一人でも同志がいる、一緒に飲むお茶を好む。一人で飲む時はそんなに大変な労力と誠意を込めなくても、ちゃんと飲める方だが、私の隣に誰か一人でもいると、もっと真心を込めてお茶の味と香りを伝えたくなる。私は”一人で飲むお茶は瞑想が出来て、二人が飲むお茶は意思疎通が出来るし、三人が飲むお茶は共感帯を作ることが出来、四人が飲むお茶は和合が出来る”と思う。
文化とは難しく面白くないものではない。それならあれだけ無数のドラマと映画の素材として登場しないはずだ。三国文化と違うとされる鉄器文化を持っていた伽倻や、アジアからヨーロッパに繋がる数多くの話が秘められているシルクロードの文化に多くの関心を持つ人と会えば、楽しくて一時間でも、二時間でもおしゃべりできるように思う。
面倒なことがあっても、つらいことがあっても、湯気がほかほか立つ食卓に向かい合って一緒に座ると、日常の心配や気がかりは煙のように消えて行った。打ち勝つ力が出るようになった。布団をひっかぶって全身で怒りを表現していても、ひたすら”ご飯を食べて又、寝ろ”だった。食事を抜くなと言う母の教えだった。それが食卓の不思議な力だったことを思い出す。
ニューヨークの高層ビルに韓屋を建てたい。誰かが”それって可能かな?”と疑問を呈したが、私は不可能な事ではないと思う。上にばかりそびえ、自然の摂理に反する摩天楼がぎっしり詰まっているニューヨークにとても粋に暮らして休める私たちの家”韓屋”が陣取るなら、どんなに素敵なことか。最近になって、高層ビルの屋上を空中庭園にするところがすごく増えた。そのように、ビルの屋上に韓屋が一棟建てられれば、都市の索漠としたスカイラインにアクセントが備えられるように思う。
―本文中から抜粋
出版社書評
ペ・ヨンジュンが韓国の津々浦々をかけずり回った理由 "未熟だが真剣にやりたかった旅行の記録”
”韓国の観光地でおすすめはどこか”という外国記者の質問にさっと答えられなかった恥ずかしい思い出から始めた俳優、ペ・ヨンジュンの旅。
単純に有名な旅行地を回り、韓国で一番気に入った場所はどこかと探すだけに終わらせたくなかったペ・ヨンジュンの選択は他でもない"文化”、”芸術”、”伝統”というテーマと編纂し、これをさらに理解するための旅行に旅立つこと。
13種類の各々ちがうテーマを持つ所を直接、訪ねて匠達と出会うことでその答えを探した。彼らとの出会いだけでも多くの感化を受けるはずなのに、彼はそれで終わらなかった。本人が体験してこそ、さらにきちんと理解できると考えて、全てのテーマを直接、試して体と心で身につけた。ここでもう一段階進み、匠が伝える話を無条件に受け入れるというよりも熟成過程を経て自分だけのものを作り出す過程まで現し、テーマを学ぶ全過程をよく表している。現状だけを伝えるどんな他の文化テーマの本よりも意義あるという評だ。
ひょっとして、この旅行は単純な紀行記ではない一編の”私たちの文化の学習記”というのが、もっと正確な表現に成るかも知れない。
韓国人の共感を呼び起こす13種類のテーマ
本を企画する瞬間からペ・ヨンジュンの汗の滴が落ちないところはなく、一層,意義ある本<韓国の美をたどる旅ーペ・ヨンジュン>
本の中の伝統文化13種類のカテゴリーは、彼が普段、関心がありじっと見つめてきた事をテーマとして構成されている。韓流の中心にいる俳優として、多様な文化に接したペ・ヨンジュンが選定した我が文化のカテゴリー13種類はむしろ、その鋭い視線が及んでいて普遍的な韓国人なら誰もが共感出来るほどの素材たちだ。
”キムチの漬け込み”、”家庭食”、”茶”のように私たちが平素、身近に感じているもの達を再発見、再認識出来るように促すテーマがあり”漆、”陶磁器”、”韓屋”など、知りたいが難しいと思っていたものに対して、気軽に近づけるように助言するテーマもある。”慶福宮”、”国立中央博物館””寺院スティ=テンプルステイ”などのテーマを通じては、我が文化の神髄をなすものに対する畏敬と断想を読み取る事が出来るし、"韓服と暮らし”、”酒と風流”などでは、韓国文化特有のユーモアと素朴さ、そして、人生の知恵などが垣間見られる。
