「自家製熟成麺 吉岡」がリニューアル
JR山手線・田端駅の北口から歩いて5分ほど。田端ふれあい橋を渡って歩道橋を北側へ降りた先、駅下仲通りから一本入った路地に2024年10月3日にオープンした「トーキョーラーメン 麺と夢」へ。2017年11月からこの場所で営業してきた「自家製熟成麺 吉岡」が閉店し、メニューも屋号も刷新してリニューアルオープンした形だ。
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「吉岡」と同じ内装の店内はカウンターに5席とテーブルに8席の計13席。麺メニューは鶏+アサリの清湯「中華蕎麦」、鶏+豚の白湯「濃厚トリトン」、そして「トリトンつけ麺」を用意。今後、限定メニューも提供する予定のようだ。それぞれチャーシュー、うずら5個、味玉、海苔、メンマ、ネギを追加トッピング可能である。
また土鍋炊きご飯、牛すじめしといった飯モノもあり、ビールなどを引っかけることも出来る。今回は白湯の「特製トリトン(1200円)」を注文した。着丼までは待つこと7分ほど。海苔4枚は別皿での提供となる。スープは粘度はさほど高くなくサラリとしているが、しっかりと豚骨と鶏ガラの旨味が抽出されていて良い味だ。
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カエシの塩味は強過ぎず。その分、動物系出汁の味をストレートに感じられる。そこに合わせるのはプツっとした歯切れの良さが特徴的な中太ストレート麺。ワシっと噛み応えがあり、意外だがスープとの相性は悪くない。ボリューム感もあって食べ応え十分だ。チャーシューは大判でしなやかな豚肩ロース肉が2枚乗る。
薄切りではあるが肉の旨味をしっかり味わえる。海苔のほかトッピングには黄身がトロリとした味玉、うずら1つ、シャキっとした小松菜、刻みネギが。卓上には一味と胡椒があるのでお好みで。さすが人気店だった「吉岡」の後継店だ。最後まで美味しく頂いた。次回は貝出汁を使っているという清湯の「中華蕎麦」を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 トーキョーラーメン 麺と夢
【住所】 東京都北区東田端2-9-1
【最寄】 JR山手線「田端駅」東口徒歩5分