鴨か真鯛か。淡麗2枚看板の「麺堂にしき」
都営新宿線・小川町駅より徒歩3分。ビクトリア本店そばの路地裏に2020年3月13日にオープンした「麺堂にしき」へ。白木のカウンターが眩しい店内はカウンターのみ12席。ラーメンは「鴨だし醤油」と「鯛だし塩」の2枚看板で、飯モノに月見鴨そぼろ丼、鯛ほぐしごはんを用意している。今回は「鴨だし醤油ラーメン」を特製で注文した。
待つこと3分ほどで、白い切立丼に醤油清湯の黒が映える綺麗な一杯が到着した。鴨の旨味と甘味をしっかり感じる出汁に、酸味なくコクのある醤油のカエシを合わせている。鶏油はしっかりと効いているが、どこか日本蕎麦のようなアッサリさもある旨いスープだ。そこにサッポロ製麺の全粒粉入りで緩く縮れた中細麺が泳ぐ。
特製を注文するとレアな鴨チャーシューが5枚。スープで徐々に熱が加わるので、レア目がお好きな方は早めに食べると良いだろう。ほか具材は黄身がホクホクの玉子、穂先メンマ、海苔、カイワレ、白髪ネギ。卓上には黒胡椒、山椒、七味があるのでお好みで。次回は「鯛だし塩ラーメン」に飯モノを付けて啜ってみたいところだ。
<店舗データ>
【店名】 麺堂にしき
【住所】 東京都千代田区神田小川町3-2-41
【最寄】 都営新宿線「小川町駅」徒歩3分