12名の名人、匠と交わした対談
旅行を企画し13種類のテーマを決めた瞬間から資料調査と勉強にかかり切ったペ・ヨンジュン。
資料調査の過程で自然と出てきた伝統文化の名人、匠に直接、連絡を取り取材の許可をもらった。貴重な時間を割いてくれた匠達に迷惑を掛けないだろうか、誰よりも熱心に勉強して彼らの前に立ったときも、表面だけのざっとした質問を投げかけるよりも、さらに一歩踏み込んだ本質に近い質問で匠達を驚かせたりもした。
特に、一日や二日程度の短い観察だけして旅発つ旅行ではなく、短くて3日、長くて一週間あまり、そこに滞在しテーマが持つ全過程を軽くても一度、自ら体験する時間を持った。そんな過程で彼は一人のトップスターではない文化を学びたいという学生の姿勢に戻って、スポンジのような心で深くその精神を吸収していく姿がうかがえる。
田舎の山の中で、野生茶畑を育てる名もない農夫や田舎料理をこしらえてくれる農婦から名前だけ告げると皆が知っている名人達まで、我が文化を学べるのなら誰でも差別しないで粛然として控え目な姿勢で学びに臨んだペ・ヨンジュンの姿が新しく迫ってくる。
躍動感あふれる写真と普段の生活をあまり出さないトップスターの真率さ。
日本と韓国を行き来するトップスターとして普段の生活を全く見せないペ・ヨンジュンの真率な姿も本の中で出会う事が出来る。ヘヤーとメイクアップ、そして、スタイリングに覆われた俳優やスターとしての彼の姿ではなく、旅行して学びやすい手軽な服装をした彼の気さくな姿が、今回の本の価値をさらに輝かせる。本文中、ところどころで見ることが出来るスタッフ達との会話や家族、知り合い等知人に対する話が人間、ペ・ヨンジュンとしての暖かくて度量の大きい様相を見つけ出すことが出来て、又違う面白さをくれる。
知られていない彼の趣味の一つである”写真を撮ること”もこの本を編集するに大きな力となった。本の中に掲載された風景写真は全て彼が写したものとして目を留めるほどのものだ。文化芸術人士として彼が持つ鋭い視覚と豊富な感性が垣間見える部分だ。
結果よりは方法を教える本
<韓国の美をたどる旅ーペ・ヨンジュン>は我々の文化に対して、根掘り葉掘り伝えてくれる事実に執着した文化教科書にしたいというよりは、ペ・ヨンジュンが文化に近づく姿を通して、普通の韓国人達がどのようにこれに近づけるのかを教えてくれる方法の一例を知らせる本だ。
本を読んだ後、我が文化の美しさを感じた読者ならば、ペ・ヨンジュンの例を通して、誰もが自分だけの方法で又、違う旅行を企画してみることが出来る。本の後ろに参考として作った”Route(経路)”チャプターには、ペ・ヨンジュンが旅行に発った経路と一緒に、近辺で体験したり楽しめる場所を別に表記してあり、読者達も十分に良い経験が出来るように手助けしている。
「私を愛してくれる家族達(ファン達)一人一人と同じく、私も又、人生が今もなお、手に余って気になる一人の人間に過ぎない。私の心の中に何か懐かしむものが消え失せるなら、それはどれほど索漠とした人生でしかないのかということを、最近、特に痛切に感じる。私はそれを文化の中で、そして、人の中で、心の中で探したかった。この本が韓国文化を決して代表するものではない。むしろ間違って伝えることになるという怖さもある。ただ、この本はそれを求める初心者として、私の未熟だが真剣でありたかった旅行の記録だけであると理解してくれればと思う」
<おまけ>これはなんだろ?
紹介しているキョボ文庫のサイトに書かれていた内容をお友達が訳してくれました。(いつもありがと!
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俳優として一人の人間として、やっぱり王子は素敵だぁ~
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この本を手にするのがとっても楽しみになってきました!
本の紹介
ペ・ヨンジュン、韓国の美をのぞく!
