人生はいつもちょっとだけ間に合わない…「歩いても歩いても」

　「歩いても歩いても」を
　観て来ました。

　大阪では昨日の土曜日からですが

　東京ではすでに公開されていて

　この作品をみたちぇりんが大絶賛でした！

　すでに2回見ていてまだ行くそうです。


　＜ちぇりんがあるところに書いたものです＞

　『歩いても歩いても』（2回目）を観た。

　二回観てもやはりすてきな映画だ。

　これは間違いなく「こころの一本」になっており、

　おそらく楽日前にもう一度は観るだろう。

　二回目に観て初めて気づくこともあり、

　やはり一回目にしか味わえないこともあり、

　ともかくすばらしい映画なのです・・・

　　　　　　・・・

　前回この映画を観たときは

　「夏休みは家族と温泉にいこう！」とおもった。

　会社の人に「親を温泉にさそってみちゃいましたよ～」といったら

　「それは”誘い”ぢゃなくて”たかり”ってゆうんだよ」と教えてくれた。

　”誘い”でも”たかり”でもみんなしあわせなのでよし！・・・


　いつもあまり感情を表さないちぇりんがこれほど薦める映画なので

　どんなものか覗いてみたくなりました。

　大阪公開2日目最初の回・・・完売立ち見あり。

　夏の一日に集まった家族の風景が映し出されるのですが

　いやあ、これがどこにでもある家族の一日なのに怖いですぞ。

　怖いという表現は適切ではないかもしれませんが・・・

　怖くてせつない。

　そして、すべてが懐かしかったです。

　ゴンチチのメロディーも哀しくてあたたかい。

　こんなすばらしい作品が単館上映なんて信じられないけれど
　そこがまたいいのかもしれませんね。

　こんなツボだらけの映画をこんなにさりげなく、こびることなく作れる
　是枝監督は、ほんとすごいですね。

　ただ後半、少し作品が縮小する気がしたのが唯一残念だったところ。
　（これは前半、にぎやかだからかもしれません）

　そして「歩いても歩いても」の指し示すものがまたびっくりなので
　（そうくるのね！ってこれも怖いの・・・笑）
　ぜひぜひ、お楽しみに！

　おススメ度☆

　





　本日のおススメ