© 産経新聞 提供 アシアナ航空が関空ー仁川便に導入したA350-900型機。ただ、THAAD禍で韓国の航空交通量増加率は鈍化傾向だという=関西国際空港
今年1〜6月(上半期)に韓国の航空路を利用した航空機は約37万便で、前年同期比4.9%増で1〜6月としては8年連続で過去最高を更新したという。しかし、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に対する中国の報復で訪韓中国人客が激減する中、増加率は鈍化傾向にあり、訪韓客も5、6月と2カ月連続で100万人を下回るという状況だ。それでも一部韓国メディアによると、夏休みで日本や東南アジアなどへの短距離の航空需要が伸びる傾向にあり、当分は航空交通量が増えると見込まれると、韓国国土交通部は楽観的なのだ。
中国路線需要減で一部空港に影響
韓国国土交通部は7月26日、今年1〜6月の上半期に韓国の航空路を利用した航空機(航空交通量)は37万3690便で、前年同期比4.9%増加したと発表した。聯合ニュース(日本語電子版)など複数の韓国メディアが報じている。1〜6月としては8年連続で過去最高を更新し、1日平均2065便となったという。
綺麗 ですねー