普段は私生活をあまり出さない彼が伝える未熟だけど真面目でひたむきな旅の記録。
ペ・ヨンジュンの人物エッセイ「韓国の美をたどる旅」 韓国の観光地を訪れるだけにとどまらず、”文化”、”芸術”、”伝統”というテーマをより知るために旅行に出たペ・ヨンジュンの話が広がる。ペ・ヨンジュンは韓国の美を探す為に、旅行を企画し13種類のテーマを決めて、三日から長い時は一週間余り滞在し体験した話を謙虚な姿勢で伝える。又、ペ・ヨンジュンの気さくな様子が収まった生き生きとした写真が収録された。
この本は総6章に分けられペ・ヨンジュンが探し出した韓国の話を繰り広げる。1章には文化の根幹をなす衣食住を探求し、2章にはペ・ヨンジュンが直接、茶、陶磁器などの匠達のもとに滞在し探索した体験と経験を収めた。3章は黄龍寺跡、弥勒寺跡など、歴史を大切に保管している空間を眺めて、消えていくものの美しさについて論じる。4章は文化遺産の中から見つけた秘話を紹介する。
5章は旅行を通じてペ・ヨンジュンが感じた人生の話を伝える。最後に、6章は旅を整理するペ・ヨンジュンの切ないエピソードを披露する。この本はペ・ヨンジュンが韓国文化に近づく姿を通して我が国の文化の美を感じ探ることができる本だ。又、よく知られていなかったペ・ヨンジュンの写真作家の一面を見せる風景写真と出会える。
目次
推薦の辞
イ・オリョン 初代文化部長官
パク・ドンチュン 東アジア茶文化研究所長
チェ・グァンシk 国立中央博物館長
プロローグ
泊まる
家庭食
キムチ
韓服と暮らし
旅立つ
漆
寺院スティ
茶
陶磁器
消える
黄龍寺跡
弥勒寺跡
思索する
ハングルと世宗大王
慶福宮と天象列次分野之図
国立中央博物館
戻る
酒と風流
韓屋
再び旅立つ
風景
推薦の辞
チョン・ヨンボク 岩山漆芸美術館長
吉祥寺 チョンリム僧侶
イ・ヒョジェ 韓服デザイナー
エピローグ
ルート (経路)
ソウル特別市
慶尚北道
京畿道、江原道
全羅南道
本の中から
私はたとえ他の宗教を信じていても、韓国の寺院がその長い歳月の間にどのようにして数多くの文化財を輩出し共同体を維持出来たのか、ずっと気になっていた。事実、韓国の文化から仏教的色彩を除外すると言うことは核心部分を除いただけで論じるのと同じだと思ってきた。
人情という言葉がある。いくら有能でしっかりして合理的でも、人に配慮する人情が足りなければ、私たちの社会では人間味のない人として評価される。ある時はこの人情主義が韓国社会を滅ぼすという場合もあるが、私は、それは人情を間違って活用しているために生じる誤解だと思う。人は誰にでも望みがある。私が望み、君が望むことがあるなら、それを”お互いに与えよう”という対等に認めあうこと、主にはっきりと明快に迷いなく与えようということ、、、それが人情ではないのか。その人情が衣食住に広く通じているという事が、私たちの文化の特徴の一つではないのかと漠然と思っている。
私の場合は一人でも同志がいる、一緒に飲むお茶を好む。一人で飲む時はそんなに大変な労力と誠意を込めなくても、ちゃんと飲める方だが、私の隣に誰か一人でもいると、もっと真心を込めてお茶の味と香りを伝えたくなる。私は”一人で飲むお茶は瞑想が出来て、二人が飲むお茶は意思疎通が出来るし、三人が飲むお茶は共感帯を作ることが出来、四人が飲むお茶は和合が出来る”と思う。
文化とは難しく面白くないものではない。それならあれだけ無数のドラマと映画の素材として登場しないはずだ。三国文化と違うとされる鉄器文化を持っていた伽倻や、アジアからヨーロッパに繋がる数多くの話が秘められているシルクロードの文化に多くの関心を持つ人と会えば、楽しくて一時間でも、二時間でもおしゃべりできるように思う。
面倒なことがあっても、つらいことがあっても、湯気がほかほか立つ食卓に向かい合って一緒に座ると、日常の心配や気がかりは煙のように消えて行った。打ち勝つ力が出るようになった。布団をひっかぶって全身で怒りを表現していても、ひたすら”ご飯を食べて又、寝ろ”だった。食事を抜くなと言う母の教えだった。それが食卓の不思議な力だったことを思い出す。
ニューヨークの高層ビルに韓屋を建てたい。誰かが”それって可能かな?”と疑問を呈したが、私は不可能な事ではないと思う。上にばかりそびえ、自然の摂理に反する摩天楼がぎっしり詰まっているニューヨークにとても粋に暮らして休める私たちの家”韓屋”が陣取るなら、どんなに素敵なことか。最近になって、高層ビルの屋上を空中庭園にするところがすごく増えた。そのように、ビルの屋上に韓屋が一棟建てられれば、都市の索漠としたスカイラインにアクセントが備えられるように思う。
―本文中から抜粋
出版社書評
ペ・ヨンジュンが韓国の津々浦々をかけずり回った理由 "未熟だが真剣にやりたかった旅行の記録”
”韓国の観光地でおすすめはどこか”という外国記者の質問にさっと答えられなかった恥ずかしい思い出から始めた俳優、ペ・ヨンジュンの旅。
単純に有名な旅行地を回り、韓国で一番気に入った場所はどこかと探すだけに終わらせたくなかったペ・ヨンジュンの選択は他でもない"文化”、”芸術”、”伝統”というテーマと編纂し、これをさらに理解するための旅行に旅立つこと。
13種類の各々ちがうテーマを持つ所を直接、訪ねて匠達と出会うことでその答えを探した。彼らとの出会いだけでも多くの感化を受けるはずなのに、彼はそれで終わらなかった。本人が体験してこそ、さらにきちんと理解できると考えて、全てのテーマを直接、試して体と心で身につけた。ここでもう一段階進み、匠が伝える話を無条件に受け入れるというよりも熟成過程を経て自分だけのものを作り出す過程まで現し、テーマを学ぶ全過程をよく表している。現状だけを伝えるどんな他の文化テーマの本よりも意義あるという評だ。
ひょっとして、この旅行は単純な紀行記ではない一編の”私たちの文化の学習記”というのが、もっと正確な表現に成るかも知れない。
韓国人の共感を呼び起こす13種類のテーマ
本を企画する瞬間からペ・ヨンジュンの汗の滴が落ちないところはなく、一層,意義ある本<韓国の美をたどる旅ーペ・ヨンジュン>
本の中の伝統文化13種類のカテゴリーは、彼が普段、関心がありじっと見つめてきた事をテーマとして構成されている。韓流の中心にいる俳優として、多様な文化に接したペ・ヨンジュンが選定した我が文化のカテゴリー13種類はむしろ、その鋭い視線が及んでいて普遍的な韓国人なら誰もが共感出来るほどの素材たちだ。
”キムチの漬け込み”、”家庭食”、”茶”のように私たちが平素、身近に感じているもの達を再発見、再認識出来るように促すテーマがあり”漆、”陶磁器”、”韓屋”など、知りたいが難しいと思っていたものに対して、気軽に近づけるように助言するテーマもある。”慶福宮”、”国立中央博物館””寺院スティ=テンプルステイ”などのテーマを通じては、我が文化の神髄をなすものに対する畏敬と断想を読み取る事が出来るし、"韓服と暮らし”、”酒と風流”などでは、韓国文化特有のユーモアと素朴さ、そして、人生の知恵などが垣間見られる。
12名の名人、匠と交わした対談
旅行を企画し13種類のテーマを決めた瞬間から資料調査と勉強にかかり切ったペ・ヨンジュン。
資料調査の過程で自然と出てきた伝統文化の名人、匠に直接、連絡を取り取材の許可をもらった。貴重な時間を割いてくれた匠達に迷惑を掛けないだろうか、誰よりも熱心に勉強して彼らの前に立ったときも、表面だけのざっとした質問を投げかけるよりも、さらに一歩踏み込んだ本質に近い質問で匠達を驚かせたりもした。
特に、一日や二日程度の短い観察だけして旅発つ旅行ではなく、短くて3日、長くて一週間あまり、そこに滞在しテーマが持つ全過程を軽くても一度、自ら体験する時間を持った。そんな過程で彼は一人のトップスターではない文化を学びたいという学生の姿勢に戻って、スポンジのような心で深くその精神を吸収していく姿がうかがえる。
田舎の山の中で、野生茶畑を育てる名もない農夫や田舎料理をこしらえてくれる農婦から名前だけ告げると皆が知っている名人達まで、我が文化を学べるのなら誰でも差別しないで粛然として控え目な姿勢で学びに臨んだペ・ヨンジュンの姿が新しく迫ってくる。
躍動感あふれる写真と普段の生活をあまり出さないトップスターの真率さ。
日本と韓国を行き来するトップスターとして普段の生活を全く見せないペ・ヨンジュンの真率な姿も本の中で出会う事が出来る。ヘヤーとメイクアップ、そして、スタイリングに覆われた俳優やスターとしての彼の姿ではなく、旅行して学びやすい手軽な服装をした彼の気さくな姿が、今回の本の価値をさらに輝かせる。本文中、ところどころで見ることが出来るスタッフ達との会話や家族、知り合い等知人に対する話が人間、ペ・ヨンジュンとしての暖かくて度量の大きい様相を見つけ出すことが出来て、又違う面白さをくれる。
知られていない彼の趣味の一つである”写真を撮ること”もこの本を編集するに大きな力となった。本の中に掲載された風景写真は全て彼が写したものとして目を留めるほどのものだ。文化芸術人士として彼が持つ鋭い視覚と豊富な感性が垣間見える部分だ。
結果よりは方法を教える本
<韓国の美をたどる旅ーペ・ヨンジュン>は我々の文化に対して、根掘り葉掘り伝えてくれる事実に執着した文化教科書にしたいというよりは、ペ・ヨンジュンが文化に近づく姿を通して、普通の韓国人達がどのようにこれに近づけるのかを教えてくれる方法の一例を知らせる本だ。
本を読んだ後、我が文化の美しさを感じた読者ならば、ペ・ヨンジュンの例を通して、誰もが自分だけの方法で又、違う旅行を企画してみることが出来る。本の後ろに参考として作った”Route(経路)”チャプターには、ペ・ヨンジュンが旅行に発った経路と一緒に、近辺で体験したり楽しめる場所を別に表記してあり、読者達も十分に良い経験が出来るように手助けしている。
「私を愛してくれる家族達(ファン達)一人一人と同じく、私も又、人生が今もなお、手に余って気になる一人の人間に過ぎない。私の心の中に何か懐かしむものが消え失せるなら、それはどれほど索漠とした人生でしかないのかということを、最近、特に痛切に感じる。私はそれを文化の中で、そして、人の中で、心の中で探したかった。この本が韓国文化を決して代表するものではない。むしろ間違って伝えることになるという怖さもある。ただ、この本はそれを求める初心者として、私の未熟だが真剣でありたかった旅行の記録だけであると理解してくれればと思う」
<おまけ>これはなんだろ?
いやー!我らがペヨンジュン!うまいこと言うわあ~♪
ただ二人で飲んでも意思疎通できないものはできないのよ(笑)誰とは言いませんが(爆)
お元気ですか?
なんか、yukienさん、すごくいいお席ですね!
わたしはまだ、わからないのでお楽しみ中です。
<ただ二人で飲んでも意思疎通できないものはできないのよ(笑)誰とは言いませんが(爆)>
彼の言ってることはプラス面ばかり。実際結婚したらこの言葉もかわるかもね(笑)
<まともな書評でヨンジュンよかったね本当によかった >
韓国でもこの本がきちんと受け入れられようとしているんですね。
ああ~、ますます俳優は遠のくのか(涙)
この本、本当は、旅に持ち歩けるような本を
想像していた私は、A4版という大きさに、
ちょっと悲しかったのですが、
内容も、出来栄えも、韓国での評価も、
とても良さそうなので、うちに到着して、
手に取るのが、大変楽しみになってきました。
ヨンジュンssiなら、いずれ本当に、
摩天楼のビルの屋上に、韓屋を建てるかも、ですね。
30日の「韓国の美をたどる旅」イベントは、
きっと眠くなるのでは、
内容を少し齧れた気がして、これまた楽しみに
なってきましたヨ~ン。
ありがとうございます。
チケットを手にし、TV
風邪など引かないように、イベントの日を
迎えたいですね。
サンヒョク様のお風邪は、良くなられましたか
<この本、本当は、旅に持ち歩けるような本を
想像していた私は、A4版という大きさに>
今回はお値段の割には立派そうな本ですよね?!このおススメ文を読むとほんとうに手にするのが楽しみになってきますね!
<摩天楼のビルの屋上に、韓屋を建てるかも>
そのうち、自社ビルたてて作っちゃうかもですね(汗)
<チケットを手にし、TVにさかんに彼が映り始めたら、だんだん気分が盛り上がってきましたね。風邪など引かないように、イベントの日を迎えたいですね>
そうなんですよ!チケットを手にすると実感しますね!なんとなく周りがざわついて(・・・って勝手にざわついてるんですけど…爆)盛り上がってます!
あとは体調管理。
そして、インフルエンザ予防。
ドーム5万人がマスクしてたら王子、ビビるかも(爆)